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ほう、これが噂のイヤイヤ期……

今月、子どもは2歳になった。言葉の成長、体の成長に個人差はあれど、2歳といえば真っ先に浮かび上がる言葉は「イヤイヤ期」だ。

1歳後半頃から、おや、自我が芽生えとるな? と思うことが増え、口はどんどん達者になっていく。とにかくやりたいこと、やりたくないことがはっきりしてきた。

そして迎えた2歳。

「いらない!」「だっこ!」「オムツかえない!」「こっちがいい!」「ねない!」「ママはこっちにすわる!」「やらない!」「じぶんで!」

そして伝家の宝刀、「うわぁぁぁああああん!!!!(泣)」

2歳になったと同時に、お手本のようなイヤイヤ期が到来した。あの手この手でなだめ、気を紛らわせ、機嫌を取りながらなんとか日々を過ごしているが、つい先日も彼女が攻防戦を制し、華麗にエプロンドレスを纏い保育園登園をキメた。そして今日もまた、少し肌寒い朝の街を短いスカート一丁で登園していった(まだヒートテックを着ている私に、その強靭なボディを恵んでほしい)。

こんな本能のままに生きる2歳児を「今日はスカートなのね、かわいいねえ」と暖かく迎え入れてくれる先生方には本当に頭が上がらない。きっと迎えに行く頃には先生のテクでズボンに替わっているのだろう。

まだまだイヤイヤ黎明期ゆえ、私も試行錯誤の毎日だ。ただ、いつか終わるという淡い期待をいだきながら、粛々と子どもと向き合っていきたいと思う。

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