蒼い世界 -Park Hyatt Tokyo
遅い夏休みに、Park Hyatt Tokyoに行ってきました。初めての滞在でしたが、すぐさまファンになってしまいました。入った瞬間の、「懐かしくて、けれど凛とする世界」へと誘う時空間。
作家の吉田修一さんのご著書が部屋に置かれており、のちに知ったのですが彼はパークハイアット東京のことを「美意識に躊躇いがない」と評されておりました。まさにその通りだと思いました。
美意識に躊躇いがない
これはどういうことでしょうか。私が感じ取ったものは、一言で言うならば、「両極が存在している」という世界です。
ー緻密さと遊び心。
ー高貴さと幼稚さ。
ー豊かさと簡素さ。
ーそして、生と死。
そう、私はなぜか、パークハイアット東京に入った瞬間に「生と死」を感じました。それは、おそらく「過去と未来」が混在しているような空間だったからだと思います。
それは、私の中で、実はずっとある世界です。
それを誘う存在はほかにもあって、例えば「風の谷のナウシカ」がそうであるし、「ドビュッシー」や「Hammock」です。そう、私の中の、「蒼い世界」そのものです。
すっかりファンになってしまった私は、そして、ファンというのは「実はその人の中にもともと存在していたもの」に改めて惹かれる、ということだと捉えているのですが、そのように、また私自身を取り戻したり喚起したりするために、近いうちにまた訪れてしまうのだろう。と、そう感じました。
素敵な時空間を創り上げているパークハイアット東京の皆さまに、感謝を込めて。
こちら素晴らしいイメージムービーです。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートいただきありがとうございます。