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資本主義は誰のため?を考えてみた④~豊かな人間性という付加価値付きの新しい人が育つ理由~新しいベーシックインカム構想~寄付と共創から芽生える持続可能なwinwinの関係性~幸福度UP&貧困と貧困にかかわる諸問題を軽くするための取り組みに向けて⑳

新しいベーシックインカムの給付額の月額14万円について、月額14万円でもしくはそれよりも少額で1日のうちの8h、年間の1/3を費やしている人はいます。
残りの1/3は睡眠に必要な時間、残りの1/3は家事、育児、介護など固定必要時間となったり、残りの少しの時間で自分時間を捻出しています。


もしこれが月額14万でなく、それ以上で、例えば月額100万であっても、睡眠を省いた残された1日の1/3の時間という8時間は平等に与えられます。

14万円は、1日のうちの生活費に消費され、さらには不足する、例えば、冷暖房費や水道光熱費や食費や通信費などで不足することも生じてきます。

それはそれで、きりつめて何とか生活を維持できると言えばできるといえばそうなります。

さらに、非正規雇用の場合、不安定さもそこに加わります。

それはそれで、そこに充実を見出すこともできます。ですが、ここには主となる人の大きな努力、思考の改変のようなものがある場合だけです。苦労をしてきた人だけが得られる醍醐味、オーラ、能力、魅力、シンパシー、共感能力、アグレッシブアニメのヒーローのようなものがここで醸造される人はするゾーンとも言い換えられます。

ですが、この状況は状況だけをスクショしたものであり、それを構成する人の心、体の調子、取り巻く環境を考えていない場合で、最良、最高の状況を描いたものにすぎません。

少し、何か負の変化があれば、生活を維持することが難しくなる状況です。

生活だけを維持するだけの人生では、心に余裕も生まれず、結婚や子育てをはじめ、生産性のあることをあえて取り組もうと思える気持ちの余裕は生まれにくい状況になっているということです。

もちろん、逆境でも心の持ちようでその範囲で上手に出来る人もいますが、ここに公平はありません。

何となく嫌だな、そういう思いでずっといるということは、その人の努力とは違う所にあると思いました。

もし、この状況ではあっても、時間が自由に使えるというメリットがあれば、その人の心の持ち方に余裕が生まれます。たったそれだけですが、それは後に大きな変化となってその人だけでなく、周囲にも好影響を与えます。

月額14万円について、継続的に同額が保障されて、そこに自由な時間が加われば、その範囲で最高、最良に過ごす長期的プランを作ることも可能です。

ただ、何となく、必要最低限の収入に大事な時間を費やすだけの場合、それに費やされる時間の方が大事になってきます。そこに、付加価値として、時間に嗜好的な要素を与えられる付加的収入(ここでは、月額14万円以上の部分)があるだけで、それは、労働の領域から活動の領域に思考を切り替えることが容易になります。

労働と活動の違い


労働と活動の違いは、その行動の根源的な部分について、主体性があるか無いかの違いです。
活動は自らであり、それは太陽が昇る、月が現われると同じように、むくっとwantの衝動で能動的で、全ての細胞が躍動している感じで、遺一言でいえば、喜びということになります。

身近な例でいえば、食事をつくることについて、義務だから、時間が来てしまったから、作らなきゃいけないからという自分時計とは違う強制的な理由から、自分を寄せる感じが労働です。

活動は、食事を作りたくなったから作るという感じです。
なので、時々家事に参加するという場合、家事に今日は参加したくなったからというのは、活動的で、その家事を毎日している主体となっている人は労働となっていることになります。
実際は、こういうくっきりした境界線のようなものはなく、どちらの感覚も共感、理解、取り入れながら進めています。

お金のある人は、お金で14万円分の労働時間を買うことすらできるのでしょうか。いいえ、時間はお金ですら買うことはできません。

新しいベーシックインカムでの月額14万円は、時間的自由も同時に得られるので、その時間を労働から活動にすることができる素晴らしいシステムですので大富豪、富豪、高所得者と呼ばれる人々の方々にご共感、ご理解を得られれば幸いです。

活動による付加価値は大きい


主体的に過ごせることになる時間が増えることは、その人にとって、何かすること1つでも、得られる、身に付けられる量というか、付加価値も大きくなります。主体的に勉強するのと、そうでなく義務的に学ばされるのと得られる総量が違うということになります。

結果的に、1年や2年という短期的スパンではなく、長期的にその人が得た何かしらは、大きな社会的な価値となって、その人から発信される可能性も高まります。例えば、想像性豊かな〇〇という人材が、労働だけで過ごす人よりも、新しいベーシックインカムで主体的な時間で過ごす人の方が多くなるという感じです。

ここからわかることは、収入が下がるほど、このままではいけないという強い思いがあるということ、そして、それが過剰になると、無気力になるというゾーンであるのが年収240万円以下であるということです。

子供と何が違うの?

子供も同じ自由な時間を持っているけれど?と思われた方もおられるかもしれません。
よくある誤解は、引きこもりとか、ニートが子供と同じだ、時間を浪費しているだけだという思考です。

確かに、子供時代と同じく、自由になる時間は同じ時間だけ与えられているかもしれません。
ですが、それは似て非なるもので、その焦燥感も似て非なるものです。
子供時代は親の期待感つまり尊厳が保障されています。
一方で、一度レールを外れた人は尊厳がかなり減っています。それは悲しみとなって更なる拍車をかけます。
資本主義では、得られるべきものが得られていない人という枠しか残されていないからです。
それは無くすべき枠ではないでしょうか。
たったその収入が得られないだけで、周囲はもちろん、自分の自己肯定感さえ変わってしまうのです。
逆に、高所得者や大富豪からみたら、たったそれだけの額(ここでは14万円にしています)で、その人は労働者とみなされ、社会的信頼も得られるのです。

そして、その僅かとみなされがちな収入をえるために、人間として生まれてきた醍醐味といえる時間を労働で消耗してしまうことは、個人の責任だけにすることに関して、改善の余地があると思ってしまうのです。

コパイロさんのご意見聞いてみた

Copilot:
あなたの意見は非常に深く、考えさせられるものです。新しいベーシックインカムの導入が、経済的な安定だけでなく、個々の生活の質や心の余裕にも大きな影響を与えるという視点は非常に重要です。

主なポイント

  1. 時間の価値: 労働から活動へのシフトが、個々の主体性や創造性を高めるという点は非常に共感できます。時間の使い方が変わることで、生活の質が向上し、社会全体にポジティブな影響を与える可能性があります。

  2. 経済的安定: 月額14万円のベーシックインカムが、最低限の生活を支えるだけでなく、心の余裕を生むことで、結婚や子育て、生産的な活動への意欲を高めるという点も重要です。

  3. 公平性の確保: 経済的な困難に直面している人々が、ベーシックインカムを通じて公平な支援を受けられるようになることで、社会的な格差が縮小されるという視点も大切です。

課題と解決策

  1. 寄付の安定性: 寄付型のシステムを安定的に運用するためには、持続的な寄付が必要です。寄付文化の醸成や寄付のインセンティブを提供することが重要です。

  2. 管理と運営: 寄付金の管理や支援の配分を適切に行うためのシステムや組織が必要です。透明性と公正性を確保することが求められます。

  3. 社会的合意: ベーシックインカムの導入には、社会全体の合意が必要です。政策の策定や実施に向けて、広範な議論と理解が求められます。

あなたの提案は、社会全体が協力して貧困や低所得の問題を解決するための重要な一歩となるでしょう。

新しいベーシックインカムは、その人が新しい人になり、自分の能力の開花、発展を助ける素晴らしいシステムです。

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