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30万年よりも太古から虫歯があった?
こんばんは。
歯医者さんに行く度に歯医者さんがいてくれてよかったと思うことがあります。昔の人は虫歯になったらどうしていたんだろう?
な、なんと30万年以上も昔から虫歯と付き合っていたのだそうです。
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30万年前??
旧石器時代(~10000)
より前の時代なんだ。。
そのころは歯医者さんは無かったので、虫歯や歯周病になると治療が進まず、歯周病による敗血症で命を失う人も多かったそうです。
歯医者に行く前の晩が痛いんですが、正露丸をつめていたこともあったなと回想。その正露丸もなくて(当然、、)ずっと痛いのが続く、、ひぇーですね。
治療に抜歯があったそうですが、これもまた、麻酔がないので痛みは想像を絶するもの。痛みで死んでしまう人もいたそうで、現代人でよかったなとつくづく。。
日本初の歯科医は小幡英之助さんで明治7年だそうです。結構最近なんだと。
楊枝を使っていた痕跡も、世界各地で見つかっています。それは歯に刻まれた縦の溝。食べかすを掻き出すだけでなく、痛いところを、堅く尖ったもので強くこすったのでしょう。
2013年、スペインの研究者がバレンシアの遺跡から出土した5万~15万年前のネアンデルタール人の歯に注目して、「歯肉炎の痛みを和らげるために、ある種の植物の楊枝を使っていた」という論文を発表。これは「歯痛治療の一種だ」と話題になりました。
私たち現世人類(ホモ・サピエンス)の出現以前から、人類は歯の痛みを消す方法を探したのですが、その最良の方法は、歯みがきによるむし歯予防だと気づくには、長い時間がかかりました。
人によっては風邪よりも頻繁に起こる虫歯や歯周病。痛くなってから通院というよりは、事前に予防したほうが医療費の削減にもなるとのことから、経済財政運営の指針である「骨太の方針」に歯科検診を定期的に受ける「国民歯科検診」が盛り込まれることになったそうです。
現状:
・過去1年に歯科健診を受けた者の割合が52.9%
・40歳以上を対象とした歯周疾患検診の受診率は5%とかなり低い水準で推移
・2人に1人が1年以内に歯科健診を受けていない現状
・「歯科健診」:1歳半と3歳、学校に通う子どもが受診義務の対象
企業における歯科健診:
・義務ではなく任意
・実施している企業はほとんどありません
背景:
2021年にサンスターグループ:・歯の本数やかみ合わせによって医療費が大きく変わってくるという研究結果本研究:・歯の本数が少なく噛み合わせが悪い:・全身の医療費が上昇→歯の健康維持が、結果的に医療費の削減につながる
など
政府:
2022年6月に決定する指針「骨太の方針」:
・「国民皆歯科健診」の導入が検討
・年齢を問わず1年に1回の歯科健診の受診を義務づけることで歯の健康を守っていくのが目的
・2025年の導入を目指しています。
80歳で自分の歯が20本以上を目指す「8020」運動。咀嚼で脳の活性化はじめ、転倒防止など消化以外にも多くのメリットが歯の健康にはあります。達成の有無は歯科検診でわかるそうで、表彰もされるそうです。
一番の予防はやっぱり歯磨きでしょうと。毎日3回歯磨きしているのになぜか毎年大きな虫歯が。何か食べた後は必ず軽く歯磨きをするようにしたところ、たったそれだけで虫歯罹患度が減り、ほとんど無といっていいほどです。唾液の量が少ないことも虫歯になりやすい原因だそうで、ポイントは、甘いのを残さないですね。あえてブラッシングする時間が無いなどの場合は、ハーブティ、緑茶や水で潤すだけでも効果があります。そして、ダブル効果ではありませんが、歯みがきが面倒なので、間食、ちょっとチョコレート1粒や、クッキーバリバリも随分減りました。
ココナッツオイルでうがいをするといいとも聞いたことがあります。
もちろん磨き方も。シャンプーもそうですが、歯磨き粉を付ける前に、事前うがいだけで、クリア感が全然違うんですよね。ちなみに、歯みがき後のうがいは2回でいいそうな、意外。。