絵描き屋 #1 「ふくろう」

本日は、私のお仕事の一つであり、最初に始めたお仕事「絵描き」です。
個人的な創作活動とは別に、オーダーメイドとして頂いたお仕事風景を紹介します。

1.ヒアリング

現地、もしくはヒアリングにて教えていただくのは主に、絵を描ける壁面についてです。壁面の [ サイズ・壁に面した通路や廊下・壁の色 ] を見ます。

例えば、「壁に面した通路や廊下」とは、壁までの距離です。

上のイラストの様に、絵画を掛けた壁までの距離が狭い廊下だった場合にあまりにも大きいサイズの絵画を掛けてもうまく見ることができませんよね。
そういったことをイメージして、その壁にはどの大きさの絵画が適しているのかを見させてもらいます。
オーダーメイドの場合は、私はキャンバスの木枠から製作しますので、大きさや形を自由に決めてもらえる様にしています。（大きなサイズで、水彩画などの紙を使う場合や額縁をつける場合は別途、良い方法を考えます。）

あとは、壁面の色については絵画に使用する色や額縁の色との兼ね合いです。
ヒアリングについての基本的なことは、デザインをする時と変わらない様に思います。

今回の「ふくろう」についてのお客様の希望は

①　以前、私が描いた、ある絵と同じような画風で「ふくろう」を
②　茶系の色が好み
③　玄関に飾る
④　小さな子供さんがいる家庭

2.製作

茶系と言われたのですが、玄関は明るい方が良いです。そこは少しお願いして、明るめの色を使わせてもらいました。
技法の関係で木製パネルを使用しました。

3.額装

額縁も種類が無限にあります。全てお見せするには迷い過ぎるので、ある程度のおすすめで色違いをお見せし、決めていただきます。
もちろん、「全てお任せします」と言って頂いても大丈夫です。

梱包して発送しましたところ、子供たちにも喜んでいただけた様で、ありがたやありがたや。

4.あとがき

今回の様に、技法も指定してのオーダーは珍しいのですが、ご希望がありましたら何でもご相談いただけます。1 のヒアリングをしてから一旦、お見積もりとプランを発案させてもらいますが、ここまでは無料でお受けしております。お気軽にご相談くださいませ。

正直、絵画のオーダーメイドは難しい部分もあります。デザインはラフ画などである程度の完成に近いものをお見せできますが、それと違って、完成をイメージするのは難しいと思います。
少しでも雰囲気やイメージしてもらいやすい様に、自分のことについて知ってもらうことが一番なのかなぁと、Noteやインスタグラムをしています。
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日々のことはストーリーです。
ほかに、このNoteでも趣味のお話もしていきます。