不動産登記法の勉強の仕方〜おすすめテキスト・記述式との連動のさせ方もご紹介〜
司法書士試験における不動産登記法の勉強をどのように独学で行ったのか、解説していきたいと思います。
1.基本テキストを読む
さて、基本テキストはどのようなものを使用していたのか?
もちろんこれですよ。
司法書士 山本浩司のautoma system (4) 不動産登記法(1) 第10版
司法書士 山本浩司のautoma system (5) 不動産登記法(2) 第10版
どうして筆者がオートマシリーズを強く推奨するのか力説した記事はこちら。
これ、ただ読むだけでは頭に入らないんですよ(少なくとも筆者はそう。)
どう読むのか解説した記事も別の記事で書いていこうと思います。→こちら。
2.簡単な一問一答で確認
使っていたテキストはもちろんこれです。
司法書士 山本浩司のautoma system 新・でるトコ一問一答+要点整理 (2) 不動産登記法 第4版 (W(WASEDA)セミナー 司法書士)
この子の優秀たるや!!
何が素晴らしいって、要点整理のところに、混乱しがちな項目まとめてくれているんですよ。
民法でいうと、時効の起算点と、利息がいつから発生するかの決まり覚えるのって、めちゃくちゃ混同しませんか?
弁済期の定めのある債権は〜とか、不確定期日だと〜とか。
そういうものを厳選してまとめてくれています。
3.過去問を解く。
使った過去問集も、もちろんこれ。
司法書士 山本浩司のautoma system オートマ過去問 (2) 民法(2) 2022年度 (W(WASEDA)セミナー 司法書士)
司法書士 山本浩司のautoma system オートマ過去問 (3) 不動産登記法(1) 2022年度 (W(WASEDA)セミナー 司法書士)
この過去問集は、本当におすすめです。
不動産登記法の択一は本当に苦手で、でるトコを回しても、基本テキストで復習しても、本試験レベルの問題を素早く正確に解くっていう実践力はなかなか身に付かなかったんです。
なんでか?
過去問やってなかったから。
もう、絶対だめです、これ。本当にだめ。参考までに、私が不動産登記法の過去問を購入した時期をお教えしましょうか。
2022年4月17日。(試験日は2022年7月3日。)
過去問をやってからは、不動産登記法の択一を解くスピードは、2倍以上になったと思います。
この時期に不動産登記法の過去問やっていない方、もしいたら、間に合うので、絶対やってください。
過去問のやり方の記事もそのうち書こうと思います。
4.記述式を常に意識するとは?
午後の部は、不動産登記法の択一式に加えて、不動産登記法の記述式が待ち構えています。
オートマの不動産登記法のテキストは、元々記述式を意識する形で執筆されています。
登記原因日付が承諾の日付によってズレるものはどれなのか、添付情報は何になるのかなど、注意を促してくれるので、自然と意識できます。
ポイント
テキストを読んでいくと、申請情報の見本が出てくるので、必ず毎回見ないで書く癖を付けてください。
これもやったらよかったなあと今思うのは、ついでに似た申請書の雛形も見ないで書く癖を付けておくこと。
雛形は取り敢えず書いて覚えるしかないので、日々の勉強の週間に雛形書くようにするのがいつの間にか覚えている現象を呼び起こすのに効果的だと思います。
おすすめの雛形はこちら。
司法書士 山本浩司のautoma system 試験に出るひながた集 不動産登記法 第3版 (W(WASEDA)セミナー 司法書士)
これにプラスアルファとして、その年に予備校がこれ出るぞってYouTubeで教えてくれる論点の雛形を法務省のHPとかから調べて、書く練習しておくのが良いと思います。
筆者の試験年度は、配偶者居住権だったのですが、本試験にもばっちり出たので、やっておいてよかったと思いました。
このような勉強方法を実践した筆者の不動産登記法記述式の実力とは、どんなものだったのでしょうか?
伊藤塾の第二回全国公開模試において
34点!!!!!
(35点満点)
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様に素敵な出来事が起こりますように。