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ウクライナ危機|その①|3/28~

日々世界が注視しているウクライナ。

ロシアの攻撃が続くウクライナ。

Twitterでは、日本の高校生が平和へのデモをプーチンに行う事態にまで。

誰でもSNSを見て、最新ニュースを受け取ることができ、多様な意見を享受でき発信できるというデジタル社会は凄いと思う一方、専門家でない場合のテレビ番組について、報道番組であるなら控えるべきだの意見も最近でてきているそうです。情報番組ならいいのだそうです。テレビはそうかもしれない、けれどSNSやブログは思ったこと素直に書いていいんじゃないかなと。もちろんマナーは必要なんだろうけれど。

ロシア出身、日本で暮らすユーチューバーのラナさんによると、母国ロシアでは、今私達がSNSや報道番組から伝えられる情報のすべてが、フェイクとなっているみたいで、ロシアにいるお母さんからそう言われたそうです。とても恐ろしいことだと思いました。

攻撃している側の全ての人々が、自分達に不利な情報をすべてシャットダウンしている状態。そうできる理由は、ロシアがアメリカから経済制裁を受けたとしても、自国の資源が豊富なため、国倒れになる恐れがないからだそうです。

GDP世界第11位の国が、どうやってその強大な軍事力を維持しているのだろうか?ソ連は膨大な資源と広大な農地を持っている国で、アメリカから経済制裁を受けてもやっていける数少ない国なのである。冷戦中もソ連は石油産出量で、たびたびサウジアラビアを抜いて世界一となっていたが、現在のロシアも世界第2位の産出量を誇っている。小麦の生産量は世界第3位であり、自国民の消費を十分に賄える。魚介類などの水産資源も豊富で、森林が国土の半分を占めるため、木材資源も事欠かない。

https://onl.la/BrGdqSK
with
 タンテキ

ロシアは資源王国なんだなと改めて実感。だからって、第二次世界大戦の日本のように、勝つまではと自国に有利な情報だけを報道するのは??。言い換えるとロシアに人々がプーチンにマインドコントロールを受けてしまっているとも考えられる、かなり恐ろしいことだ。それとも、本当に今私達が得ている報道やSNSの情報こそがフェイクニュースなのだろうか。そんなはずはないと思いタイ🐡。

他方、多くの情報の中にはでっちあげ、盛りすぎ情報もあるということ。何もかも鵜呑みは禁物であり、信頼できると思える情報を取捨選択していくことは必要なんだと。

さらに一方、デジタル、つまりスマホやYouTubeが普及していなければ、ここまでの関心ごとになっていたのか?と
やはりデジタル化は必要不可欠。
世界中各国の考え方の多様性、世界共通の平和への思いとかすぐに伝わる、伝えることができる。
デジタルの発展によって、デジタル前のラジオ、テレビだけの国家からの一元的な情報だけを頼りにするのでもなく、ある意味セカンドオピニオン的な速攻の冷静な判断材料にもなっているんだなと。
ロシアは情報統制もしているみたいですが。もしそうなると、デジタルから取り残される鎖国的な国となってしまうのでしょう。

あらゆる海外の情報をフェイクだと解釈するロシアについて、このままではウクライナを滅ぼし、制裁にも応じない姿勢を崩さず、核を使うと言って世界中を怖がらせるだけの国にならないんでしょか。

ゼレンスキー大統領は20日にロシアに対して対話を求めましたし、今日はトルコで対面による交渉が行われています。最初の握手はなかったそうですね。
ロシアはまた別の地域を攻撃、13名もの兵士が死亡する痛ましい状況になっています。

ゼレンスキー大統領、対話を却下すれば、第三次世界大戦に突入するとまで。警戒感がそういう表現になっている、世界の国々の支援を待っているんだと。

国連児童基金(UNICEF)によると、
・ロシアがウクライナに侵攻してから1か月で、430万人の子供たち(国の推定750万人の子供たちの人口の半分以上)が避難
・「戦争は、第二次世界大戦以来、子供たちの最も速い大規模な避難の1つを引き起こしました」 by ユニセフのチーフキャサリンラッセル
・国連人権高等弁務官事務所によると、2月24日の戦争開始以来、ウクライナでは78人の子供が殺され、105人が負傷

https://news.un.org/en/focus/ukraine

ウクライナの人々を非難させたとしても、今度は近隣諸国へ軍事圧力をかけるとの報道もありました。

軍事侵攻の開始から1か月余り:3月28日、29の地点では?

・東部を攻撃の中心に攻撃計画の変更の報道

東部マリウポリでは今月16日、多くの子どもたちが劇場に身を寄せ、地面に白い文字でロシア語で「子どもたち」と書いてロシア軍の攻撃を避ける対策をとったのにもかかわらず、結局、ロシア軍の攻撃を受けて多数が犠牲になった

マリウポリは黒海北部にある内海・アゾフ海に面した人口40万人余りの都市です。

「ロシア軍はクリミア半島と直接つながる陸路を確保するため、多大な犠牲を払ってでもマリウポリを占領しようとしている。しかしそうなればウクライナはアゾフ海から遮断されるため、激しく抵抗している」(ウクライナ・クレバ外相)

大勢の人たちが避難していたマリウポリの劇場がロシア軍の攻撃を受けたと。

「マリウポリでまたもや恐ろしい戦争犯罪が起きた。数百人の市民が避難していた劇場がロシアの攻撃を受けた。建物は完全に破壊された。ロシア人たちはこの場所が市民の避難先だと知らなかったわけがない。マリウポリを助けてくれ!ロシアの戦争犯罪者たちを止めてくれ!」(クレバ外相のツイッター)

これに対し、ロシア国営のタス通信は「ロシアはこの日マリウポリに対して空爆はしておらず、ウクライナ側が劇場を爆破した」と報じ、ウクライナ側の主張を否定

https://onl.la/x8k5n13

クレバ外相(2020年3月13日からウクライナ国家安全保障・国防会議のメンバー)は他にも、「マリウポリで起きたことはナチスによる犯罪行為と同じだ。悲劇は繰り返してはならない」というメッセージも投稿しました。

ロシアの非情な攻撃に対し、各国でも反論が。


17日に開かれた国連安保理の緊急会合


アメリカ・トーマスグリーンフィールド国連大使
「劇場の外には『子どもたち』というロシア語が、空から見える大きな白い文字で書かれていたが、ロシア軍はそれでも攻撃した。残虐行為は責任を問われる」

ウクライナ・キスリツァ国連大使
「ロシアのパイロットによって建物は完全に破壊された。子どもたちが意図的に標的にされている」

一方で、ロシア・ネベンジャ国連大使は…
「マリウポリの劇場を含め市民や民間施設に対する攻撃はしていない」
従来の主張を繰り返しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220318/k10013539101000.html


(3月28日地点の動向の続き)

・ロシアとの停戦交渉が近く対面形式で行われる見通し
→今日まではオンライン。トルコで対面で実施。

交渉では
ロシアが強く要求してきたウクライナの「中立化」をめぐり、NATO=北大西洋条約機構に加盟しない代わりになる別の安全保障の枠組みについて続く議論。
ロシア外務省のザハロワ報道官は17日
「軍事的、政治的、人道的な問題が話し合われている」と述べた
一方で
ウクライナ代表団のポドリャク大統領府顧問は、
双方の主張の隔たりは依然として大きく、合意にはまだ数日から1週間半ほどかかると。

https://onl.la/pXK23Lv

(29日地点の続き)
・ウクライナの医療機関や救急車などへの今までの攻撃
→72回の攻撃、71人が死亡、37人がけが、早期の停戦や人道状況の改善の必要性を強調

・トルコ大統領府(エルドアン大統領とプーチンの電話会談)
→早期の停戦や人道状況の改善の必要性を強調(by エルドアン大統領)、ロシアとウクライナによる次回の停戦交渉はイスタンブールにての双方合意。

ちょっと最近の懐かしいデモ重要なニュース:


・アメリカのバイデン大統領発言の誤解撤回
→バイデン大統領:
・「権力の座に残しておいてはいけない」

ロシアの体制転換を求めたとも受け止められる発言だと誤解されかねない事態についての釈明

・ブリンケン国務長官:
・バイデン大統領としては、プーチン大統領に(ウクライナを含むいずれの国に対しても)戦争を仕掛けたり侵略したりする権限はないと述べただけだ。われわれはロシアの体制転換について戦略を持っているわけではない(アメリカのNATO大使のスミス氏も同様の釈明をテレビ出演にて行ったそう。)

・ホワイトハウスの高官:
・大統領は体制の転換について議論しているわけではないと釈明(バイデン氏の演説直後)

・ロシア側:
・バイデンが決めることではないと反発。

・フランスのマクロン大統領:
ことばや行動によって事態を悪化させることなくロシアの軍事侵攻をとめなければならない。私ならそのようなことばは使わない(テレビ出演にて)

説得は難しい、時には挑発ともとれるんだ、特にアメリカはロシアが最も恐れている国であり、アメリカの説得が宣戦布告だと解釈されることもあるんだと。

誤解が誤解を生む負のスパイラルにならなければいいなと思うとともに、アメリカの助言で、ロシアがアメリカ参戦と誤解するなら、冷戦を思わせる方向になっていないだろうか、そして現代は核戦争につながっていくことにならないかと妄想。

これ以上のウクライナ攻撃による何の関係もない市民の犠牲、つまり戦争の長期化は、世界中の人々にまで悪影響が及びかねない事態にまで発展するのではないかと。

岸田総理の防衛大学校の卒業式での訓示の概略です。

今般のロシアのウクライナへの侵略により、国際社会が、長きにわたる懸命な努力と多くの犠牲の上に築き上げてきた国際秩序の根幹が、脅かされています
 事態の展開次第では、世界も、そして我が国も、戦後最大の危機を迎えることになります。
 我が国:
・ロシアを厳しく非難する
・G7を始め、国際社会と連携し、事態の展開に合わせた機動的に厳しい制裁措置

 私自身:
先日対面形式で開催されたG7首脳会合に出席。
・G7の力強い結束を国際社会に改めて示しました。
・インド、カンボジア訪問で、力による一方的な現状変更は、いかなる地域においても許してはならないことの確認

我が国:
ウクライナの国民への強い連帯を示すべく、断固たる決意で、ウクライナに対する支援を行ってきています。

自衛隊:
防弾チョッキ、ヘルメット、防寒服、非常用糧食など提供。

国際社会が一致して、力による一方的な現状変更に毅然(きぜん)と対抗マスト。
 
今回のような力による一方的な現状変更を、インド太平洋、とりわけ東アジアにおいて、決して許してはなりません。この点は、我が国の今後の外交・安全保障の観点からも極めて重要です。
 
 現在の国家安全保障戦略は、約8年前に策定されました。この8年で、ロシアによるウクライナ侵略は言うまでもなく、我が国を取り巻く安全保障環境は劇的に変化し、格段に厳しさを増しています。

 北朝鮮:最近では新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)まで発射しています。
中国:東シナ海、南シナ海で一方的な現状変更の試みを止めることなく、むしろ深刻化させています。

 新たな国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画の策定は、喫緊の課題です。ウクライナ情勢を含め、我が国が直面する厳しい現実から目を背けることなく、これら3文書の検討を加速してまいります。

 そして、我が国の領土、領海、領空、国民の生命と財産を断固として守り抜くために、あらゆる選択肢を排除せずに検討し、防衛力を抜本的に強化していきます。

 現在の国際社会では、どの国も、1国のみで自国の平和と安全を守ることは現実的ではありません。いわば、リアリズムの一環としても国際協調が求められる時代、私が進める「新時代リアリズム外交」は、正に、そうした状況を踏まえたものです。

 とりわけ、今回のような危機の最中にあっては、自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を共有するパートナーとの具体的な協力を強化していくことが極めて重要です。

 唯一の同盟国である米国とは、地域の平和と繁栄の礎である日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことで一致しており、この点、私自身、バイデン大統領との会談でも、しっかりと確認してきています。新たな国家安全保障戦略などの策定においても、両国の戦略を完全に整合させるべく、緊密に議論を行っていきます。

https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2022/0327kunji.html

バイデン大統領のロシアへの挑発的誤解を招くとされる発言について、誤解を招いていたという事に関して、こちらのニュースも気になったので掲載してみようっと。


公の前で大切な人を笑いのネタにされたことで、スミスさん自身、屈辱的な気持ちになるのはよくわかります。アカデミー側は今後の処置について検討ということでしたが、正当防衛ともいえる、でもやっぱり、虐待とかパワハラとかモラハラなどの問題として捉えるなら、教師からの体罰もNGな現代なら、やっぱり平手打ちでなくてもいいよねなところなんだと。

ある方のツイートでは、自分を卑下して笑いをとるならユーモア、他人を卑下して笑いをとるならジョークだと。なるほどです、ニヒル、ブラックジョークとしてなら成立するかもしれません。でも、その場合、ご本人を目の前にして言うジョークではないよねと。

例えば、このジョークがコラムなどの紙面で書かれていたならどうでしょうか?そう考えますと、1対1で、相手にある程度理解してもらえるだろうという思いがあってこそ言えたということになります。

でも、ご本人も奥さんもニヒルジョークを超えたと素直に感じられたのでしょう。笑いは癌をも緩和する効果をもたらしますが、笑いそのものの対象つまりネタが、聞く人にとって受容できないできていないできていないかもしれない忘れたいなど肯定できない場合、その笑いは笑いを聞いた人にとっては侮辱、ハラスメント、侮辱罪、ひどく言えば差別的発言、名誉棄損にまで発展しかねないんだと。


ジョークとユーモアは違うんだ、言ってもいいジョークと言ってはいけないジョークがあるんだと。その判断について、単純に笑えるか笑えないかで考えるのがいいとも。

https://twitter.com/HuffPostJapan/status/1508344066156728323

でもやっぱり、いくら腹がたっても暴力はいけないと自覚されたご様子。もし、自分の問題だけだったらこうはならなかったかもしれませんね。でも、無理に我慢する必要があるでしょうか?笑えない相手からの冗談はマウンティングにもなるので、どうにかして伝えたいと思ったら伝えたほうがいいんだとも。で、こういうの考えてみました。

ちょうどこのご時世、少し範囲を広げて考えてみますと、実にこれぞ今回のウクライナとロシア問題にもシンクロするんだと。会場にいた人々をも辛い思いにさせた、これをもし武器や核兵器におきかえると、正当防衛や正当化のための攻撃であっても、用いた場合の廃墟となった街や人々が負った苦しみや傷は耐え難いものがあります。

(28日続き)
今日28日のニュースでは、

・ウクライナ西部の都市リヴィウで現地時間26日、2回にわたりロシア軍によるミサイル攻撃があり、少なくとも5人が負傷したほか、石油備蓄基地などが破壊された

byTwitter:https://onl.la/Rkjxk8r

一方、ゼレンスキー大統領は3月16日にNATOに加盟できないことへの声明を発表しています。

北大西洋条約機構(NATO)への加盟は「できないと聞いている。これが事実であり、認識しなければならない

https://www.bbc.com/japanese/60760395

ウクライナがNATOへ加盟できない理由に、加盟反対国がいる、ロシアと紛争中など諸説ありますが、もし加盟国が攻撃された場合、NATOへの攻撃とみなすという所も大きいそうです。
今ウクライナがNATOヘ加盟していれば世界大戦に発展するのであれば致し方ないとも。

バイデン氏の24日のホワイトハウスでの演説:
米軍は「ウクライナでのロシアとの紛争に関与していないし、これからも関与しない」

そのうえで、

米軍の任務はむしろ
・NATO同盟国を防衛
・東方の同盟国に安心感を与えること


米国は総力を挙げてNATOの全領域を守る

米国とロシアが直接交戦するシナリオはあるのか?

ウクライナはNATO加盟国のポーランドやスロバキア、ハンガリー、ルーマニアと国境を接している。ロシアがそのどれか1カ国を脅かした場合、米国はNATO条約第5条に基づき、仏独英などのNATO30カ国と共同で対応をする必要が出てくる。

NATO条約第5条では、いずれか1加盟国を守るために同盟全体のリソースを使用できると保証している。第5条が発動された最初にして唯一の事例2001年9月11日の米同時多発テロ後で、その結果、NATOの同盟国がアフガニスタン侵攻に加わることになった。

ブリンケン国務長官は26日:
ウクライナへの3億5000万ドル(約400億円)規模の新たな軍事支援を承認。政権当局者によると、これ以前にも6000万ドルと2億5000万ドルの拠出、ここ1年間で総額は10億ドルを超えるという。
このほかブリンケン氏は26日、ロシア侵攻の被害者を支援するため、5400万ドル近い人道支援をウクライナに送るとも発表した。

https://www.cnn.co.jp/usa/35184325.html

ですが、一刻を争う事態のさ中、ウクライナは止まらないロシアの攻撃に対し、しびれをきらしゼレンスキー大統領はNATOヘ武器の提供を求めています。

ゼレンスキー大統領:
・ウクライナが求めている武器はNATO保有の1%
・それさえ提供しないNATOはロシアを恐れているのか?
・ロシアは西部にまで攻撃してきた
ウクライナには重装備、戦闘機は提供されていない
など

NATO挑発?ともとらえかねないゼレンスキー大統領の要請。

ウクライナがそれだけひっ迫していることがうかがえます。
早期の停戦、戦争終結が求められます。

NATOはウクライナの要望通り、やっぱり武器の提供をすべきなのか?問題です。
意図している側との認識のずれ。やはり対話でしか解決し得ないと思いました。今こそ国連、NATO、ウクライナ、ロシアの数を重ねる友好的、平和的対話が必要ではないでしょうか。

ところで、文字による対話ならアイデアボックスもありますのでご活用いただければとも思いました。今なら無償提供しており、クローズドでも、オープン対話でもご活用いただけます。


ところで、ロシア戦士の士気は停滞しているそうです。
ロシアの戦士の中にも、ウクライナの親、親しい関係を持つ人も多いからだそう。士気低下に対し、強制的に鼓舞させる将官クラスの兵士部隊がいて、ウクライナのアゾフ連隊(2014年に極右政治家が創設した民兵組織で、正式なウクライナ国家親衛隊の一部となった)は、ロシアの将官クラスの兵を2日に1人ほど見つけてはせん滅させているそうです。

地上戦だと士気の高いウクライナ兵はロシアに勝るそうです。ロシア側はアゾフ連隊をネオナチとして敵視(この理由は次回にお伝えします)。

アゾフ連隊の司令官のマクシム・ゾリン氏:
・極右、人種差別などはここにはなく、誰も関心がないのです
・建物、インフラだけでない、ただ国を守るだけ
・ナショナリストではあるがネオナチではないのです
・マリウポリはもう街の存在が無い、すでに破壊されているので守る価値さえない

アゾフ連隊のメンバーの多くは反ロ精神はあるものの、もとサッカーファンが多いそうです。

これに対し、

プーチン大統領:
・ウクライナの「非ナチ化」がそもそもの軍事作戦の目的

市民に対しても「非ナチ化」などいかにもな正当性を掲げ、空爆を続けるロシア。

ロシアが街を占拠するのも数週間以内だとも。

当初短期決戦を予想されていた戦闘が長引いたため、ロシアの戦力も衰退しているそうです。それが今の悪化を招いているとも言われています。

あらゆる攻撃はすべて空からであり、ウクライナは空からの攻撃に対して被害を被っていることになります。

首都キエフ陥落を目的に活動してきたロシア軍:
・将官6人の死亡により指揮系統が混乱
・キエフ一極集中ではなく、ドンバス解散に向け東部への攻撃に切り替え

・戦闘1か月をまとめたロシア国防相:
・西部も戦闘地域に追加

28日に西部リヴィウにミサイル攻撃が

朝鮮半島化への懸念?

ウクライナ国防省の情報部門(ウクライナ国防省情報総局トップのキリロ・ブダノフ氏
)の27日の声明

ロシアのプーチン大統領がウクライナの南部と東部のロシア側支配地域を連結させて本国から切り離し、国家が南北に分かれる朝鮮半島のような分断を画策していると強い警戒心を示した。  

ロシア軍が首都キエフ周辺で十分な戦果を上げられず、中央政府の転覆に失敗を受ける。
→情報部門の責任者:「プーチン氏は主要な作戦目標を南部と東部に変更した

ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島がある南部と、親ロシア派武装勢力が占拠する東部2州を一体化させようとしていると主張

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad4239a0b9a73b534f48d0e661af07c3a70dbab3

これに対して、東部と南部の間にあるマリウポリが住民の反対が強いため、ブダノフ氏は朝鮮の様な半島化は難しいとも。

ウクライナの東部と南部クリミアの間には「鉄壁の」マリウポリがあるため、ロシアは両地域をつなぐことができずにいると説明。住民らの抵抗も激しいことから、ロシアが南東部を自治区とするのは不可能だろうとした。

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/26195

ロシアによるマリウポリ市民の強制移動!?

29日、マリウポリ市長はマリウポリで約5000人の死者が出ていて、そのうち子供が210人であることを発表しました。

さらに、ウクライナのイリーナ・ヴェレシチューク副首相によると、約4万人の市民の方々が非難するどころか、マリウポリから東へ約90キロのベジメンヌに設置した収容所(ロシア軍の占領地域)へ、ロシア軍によって無理やり連行、収容されているというのです。

ウクライナ当局者の中には、ロシアの行為を「濾過(ろか)収容所」への「追放」と呼ぶ人もいる。
これは、ロシアがチェチェン紛争で何千人ものチェチェン人を仮設収容所で残忍な方法で尋問した挙句、多くの人が行方不明になったことを想起させるものだ。

紛争当事者が自らの領土に民間人を強制移住させるのは国際的に人権侵害と認識されている

リウポリ市議会によると、同市からはこれまでに約14万人が避難したが、まだ17万人が市内に閉じ込められた状態になっている。
ロシア軍の容赦ない砲撃が3週間以上続き、街は廃墟と化している。民間人は危害を恐れ、地下室に身を潜めている。水、食料、医薬品の不足が深刻化している。
ウクライナとロシアが合意した人道回廊を通って避難した人は、比較的少数

ウクライナは、安全であるはずの避難路をロシア軍が砲撃し続けているとしている。

ロシア軍が制圧したマリウポリの一部では、飢えて喉が渇き、病気にかかっていることも多い民間人が、ロシア支配地やロシア国内に向かわざるを得ない状況になっているとの報道も。

赤十字国際委員会(ICRC)のマット・モリス広報担当は、ロシアとウクライナの双方が安全を保証しなければ民間人の避難や救援物資の運搬はできないと説明。両国に働きかけているもののまだ実現しておらず、現地にアクセスできていないとした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f657c653f687b876f81fd49b7180d194c6fab100

今日のトルコでの対面による停戦協議では喫緊の課題になっているのでしょうか?
ロシア軍は市民を非難という形で強制連行したあと、市民のいた施設を砲撃、炎上したそうです。

市民が連れていかれた東部の収容所とは、ドネツク人民共和国のことで、そこではロシアの支援を受けられるそうです。
さらに市民は、ドネツク人民共和国にそのまま残るか、さらにロシアへ渡るかの二者択一を迫られるそうで、ウクライナ人は親戚がロシアにいる人も多いものの、ロシア軍から移動の理由もきかされず目的を告げらないまま強制的に連行された方ご高齢者もおられるそうです。

ドネツク人民共和国。次回の記事で、2014年からの「ドンブス紛争」取り上げてみます。少し言えば、ドネツク共和国はウクライナのドネツィク州にある、組織のことなのだそうですね。
ドネツク共和国:
・最大都市のドネツクを自称首都とし、一方的に共和国を宣言
・ロシアは独立国家として承認
・ウクライナは認めていない
・ウクライナ州にある共和国

ドネツク人民共和国側:一方的にウクライナからの独立を宣言

まとめると、ロシアへ編入を求める親ロシア派のウクライナ政府に対する反政府組織のことなんだと。
マリウポリがあまりにもひどい戦場になってしまったからの避難なのか、それとも破壊のための強制避難なのか。強制連行といわれているそうですが。市民の方々のご無事を願うばかりです。


マリウポリ市民の避難状況は?

マリウポリはロシア軍の激しい攻撃を受けており、水や電気が途絶え、これまでに何千人もの住民が市外に避難している。

ロシアのメディアは、マリウポリの東のベジメンヌに設置された収容所の状況や、ロシア南部タガンログへの難民の移送について報じている。

ロシアの緊急事態当局は、救援物資とスタッフを現地に送ったとされる。

マリウポリとロシア・ロストフの間にあるタガンログのスポーツセンターには、マリウポリから避難してきた数十人が滞在しているという。

ロシア・メディアは、タガンログから列車でさらに1000キロ以上北ヤロスラヴリやリャザンへと移動した人も多数いるとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f657c653f687b876f81fd49b7180d194c6fab100

https://twitter.com/tv_asahi_news/status/1508577112470396930


ロシアへ攻撃STOPを平和的解決で求めるためにはどうすればいいか。刻刻と迫る緊迫した状況の中、判断が迷うところだと思われます。ウクライナの防衛戦が戦争に発展しないように、防衛を続けるための支援よりも、攻撃を止めるための対策が大事、でも日々攻撃は止まらない。

武力による対話はありえない、平和的な対話が今こそ求められるのではないでしょうか。

これ以上戦いを続けなければならない、市民にとって被害が被る方向へは持って行かないようにと願うばかりです。ロシアの市民、ロシアの兵士さえも戦争はしたくない、なのに戦闘に向かわなければならない、矛盾を解決する方法は見えてきている気もしますが。

どうにかしてロシアを止める方法はないものかと世界中が右往左往。核兵器の使用だけは避けた平和的和解、交渉成立、撤退をと願うばかり。

そのためには、介入ではなく、制裁ふくめた助言、納得のいく対話を前提で、国連を筆頭にしたアメリカを中心に、世界の国々が平和的結束でロシアに断固として対話での交渉、反論を続け、ウクライナの危険地域の人々の1日も早い避難と避難後のケア、支援が望まれると思いました。

アメリカのロシアの核兵器に対する対応

ロシアによる生物兵器が今後の懸念となることについて、アメリカホワイトハウスではタイガーチームを結成、小型核、生物兵器の仕様、NATO加盟国への攻撃に対処する方針だそうです。

アメリカに対して敵国としての危機感もあるロシア。アメリカは冷戦時代からの敵国としてのアメリカではなく、世界の大国としての、仲裁する国であることを、繰り返しになりますが、ロシアに誤解のないように伝えていくことで、ロシアが宣戦布告だと思わないような対策も必要なんだなと。

一方で、ウクライナ以外の国々についての世界中で紛争が絶えない国々への平和を願う見解投稿もちらほらみかけることがあります。
なぜウクライナばかりが?
やはり核が大きな原因なんだと思いました。

もし、核を使う懸念がなければ、ここまで取り上げられたでしょうか。
この機会に核をつくらない、使わない、置かない世界的条約のようなものが必要だと。
すぐにとは言いません、でもSDG’sの取り組みの一環として、戦争になると貧しい国が核で不利にならない核の全廃の必要性をひしと感じ入りました。

ゼレンスキー大統領は非核国・中立国の意向があると表明


ロイター通信:
ゼレンスキー氏:(byテレビ電話形式の取材)
安全保障の確約中立非核国。私たちはそれに向かう準備ができている。これが最も重要な点だ」と発言。

ロシアとの和平合意の一環として、ウクライナには中立的立場の採用を協議する用意があるとの姿勢を示した。
ただ、中立化には第三者による保証国民投票が必要だとした。
ウラジーミル・プーチン大統領:
ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)不参加が要求の1つだと。
→この発言を意識したゼレンスキー大統領発言だとみられる。
一方で、
ウクライナの非武装化などその他のロシアの要求については協議を拒否した

https://www.bbc.com/japanese/60896944
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/26195


ここでの「第三者による保証」について、ロシアが従う機関である必要がありますが、どこなんでしょうか?いわゆる、世界の警察、中立ということで、国連がいいのではないかと勝手に妄想してみました。国をつくるためには何が必要なのかなども気になりましたので、次回に書こうっと。

https://twitter.com/jijicom/status/1507129695745503237

国連に権限がなければ、これからのこともあるので、核を戦闘アイテムとして使わない世界共通の条約、宣言、約束事、プロコトルなんかが必要ではないかと再び勝手に妄想してみました。

ゼレンスキー大統領は(ゼレンスキー大統領による、NATOヘの加盟の道は現在のところ、近い将来もないを前提としています。)、
ウクライナが「信頼できる」安全保障を得られるよう、「利用可能なコミュニティと(中略)協力の新しい形式」を見つけることの重要性を語った。
→ウクライナに中立を求めるロシア側との合意に向け、ゼレンスキー氏が譲歩している可能性があるともとれる。

ウクライナのNATO加盟の可能性は枝葉の問題、プーチン氏の真の懸念は、ウクライナがより西側を重視し、EUや民主主義の拡大を目指すことだと多くのアナリストがみていることも、注目すべき点

https://www.bbc.com/japanese/60760395

今また新しい悲しいニュースが!!(3月28日午後)

(CNN)
 ウクライナ北東部ハリコフ州
ウクライナ軍の兵士らが捕虜のロシア軍兵士らをひざまずかせ、銃撃した場面とされる6分弱の動画が、インターネットに投稿された。

ウクライナ大統領府のアレストビッチ顧問
「政府は非常に深刻に受け止めている。ただちに調査する」と表明。事実だとすれば「断じて容認できない行動」、ウクライナ軍は捕虜の人道的待遇を定めたジュネーブ条約を順守しているとも強調。
ザルジニー司令官の声明(CNNの取材):
ロシアがウクライナ軍への不信感をあおるため、捕虜の非人道的動画を偽造の主張。ウクライナ軍は国際人道法を厳守している、公式の情報以外は信用しないようにと。

https://onl.la/rqv2D5z

こちらも。

勝つか負けるか答えが許されていない戦争は、時に兵士の平常心も奪うんだと。ほんとにどういうつもりなんでしょうか?もしかして、慰めてあげてる?なわけないか。。

さらに、まだまだ続きます。ここからは、目に留まった悲しいニュース、まとめたくないけれど掲載させていただきました。

SNSの多くの悲しいニュース|ピックアップしてみたんです|23日~

養老孟子さんは、死の概念について、自分の死はないんだ、あるのは自分の身近な人の死だけなんだと。自分が死んでも自分は死んだなんでこと、わからない。死を自覚するのは自分以外なんだよ、自分に近しい人の死だけが人を悲しくするんだよってなことをおっしゃっていたので妄想込みでお伝え中。
そう考えてみますと、生まれた間もない赤ちゃんを失った悲しみは想像を絶するものがあります、ご冥福をお祈りいたします。

仏教用語の「抜苦与楽(バックヨラク)」は、慈悲のことで、苦しみを取り払う(抜苦=慈)、楽しみを与える(与楽=悲)の意味だそうです。なるほど、与薬という言葉もありますね。死の受け入れとか捉え方について、仏教では死が怖い理由について、死んだらどこへ私は行ってしまうんだろう、そう思うことが恐怖を生んでいるんだと。

でも何よりも辛いのは、痛いことだと思ってしまいます。3日前に歯医者さんに行って麻酔治療をしてもらった歯が麻酔がきれてまだ痛いだけで、明日からずっとこうなんかなぁとか心配になりつつ次の日になるとけろっとケーキやりんごを何事もなかったように食べるタイプなのですけどネ。小さなトゲが入ったら一日中抜けるまで気が気でなかったり。ニュースで傷を負いながらもインタビューを受けている方々をみるとおののいて心拍数が上がってしまいます。。
そして、やはり繰り返しになりますが、こんな非道で非情なウクライナへのロシア攻撃に対して世界は立ち向かわなければならないと改めてウクライナへの攻撃をストップしてほしい、更には世界の攻撃をしている国々へもストップを願うばかりです。

https://twitter.com/ReutersJapan/status/1506417980879613953

これらを見て、戦争でないと言えるでしょうか?

正直、ウクライナに降伏してほしいと思いましたし、そういう意見もSNSでは多くみられていました。しかし、降伏は相手への服従を意味することであり、それはなす術が無いことを意味し、弱肉強食的な思想であるんだと。降伏してほしいという事は、ウクライナの人々にとって残酷だという意見もありますが、言う人の気持ちとしては、これ以上無関係の市民の命が長引く攻撃によって増えることを阻止したい、そんな気持ちからくる降伏、つまりロシアへの支配許容でなく、攻撃を止めるという意味での降伏ではないのかと。ウクライナがなぜ降伏しないのか、する必要はないのかなどこのあたりも次回にお伝えしたいと思いました。

国際法上|法に反するロシア|ウクライナ危機と国際秩序|脅威の性格とは一体?

ウクライナの副首相は、日本をアジアの代表支援者に位置付けておられました。国連、NATO、ロシア、ウクライナとの対話が望まれます。

国際法的にはロシアは国際法違反の国となっているそうです。

明白な国際法違反
・現代国際社会の秩序は、「国連憲章体制」
・国連憲章(根本秩序について合意した内容で国際法の体系的な基盤)≠世界憲法
・国連憲章:組織としての国連も凌駕(りょうが)した規範。  
今回のロシアの侵略行為:
・国際社会の根本規範に明白に反している。


・国連憲章の第2条4項:武力行使の一般的禁止を規定。
・2条1項:主権平等の原則
・2条7項:他国の国内管轄権への干渉を禁じている。
国連憲章に明白に違反している→国際社会の秩序そのものに対する脅威だと認識されている理由である。
・国際司法裁判所はロシアに武力行使の停止を命じている  
・憲章2条4項(武力行使の一般的禁止を規定)が禁止している武力行使:
自衛権行使と国連安全保障理事会が発動する憲章7章の強制措置を含まない。
・ウクライナが行使している武力:
侵略者ロシア軍に対する自衛権の行使であり、合法である。
・ロシアは、ウクライナ東部にいる住民の保護のために武力行使をしているかのような言い方もしているが、規模と範囲と方法において、そのような説明が全く成立しない。  
・3月17日:国際司法裁判所(ICJ:国際社会において最も権威のある法審査機関):
ウクライナの訴えを認めて、ロシアに武力行使の停止を命じる仮保全命令を出した。
・国連総会:
法的拘束力を持つものではないとはいえ、ロシアの国際法違反を非難する決議を採択
これらのことから、
ロシアの現代国際法の中核原則に違反:
すでに高い次元で確定している

宣戦布告:
もはや国際法で使われている概念ではない、もう古い。(My opinion:宣言なしで戦争の状態になればそれは戦争なんだと。)

・NATOに近づいたウクライナが悪いのか?ロシアを怒らせたウクライナが悪いのか?
・憲法9条をめぐるイデオロギー闘争:
・護憲派は国際法を警戒
・日本の「憲法優位説」を声高に主し、国際法の地位をおとしめるような画策。
国際社会の秩序を保っているのは、憲法9条ではなく、国際法(My opinion:アメリカではないんですね)
・「ウクライナは緩衝地帯だ、だからNATOに近づいたウクライナが悪い」「ロシアは大国なので自国の影響圏を持つのが当然だ」(My opinion:国際法からみれば狭い見地でありタブー)
・ロシアの地政学者のドゥーギン:
・そもそもウクライナはロシアの一部。
・ロシア人と同じスラヴ人やギリシア正教会の信者がいる地域であればロシアの影響圏に取り込んで従えていくのが当然。  
・ドゥーギンの地政学:ナチス・ドイツに影響を与えたハウスホーファーに近い。
・ドイツの地政学者カール・ハウスホーファー:
・世界を四つの影響圏に分け、それぞれをソ連、ドイツ、アメリカ、日本が盟主として管理していくのが、地政学から見て自然だと。(My opinion:なるほど、ウクライナの副大統領が日本にアジアの代表としてと言った意味が分かった気になりました。)
・さらにアメリカは西半球の雄としての地位だけに甘んじておればいい
・ロシアの「影響圏」とNATOの根本的な違い:
・ 現代国際社会:民族自決(国連憲章第1条2項)の原則に基づいた主権国家の独立が大原則
したがって「ドゥーギン地政学を受け入れた外交政策をとれ」とウクライナに要請すること自体が間違っている。  
・現実:
・世界に200近くある独立主権国家
・全てが自分の力だけで自国の安全保障を確保できない。
・主権国家の独立と現実の安全保障の整備の両立:
・国連憲章51条::
・集団的自衛権を定める。
・憲章8章:::
・地域組織の役割も強調
独立主権国家が、自らの判断で、他の諸国と地域組織を作り、それを通じて安全保障を図ることを認めている。  
・NATOは人類史上最も成功した軍事同盟組織:
・70年以上にわたって、NATO同盟諸国の間で武力紛争なし。
・域外の国家からの攻撃も許していない。
・冷戦終焉(しゅうえん)後にソ連の影響圏から離脱した東欧諸国が、NATOへの加入を渇望したのは当然

・ロシアの「影響圏」:
・国際法上の根拠なし
・NATOの同盟網
・国際法に合致。


・対立する2つの地政学 :
・イギリスのハルフォード・マッキンダーや、アメリカのニコラス・スパイクマン::
・地理的条件から、世界の諸国は「海洋国家」と「陸上国家」に分類されると。
・ロシアを典型とする「陸上国家」:
・海に向かって膨張する傾向を持つ。
・イギリスやアメリカなどの「海洋国家」:
それを封じ込めようとする。

このせめぎあいが、歴史を動かす国際政治の基本構造だと考えた。  
・海洋国家連合であるNATO:
本質的に陸上国家の雄であるロシアを封じ込める性質を持つ。
→ロシアはそれを息苦しく感じる 
・アメリカがヨーロッパ諸国の安全の保障者となる仕組みを持つNATO
・民主主義vs権威主義という政治体制論的観点 :
・国連総会におけるロシア非難決議:
・反対したのは、世界有数の悪名高い独裁政権国家のロシア、ベラルーシ、シリア、エリトリア、北朝鮮の4カ国
アメリカのバイデン大統領の「民主主義諸国vs権威主義諸国」の可視化
・ウクライナのゼレンスキー大統領:
・ウクライナは世界の諸国の自由と独立のために戦っていると強調
・諸国:
・ウクライナに対する視線:
自由民主主義の価値観への関与の度合いが高ければ高いほど、ロシアを非難してウクライナを支援。
・度合いが低ければ、必ずしもそのようには行動しない。
・日本:
・日本は武器提供などの支援はできないが国際的な人道援助に対する支援をしている。
構成諸国が軍事支援をしているので、日本は特に心配しなくていい
自他ともに認める民主主義諸国の中のアジアの有力国
他の民主主義諸国の期待が集まる。
自由民主主義諸国との連携が外交安全保障の基盤
経済においても
 →権威主義諸国が、国際法を破って、民主主義諸国を駆逐して圧倒していく状況を防ぐことに、日本の国益がある
→現在の日本政府のロシア非難とウクライナ支援の姿勢は妥当

・ボスニア・ヘルツェゴビナでの紛争:
・終結に伴って設立された上級代表事務所(OHR):
・日本が継続的に関与
→それをモデルにした国際的な政治調整活動に、日本は側面支援。
日本の支援行動:ウクライナのための利他的な行動ではあるが、日本自らを助けるものでもある。
国際法秩序の維持:
・東アジアにおける秩序の維持にも大切である

・同盟国アメリカと準同盟国NATO構成諸国への日本の安全保障維持への関心アピール:
・東アジア危機では必ず活きる。

・潜在的敵対国への自由民主主義諸国の安全保障面での結束を示すこと:
・計り知れない重要性が。
・同盟国・友好国と連携した行動:
・現場の要員の経験としても貴重なものに  
日本は、長きにわたる同盟関係にもかかわらずアメリカと共に戦ったことがない日本:
同じ原則・価値・目的のために、同盟国・友好国と協働する経験::
・将来の日本にとっても、極めて大きな重要性を持つと。(My opinion:マザーテレサはそれぞれができることは、同じだけの価値があると。島国で面積もアメリカより小さい日本は、アメリカと同じように核配備もできない、けれど、それをするよりも今の日本が出来るスタンスでできることをして、アメリカと協働することが重要なんだと。つまり、日本のスタンスを崩してまでアメリカに同調する必要もないとも思いました。)
・日本:
・ウクライナと親密な関係を築くことで、ヨーロッパ全体を日本に引き寄せ、それを東アジアの安全保障の改善につなげていく機会とするべきだろう。  
→そのためにもウクライナという国に生き残ってもらわなければならない。黒海に面した欧州の有力な自由民主主義国としての発展は、日本の国益にも合致。プーチンの敗北とウクライナの勝利を通じた平和を。

https://onl.la/xXqS6FG

https://youtu.be/gqRzV8MUMNQ


ゼレンスキー大統領による国会オンライン演説

3月23日、日本に向けたTwitterでのゼレンスキー大統領によるオンライン演説。


ゼレンスキー大統領
・日本とウクライナはお互いの自由を感じる気持ちに違いはありません。日本がすぐに援助の手を差し伸べてくれたことに感謝申し上げます。
・ロシアは核物質の処理場を戦場に変えました。戦争のあとにこの処理にどれほどの時間がかかるか想像してみてください
・ウクライナではすでに数千人が犠牲になり、そのうち121人は子どもでした
・日本はアジアで初めてロシアに圧力をかけました

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220323/k10013547721000.html

ゼレンスキー大統領は、世界各国のオンライン演説を実施されています。少し過去にもどり、争いのきっかけのようなこと、などなどの疑問については、次回の投稿で読んでいただければ幸いです!!

https://youtu.be/hlhNhOvkSOE

ご拝読いただき有難うございました、それでは~。


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