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世界遺産 白川郷をスマホ1台で撮影してみた|iPhone15 Pro MAX先行レビュー

こんにちは、絶景プロデューサーの詩歩(@shiho_zekkei)です。

先日アメリカのApple Parkで開催された「Apple Event 2023」。今回はじめて招待いただき、現地クパチーノでの発表会に参加してきました。

▼そのときの様子はこちら

このイベントで新しいiPhone15シリーズが発表されたのですが、中でも注目なのが5倍の望遠レンズがついた「iPhone15 Pro MAX」。

今回なんと一般販売前に使わせていただける先行レビューの機会を得たので、さっそく友人と撮影に行ってきました!

私はフォトグラファーではなくトラベラーとして活動しているので、カメラの技術や解説は至らない点も多いですがご了承を・・・重い一眼カメラがなくても、スマホでサクッとこんな風に撮れるよ!ということで参考になれば嬉しいです

まずご紹介するのは、岐阜県にある世界遺産の白川郷。

これまで夏、冬に来たことがあるのですが、初秋ははじめての訪問です。三連休中の訪問ということもあり、朝の早い時間帯に訪れました。

●荻町城跡展望台からの景色①

まずは定番の景色ということで、俯瞰の景色をメインカメラ24mm(x1)で撮影。

写真の画素数は、6048*8064の4800万画素(48MP)。画像容量は80.8MBでした

EXIF情報は各データに記載しています。それぞれアプリは使用せずノーマルカメラで撮影し、傾き微調整以外のトリミングはしていません。EXIF情報はスマホアプリを使って入れています。RAW撮影が可能な場合は「RAW最大」で撮影しています。

そして同じ場所から、48mm(x2)。

パンフレットでよく見るのはこれくらいの画角が多いかもしれません。

写真の画素数は、3024*4023の1200万画素(12MP)。画像容量は27.3MBでした

余談ですが、白川郷の合掌造りは厳しい自然環境の中で風の抵抗を少しでも和らげるため、すべて同じ向きに建っています。

写真では、そんな1軒1軒の家の向きもきちんとわかりますね。

さらに同じ場所から、120mm(x5)で撮影。

写真の画素数は、3024*4023の1200万画素(12MP)。画像容量は29.8MBでした

道を歩く人の姿まで、よく見えますね。

一番手前にある合掌造りの建物は「和田家」という、唯一 国指定重要文化財に登録されている建物です。観光用に公開されているので内部も見学することができます。

こちらは2年前に訪れた際に、当時使っていたiPhone11Proで撮影した和田家の2階部分の写真です。

この屋根がクギを1本も使用せずに建てられているなんて、日本の技術の素晴らしさが伺えます。

と同時に、それが詳しく分かる写真をiPhoneで撮影していなかったことが悔やまれます…

同じ場所から画角を変えて、120mmでもう1枚。

今度は道を入れて撮影してみました。

さすが望遠レンズ、5倍ズームしても合掌造りの茅葺屋根の質感まではっきりと写すことができています。

(参考)ここには載せていませんが、超広角カメラ13mm(x0.5)で撮影すると1200万画素、28mm(x1.2)は3500万画素、35mm(x1.5)は2400万画素です

▼展望台からカメラを切り替えて撮影している画面録画をtwitter(X)にアップしているので、気になる方はあわせてどうぞ

●荻町城跡展望台からの景色②

今度は同じ展望台から、自分自身を入れた写真を友人に撮ってもらいました。

こちらは48mm(x2)。

同じ場所から、こちらは125mm(約 x5)。
*120mmのつもりが少しずれてしまっていたようです

望遠レンズを使って撮影した写真は背景が少し圧縮されたように写るので、先程と同じ場所なのに違う雰囲気の写真を撮ることができました。

これは新しいiPhone 15 Pro MAXならではのショットですね👏

画質が良すぎて、私の背中のニキビ跡までハッキリ写ってしまいました😇

●三つ子の合掌造り

続いては、合掌造り集落の中の人気スポットへ。

手前の田んぼは稲刈りが終わってしまっていたのですが、かろうじて稲穂が実っている田んぼがあったのでそちらを入れて撮影しました。

書くまでもありませんが、撮影者も被写体も田んぼや畑の中には入っていません。通路に立って撮影しています

こちらは48mmで撮影。

背景の山を入れて広がりを見せてみました。

同じ場所から5倍の120mmで撮影すると、こんな感じに。

実際に肉眼でみるとかなり離れた距離なのですが、この写真ではかやぶき屋根の建物の細部まで見ることができます。

被写体(わたし)の手前にある植物(実った稲穂…と見せかけて何かの草)も1本1本キレイに写っています。

こちらは上記2枚とは違う立ち位置ですが、かやぶき屋根の屋根をクローズアップして120mmで撮影してみました。

となりに蕎麦の花も咲いていたので、こちらも通路の中でパシャリ。

ボケ感のF値は撮影後にF6.3に変更しました

この1枚はポートレートモードで撮影して、背景の建物と手前の花畑をぼかしてみました。

iPhone15 Pro MAXはノーマルカメラを使った撮影時でも、画角内に人間を検知すると切り替えることなくポートレートモードで撮影することができるようになりました。

これまでのポートレートモードは、例えば上の写真であれば右腕の内側がうまく認識されないなどで、正直わたしとしては使う機会が少なかったのです。

でもこの写りなら、一見スマホで撮ったとは分からないレベルでは…と思いました!?(もちろん一眼レフカメラとiPhoneではセンサーサイズが違うので別物ですが)

余談ですが、蕎麦の花はとてもニオイがきついです。笑

ただ、ポートレートモードにするとRAWデータでの撮影ができなくなるので、あとから編集するのであればRAWで撮ることを優先したほうが良いかなあ、と個人的には思います。

もう少しグルメや街中も撮影したかったのですが、三連休で人混みがすごかったので撮影はここで終了。

とくに動画機能など まだまだ使いこなせていない機能もあるので、もう少し良い撮り方を研究していけたらと思います。


白川郷以外にも絶景スポットでiPhone15 Pro MAXを使った撮影をしてきました!

おもにInstagramでアップしていくので興味がある方はこちらもぜひよろしくお願いします。


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詩歩 | 絶景プロデューサー
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