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詩『願い』

願い
作 詩歩

心の言語が訳せないまま
こんなにも時間が経ってしまった
夢から醒めたときに届いた手紙
並んだやさしい文字が溢れた涙で滲んでいく
それなのに言葉の意味がひとつもわからないままで
何度も同じ夢を見る
目を閉じて胸に手を置いて願う
涙の雫がいつか真実をおしえてくれますようにと



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