マネージャー陣をコーチング
とある企業様に #1on1 のトレーニングに入らせて頂いております。
その試みの中で1on1を全員にご体験頂くということを実施しています。
1週間でその数20人以上の #管理職層 と #コーチング セッションをし
彼らは1on1をする側でもあるので #聴き方のポイント などを学んで頂きました。
一番多いご感想は、
「やっとこの1on1の意味がわかりました。必要ですね、これ」
ということ。
そして次に多いご感想が、
「でもこれやるの、とっても難しいですね!汗」
「もっとこうやって、フォローアップして頂く時間が必要です」
というご意見。
何を話せばいいのか分からない、
話しがすぐに終わるんじゃないか、
アドバイスをしたくなっちゃうんじゃないか、
そんなに人に興味を持てない、、
など彼ら企業のエクゼクティブの多くが持つ葛藤や不安を
正面から受け止めながら、そこにYES,and( #イエスアンド )していく修行にもなりました笑。はじめにはコーチングや1on1 に懐疑的な顔をされていた方が、セッションの終わることには、表情が変わったのが分かる程に緩み、ご自身の2次プロセスに気づき魔法にかかったかのような柔らかな言葉をかけてくださるのです。不思議です。
※YES,and(イエスアンド)というのは、 #ファシリテーション や #場作り をする上で、どんなに場の意図と反対の意見でさえも、否定せず、その声に肯定性を持たせ、そしてその要素のいいところをみて切り返すということを訓練します)場作りをするファシリテーターとしての胆力を磨くためのコツでもあります。
自分が話し手として、
自分をさらけ出すということは勇気のいることだし
言葉にならない無意識の領域を意識化し言語化するということはとても難しいことだし
フワっとしていた自分の現在地を知り、未来行きたい場所を示してしまうことは時にエッジに向き合うことになる時間でもある。
一方で、聞き手になるということも、
相手にどこまで踏み込んでいいのかという不安に向き合うことであり
相手に信頼してもらえなかったらどうしようという不安もあり、
”うまく聞けるか”ということに囚われて聞けなくなってしまわないか
というそのくらい覚悟とスキルとあり方を問われることなんだ
ということが”わかった”ということは、すごいことだと思うのです。
これは、コーチになろうとしている人であれば
全員通る道です。
そしてビジネスの局面で”リーダー”や”長”と呼ばれる役割を持つ方は特に
本当に主体的に人のモチベーションを引き出す必要な道だと思います。
”道”の道(茶道、花道、柔道、、のように)は
#鍛錬の道 です。
一足飛びにできるようにはなりません。
経験値のみが自分を信頼する鍵になります。
おまけ
私はサラリーマン時代、”長”と付く人とのコミュニケーションが苦手でした。何か権威やランクがあって、それはなんとなく強くて怖いイメージがあって、(たとえその人の人格がそうでなくても)避けがちでした。
コーチングを学び出した時も、こっそりとコーチングのスキルは学ぶものの、社内でこのスキルを活かせるような場所はないな、(私のコーチングを上長たちが受けたいと思うはずがない)などと思っていました。
プロコーチになってもなお、自分よりランクの高い(と私が思っている)管理職層をコーチングするなんて、とんでもない!と思っていました。相手にしたら、若い姉ちゃんとして舐められるだろうな、信頼されないだろうな、そうしたら、協働関係を結べないのでコーチングできないな、、、と。
そんな私が今、企業の経営層やエグゼクティブに対してコーチングを教えている。教える一貫で、コーチングをしている。しかも連日20人斬り!
こんなことはかつての私には考えられないことでした(笑)
でも今になって思うのは、
コーチングや1on1でのコミュニケーションというのは
とにかくいつもの役割や肩書きを脱ぎ捨てて” #フラット ”に人と人として
向き合うコミュニケーションということを徹底してやっています。
ランク(主従関係)が苦手だった私だからこそ、
今になってお役にたつ側面があるのだなぁと思います。
そしてこのスキルは、場にたつ #ファシリテーション にもとっても有効です。
“聴く”ということが
#組織風土 として醸成された暁には
更にお互いに素になって #対話 していくことも可能になる。
そして本当にお互いが安心して
ありのままの自分に繋がり、
周りを気にせず言葉を発する勇気を持ったら
そこには #リーダーシップ と #共創 による
組織として新たなフェーズに入っていくと思います。
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