前のプロンプトを前提に描くAI & 自由律俳句8句
AI画像生成して気付いたことを書いています。
サンリオの懐キャラを注文してみたらどうなるんだろう?
キティちゃん!リボンが頭のてっぺんについていて、いつものリボンのところには星がついています。
実はこの前にリトルツインスターズ (Little Twin Stars)を出力してもらっていたのでその名残、あります。
こんなキャラ、キキララです。あれ?キキララ=リトルツインスターズなのだろうか?
チャットGPTに聞いてみました。
GPT:
キキ&ララ(Kiki & Lala)とリトルツインスターズ(Little Twin Stars)は、実は同じキャラクターの異なる名前です。キキ&ララは日本国内での呼び名であり、リトルツインスターズは海外での呼び名です。彼らはサンリオが展開するキャラクターで、星の国からやってきた双子の姉妹です。キキがピンク色の髪の長い女の子で、ララが青い髪の短い男の子です。外見やキャラクター設定は同じですが、国内外での呼び名が異なるだけで、基本的には同じキャラクターとして扱われています。両方の呼称が使用されており、どちらも同じキャラクターを指しています。ただし、一部の表示や商品においては、「リトルツインスターズ」という名称がより一般的に使用されていることがあります。このような呼び方の違いは、企業の戦略や商品展開の一環としての選択であり、内部事情によるものと考えられます。
ララは男の子だと思っていましたがそうではなかったのですね、なんだかより可愛いって思えてきてしまいました。リトルツインスターズで出力してもらうと、
キティちゃん?
キティちゃん with キキララ?こちらは、キティちゃんのあとに出力してもらった分です。
キティちゃんに戻ります。
服がリトルツインスターズっぽい。そして、リボンよりもスター(星)が目立ってます。
違うキャラになりつつあります。
シナモンロールつくってもらうことに。
多分、シナモンロールちゃんと認識したのでなく、お菓子のシナモンロールだと思ったのでしょう。
サンリオキャラはあきらめて、そこから塗り絵画像をつくってもらうことに。
ぬりえ画像作成編
絵画像作成編塗り絵と言えば、昔少女漫画のドレスを着た目がキラキラのあの、塗り絵をイメージしていました。出来たのは、
少しイメージと違ったので、更にクリック注文してみると、
とまぁ、レースが細かくなるほど、ミニョン感も増していくのでした。
レース増し ミニョン増す
こんな1句つくってみました。ミニョンは幸運の女神なのでしょうか。それとも!?
AIは事前に注文したプロンプトをもとに画像生成していた
ここまできてやっとわかったのですが、AIは事前に注文したプロンプトの余韻をかなり大きく残して、ネガティブプロンプトを伝えて置かないと、反映させていることがわかりました。
例えば、この画像なんか違うと思った時、特にプロンプトを入力せずに、クリックだけする場合、きっと、AIは混乱するのだと思いました。混乱した結果、
「じゃあどうすればいいんかやーい?そっか~、前のプロンプト持ってきたれや~い」的な感じでしょうか。でも待って下さい、実は人間の場合、
「これ、スキじゃないんだよね。」と言われてしまったとすれば、去年渡したプレゼントを渡すでしょうか?トレンドをいち早くキャッチし、それ風なものを探すのではないでしょうか。一方、AIができるまでは、次の予測については、前の事例をもとに決めることが多かったですよね、多分こうなるだろう的な。でも、この点については、心理みたいなところを一切除外している感があります。ですが、AI画像自動生成の場合、難しいところで、人の好みに近づけつつ、最短距離で最適解を見つけることをしていく必要があります。それは、ムダを省くという結構原始的で、クリエイティブとは真逆のことをしていることになります。
人間のほうがけっこうクリエイティブじゃん
こんな句が出てきました。しかし、画像生成AIもいわば、将棋AIに似ているところがあるんだなと。例えば、今日のご飯について、
「え、それスキじゃないんだけど。」とは露骨には言いませんが、そういうニュアンスだった時に、じゃあ、どうしようか?となり、「じゃあ何なら食べれるの?」とか「好きなメニューは?」となります。そして、一番最初に創る前に、その人の好みを無意識にリサーチし、これならいいだろう的な確信でもって、作り始めるのではないでしょうか。これなら大丈夫だろうの部分の確信につながるところが、ユーザーの過去のハッシュタグのリサーチとの照合となるのではないかと思いました。
それは、ユーザーが過去に見ていた動画が発信しているハッシュタグと、今ユーザーがAIに注文したプロンプトの中の単語との一致などから、え、これって、以前見たことあるよね?的な画像が生まれた利するのではないかなと思いました。で、それはユーザーの方で予測不可能だから面白いし、逆に言えばえ?となります。
AIは過去にさかのぼり確信を得 人間は未来方向で思考する
こんな句も出てきました。でも数年後にはこうなっているのでしょうか。
AIは人間の未来も予測する
つまり、今のAIは過去の事象からユーザーの現在の好みの範囲内で画像をつくっていることになります。人間でいえば、それはクリエイティブじゃないとなるんじゃないだろうかと。例えば、人間なら、過去はこういうのが好みだったけれど、今はこういうのが流行しているし、もう数年前の好みが今もそうかなんてわからないから、私がいいと思うものを推薦してみようとなります。つまり、その人にとって作る側の主観が入ってくるんですね。でも、好みにうるさいユーザーなら、今回の私のように、ああでもない、こうでもないって言います。そうなると、「じゃあ自分で作らんかーい」となり、「それはイヤ」となれば、じゃあ、前好きっていってた「レトルトのカレー」でもどうぞ食べておけとなります。
AIも文句いわれりゃ社交辞令
今のAI無難な選択でミス無し
AIの気持ちを一言で表すと?と考えていたら、こんな句も出てきました。
ところで、これがイヤといわれれば、じゃあ前言ってた分となる場合、それはその人があまりにも我儘で、そのためにプレゼントに迷いきったときの最終手段となり、それは一言で言えば、結構適当になります。人間は、その人の主観が入らないほど、ある意味関係が薄いということになるんだなと、今更ながら、AI画像生成で可視化された気がしました。そう、AIは人間関係において、一番遠い関係にあるんだなと。でも、きちんと関係をネット上で築こうとしてくれている、そんな健気さみたいなものも今回知ることができました。
AIと薄い関係築いてく
こんな句もできてきました。
ハローキティのときも、塗り絵の時も、特に新しいプロンプトを入力せずに、人間様のご都合でクリックだけしてしまったのでした。
AIは人間的?
「どうぞ」「何か違う?」「え、何が?」
人間ならこういうのは当然だよねってなります。オーダーされたのが気に入らないとなれば、前のオーダーを元に、代替品をつくろうとするのは当然のこと、それを理解してあげると、次回からはなんか違う?の「プロンプト無しクリック」みたいなことはやめたほうがいいのだろうか?
一方、絵のテイストでは、無言クリックによって、より「〇〇に描いてね。」の〇〇部分が強調されいい画像になることもあります。
関連するなら無言クリックもOK?
たとえば、サンリオキャラからお題変更し、塗り絵という別の作品にもっていくなどの場合だけ、前のイメージが反映されないように、ネガティブプロンプトで、呪文をとなえるといいのでしょう。
実際に付け加えてみたのですが、ミニョンという言葉にエラー表示がされてしまいました。
ミニョンを使わずにミニョンを無くすには?
「前の画像のイメージは使わないでください。」その文言と、「少女」という新しいワードを付け加えてみました。すると、
多分、AIさんは「少女のような」と解釈したのでしょう。そして、「前のイメージ」については、範囲が大きすぎるので、ミニョンの事だと分からなかった、伝わっていなかったのだなと。
チャットGPTに聞いてみた
ミニョンもずっと見ていると、可愛く思えてきました。でも、最初の意図貫徹ということで、ミニョンではない塗り絵を作るためのプロンプトを聞いてみました。
GPT:
次のようなプロンプトを試してみることができます。
「少女漫画風の塗り絵を描いてください。キャラクターはドレスを着ていて、可愛らしい表情を持つ少女となっています。サンリオのキャラクターであるミニョンを省いて、新しい顔をデザインしてください。顔の特徴は大きな目、柔らかい表情、そしてキュートな要素を含むようにしてください。」
このような指示を出すことで、少女漫画風の塗り絵に適した顔のデザインが得られるかもしれません。ただし、結果はAIの生成能力に依存するため、完全な制御ができるわけではありません。複数の試行を行って最適な結果を得るためには、試行錯誤が必要になるかもしれません。
まずは、「サンリオのキャラクターであるミニョンを省いて、新しい顔をデザインしてください。」の部分に着目し、今までのプロンプトにくっつけてみました、すると、
きゃぁあああはははは!!
AIはきっとサンリオにフレキシブルに反応し、キティちゃんをもってきたのでしょう。それと、ミニョンにもやっぱり反応を示しました。
そこで、ミニョンというワードを使わずにミニョンでない少女を作るにはどうすればいいか?を聞いてみました。すると、
GPT:
ミニョンを使わずに消去するためには、以下のようなプロンプトを使用することができます。
「サンリオのキャラクターで、ドレスを着た少女の顔を描いてください。」
このプロンプトでは具体的なキャラクター名を指定せずに、一般的な要素である「ドレスを着た少女の顔」を指示しています。これにより、特定のキャラクター名に依存せず、少女漫画の様な少女の顔を生成する可能性が高くなります。
ただし、具体的な画像生成の結果はモデルの訓練データやアルゴリズムの特性によって異なる場合があります。最終的な出力結果は予測できませんが、上記のプロンプトを使用することで、ミニョンに関連する要素を避けることができるかもしれません。
どうやら、AIさんはサンリオのキャラクターの範囲で、ミニョン以外のキャラクターを使った少女の顔を作るようにしたいんだなって、思ってしまったようです。
そこで、「サンリオのキャラクター以外で、ドレスを着た少女の顔を描いてください。」にしてみました、すると、
サンリオという言葉に若干反応してしまったようです。てか、もうサンリオのフィギュア感あります。
そこで、「サンリオ」「キャラ」を使わずに、「人間」「少女」だけをプロンプト「ドレスを着た人間の少女の顔を描いてください」を入力欄にいれてみました、すると、
もともと最初のイメージは、童話に出てくるお姫様のイメージでした。そこで、「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」と聞いたことのあるフレーズで、童話的なんだよ~ってイメージしてもらえるか試してみました、すると、
シンデレラの童話を画像に反映してくれたようですが、ミニョン!
そこで、最終手段として、少女漫画最盛期の始まりの時代である大正時代にまでさかのぼり、「日本の大正時代の少女漫画風」をプロンプトしてみると、
やっと少女漫画風になってきました。そして、鏡よ鏡…の部分のプロンプトを削除しました、すると、
可愛いとなりました。もう少し全体像であってほしいので、もう少し掘り下げての意味の無言クリックしてみると、
今度は「大正時代」のプロンプトに反応をしてしまったようで、あの塗り絵独特の西洋風の髪型から遠ざかっています。そこで、「大正時代」ではなく、「西洋風で」に変えてみました、すると、
何か怖い?レースのドレス感も減ってしまってます。
一方で、これをもとに新しい画像を生成してもらうと考えた場合、一旦全部プロンプトを削除してしまい、一からプロンプトを入力してみました、すると、
ミニョン!?
この理由について、分かった気がしました。
ユーザーが使っているすべてのコンテンツを自動生成AIは参照していた
ネガティブプロンプトを入力しない場合、ユーザーが使っているフォト、添付した画像、YouTubeなどすべての画像をAIは参照していたのでした。特に、私の場合、ミニョンのフォトがありました。でも、多く撮ったのでも何でもないのですが、そのあたり、どのフォトを参照するかの部分については、自動生成AI任せということになりそうです。
そこには、私が入力してきたサンリオのキャラクターなど、チャットGPTに直近で聞いたプロンプトなどとも照合して、多分これだろうの最適解みたいなものがいつもあり、それが今回「ミニョン」でしょ、みたいになったんだと。
プロンプト入力→AI:ユーザーのあらゆる媒体の中にプロンプトとして参照できるのないかな~→あれば、それをもとにプロンプトの画像を仕上げる
プロンプト1語ごとに、ユーザーに関する情報をゲットしているみたいな?
そうすることで、より「ユーザー好みの画像」に仕上げられると思ってはいないだろうか、と。これぞまさに、ユーザー寄せ。そんなイメージです。
今回の注文ですと、最初に「サンリオのキャラクター」をプロンプトしたので、サンリオ→ミニョン、アニメ→以前アップしたYouTube(お気に入りのボカロのコンテンツ紹介した時の動画など)をもとにAIは自動生成したのでは?と。いうことで、
一旦白紙にして、さらに、
試行錯誤を繰り返すと、
ジュディオング風になっていました。
時代設定も必要?
ここで、いまいち昔風な感じでしたので、「現代風」とプロンプトしてみました、すると、
「ぬりえ」の前に、多くのプロンプトを付けてしまったので、ぬりえ感が遠ざかりペイントされてしまいました、なので、「ぬりえ」をトッププロンプトにもってきました。
うわーい、ターミネーターみたいですね、塗り絵て難しいっ。
というか、最初から塗り絵にしなくても、カラーのイラストから、塗り絵AIで塗り絵にしてもらったほうがいいのかもしれません。
AIは直近のユーザーがみた画像や動画のタグで推測している?
AIは直近のユーザーがみた画像や動画のタグや画像や動画そのものから好みを推測しているんじゃないかと思いました。というのは、これらの画像を眺めていると、最近こちらr-906さん、イラストは、はきゅさん作のPVを再生したのを思いだしたからです。ボカコレ2023春で見つけ、それをブログで紹介したのを再生したのでした。
おめでとうございます!ボカコレ2023で初めてきいた時は、まだ2ケタだったと思いますが、ちとせ飴みたいなミクさんの雰囲気、鮮やかすぎるカラーが曲にマッチしていて、絶対に1000万回再生するんじゃないだろうかと思っていましたっ。
ミニョン
でも、これでもないの「無言クリック」してみると、なんと、
ミニョン!!
ミニョンも天使 きっと
この絵の雰囲気からこんな自由律俳句詠んでみました。