【リブリオエッセイ】筆名を変えると人生が変わる(実はこうだった〜しおんの起源)
▼2024年8月 ふみサロ課題本
「本を出そう、本を出そう、出したらどうなった?」
城村典子(みらいパブリッシング)
▼本文
筆名を変えると人生が変わる(しおんの起源)
中学時代に大好きだった曲があった。沢田聖子の「シオン」という曲である。どうして、この曲が好きだったのか? 改めて聴き返してみた。歌詞の内容が中学時代の心情と見事に重なり合っていたのが原因だった。大学時代に大好きだった曲があった。松岡直也の「シオンウェルカム」という曲である。何故、この曲が好きだったのか? 感覚的な理由なので明確には答えられないが、ただただこの曲の曲調やリズムが大好きだったのである。
時は流れ、2019年。そろそろ第一詩集の出版をしたいと思いたった私は、今とは違う別ペンネームを用い、○芸社のコンテストへと応募した。結果は落選。自費出版を勧められるようになった。担当編集が付いて見積書まで送られてくるようになったが、どうしても私には担当が自作を理解してくれるような人のようには思えなかった。結果、Kindleで出す事に決め、◯芸社とは訣別したのだったが、この時、私は落ちたペンネームではなく、改めて新ペンネームに作り替える決意をしたのであった。そして、その時産まれた新しいペンネームこそ「横須賀しおん」という現在に繋がるペンネームだったのだ。
このペンネームは私に人生の転機ともなる著者人生をもたらした。”シオン”はエルサレムの古い別称である。名は体を表す。私は自分史を掘り続けているうちに、いつしか自身だけではなく、忘れさられた遠い日本の過去の記憶までをも同時に掘り起こし始めるよう自己変革を始めたのだ。私の本名は「朋(仲間)」という漢字と、「和(やまと、日本)」という漢字の、2文字から構成されている。徳島県にUターンしてから以降は、周りには古(いにしえ)の倭(日本に変わる前の国号)を探ろうとしている仲間がたくさんいる。言霊が真実の生き方を目覚めさせ、真我に気付いていく人生も十分有り得るのではないだろうか?
出版に関する夢が現在暗礁に乗り上げているような方達に対しては、私は強くペンネームによる改運(開運)、イメージチェンジをオススメしたいと思っている。
▼今回の作品の執筆意図
私は、これまで本名での出版を考えた事は一度もありません。何故なら「夏目漱石」「太宰治」「三島由紀夫」……これらが全てペンネームである事を子供の頃から知っており、自分が出版する時も必ずペンネームで出版しようと、昔から思っていたからです。
ビジネスの分野でも例外では有りません。意外と、その方の本名だと思っていたお名前が、実はビジネスネームだったと、後から気付く事も少なくありません。
なので、出版を考えているにも関わらず、現状、思うように出版に関する行動、行為が追いついていない……そのような方に向けて有益となるような文章を書いてみたいと思い、今回の内容でのエッセイにチャレンジしてみる事にしました。
※追記……私は14歳で作曲を始めた時、芸名を作り、その名前でアーティストになったつもりで曲を作りはじめました。なので、私には、もともと、変身願望があったのです。
▼エッセイの流れ
①「起・興味」
自分でも上手く説明できないような理由で、昔から「シオン」という言葉が大好きだった。そして、その起源は、元を辿れば、私の音楽好きから全てが始まっていた。
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②「承・納得」
落選してボツにしたペンネームは現在使用している「横須賀しおん」とは全く似ていない「宇宙」や「月」をイメージしたペンネームだったような記憶がある。(正確には忘れた……)
インスピレーションで降りてきたペンネームは「横須賀 圭」だったが、検索して初めて山口百恵が作詞しているときに使用しているペンネームと同一である事を知った。なので、圭を辞めて、別の名前にしようと思ったが、その時、真っ先に脳裏に浮かんだ単語が「しおん」だった。当時、性別不明のペンネームに意図的にしようと企んでいたのだが、「しおん」なら「樺沢紫苑(男性)」や「三浦しをん(女性)」の例があるので、希望に合致していたからである。※性別不明なペンネームにしたいと思っていた理由は、私が作詞家出身だった為、男性目線の詩も女性目線の詩も、両方書いていたからである。
自費出版の見積書に記載されていた金額は100~200万円の範囲でした。しかし、当時から、無名で出版しても売れないという知識はあったので、お金も無かったし、現実問題として、そこまでの投資は有り得ない話でした。なので、有名になってから出版するのでは無く、まず無名の状態から、はじめの一歩の出版をし、そこから著者としての意識のステージを上げながら、徐々にスキルも上げていく戦略を採る事にしました。
商業出版の実現は、ふみサロに参加した時点からの念願だったので、ふみサロでのエッセイ集出版の話が出た時には、自分から積極的に、その話に便乗させていただく事にしました。
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③「転・共感」
以前「横須賀しおん」じゃないペンネームで詩を書いていた頃には、古代史に関する興味等が湧き上がってくるような事は全く無かったのでしたが、古事記に興味を持ち出してから以降は、まさに人生が変わっていったような気がするのです。もともと僕は徳島県にUターンしたく無かったので、東京周辺在住にこだわっていたのです。ところが、阿波が古事記の一丁目一番地である事が分かった瞬間に、考え方が変わってしまって、あっさり地元・徳島県にUターンしても構わないというふうに、人生観が思いっきり変わってしまいました。
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④「結・信頼」
姓名判断で、改名したりするのは、たまに聞く話だと思いますが、ペンネームを名乗ったり、ペンネームの改名をしたりすると、その後の運勢や、書いている作品の内容に影響が出てきます。ここに関しては私は、これまで、いくつかペンネームを渡り歩いてきたので、生き証人として語ることができます。物書き人生を送るに当たって、今、著者として売れているのなら、その売れている著者名の継続でいいと思いますが、売れていないのなら、改名やペンネーム変更で開運を祈るのは、私は有りだと思ってますし、個人的にもオススメしたいと思っています。
▼新刊告知:地元に帰って、
ご当地ペンネーム「あわや詩朋」も誕生しました!
▼自分用 兼 興味を持った人に
オススメしたいので貼る動画シリーズ
★沢田聖子「シオン」(歌詞をじっくり味わいたい時に見る用)
★沢田聖子「シオン」(歌唱シーンを見たい時に見る用)
★松岡直也「シオンウェルカム」
★ペンネーム横須賀しおんで、プロ作詞家の仕事が出来ました!
奥土居美可「カモンありがとう」
作詞:奥土居美可 補作詞:横須賀しおん
★古事記上巻(神代)の真実の舞台設定は、すべて阿波です。
(※しかし、地名の漢字は奈良時代以降、改ざんされていると推定済み)