表現に命を削るアイドルがどうしようもなく、好き 〜Filmoutのジミンちゃんによせて〜
Film out、とんでもない。
7人7様の表現力が。
中でもやっぱり、ジミンちゃんのファンなので
ここのパートの破壊力がすごくて、胸が詰まる。
そして強くこの感情を抱く。
好きになりたての頃(今も)、2020MMAのソロ回しで、儚さいっぱいの雪景色のようなI NEED Uから最後には次の瞬間ユンギさんのFireの世界観にキッと一瞬で切り替わる瞬間とか、Dionysusの最後1人でスッと立てないくらい椅子の上で息を切らしている姿とか、Lieの途中で文字通り動けなくなってしまった瞬間(そしてそれすらパフォーマンスに昇華している姿)とか、ほんとうにほんとうに打ちのめされて、命を削ってその時その時の刹那ですべてを注ぐ姿を見て、好きだ、応援したい、と思った。
そしてBlackswanのメイキングも同じ理由ですごく見てしまう。
一方でなんどもそのたびに絶望する。
こんなマイナスなことを言うのはその人のためではないのだけど。
その瞬間観る側は感動だけを享受して、なにもしてあげられない。
痛々しいテーピング姿を見ては代わりに肩壊せないかと思うけど、もちろんそんなことできなくて。
全力でパフォーマンスを受け取ることができるそれなのはわかってるけど、ただ受動的な姿勢でいるしかないのには変わりなくて。
命を削るような、一球入魂のパフォーマンスは、ただ受動的でいられないくらい、いるのが申し訳なくなるくらいにこちらの感情をドライブさせる。
ずっとずっといままでもそういう瞬間を見届けられることが好きでたまらなくて、アイドルのファンをやっているし、そう思える人がいるのがありがたいし、これからも応援したい。
ジミンちゃんはたびたび「この仕事を長くやりたい」と言ってくれるし、そう言っている時の顔がほんとうに愛おしくて真実だと思える。
バランスを考えられずにパフォーマンスをしてしまうという節をどこかで言っていたジミンちゃん。
どうかどうか健康でジミンちゃんが望むだけステージに立ち続けられますように。
その過程で、ステージ上で散ってしまいそうなくらい全力を注ぐ姿があるのなら、その瞬間を見逃さずにいたいと思うのは、おたくのわがままかもしれないけど。