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学びを終えて、次なる成長へ。

成長や学びとは一体何なのだろう?挑戦するからこそ、失敗して痛い目にあう。落ち込んでつらいときは、この先解決した明るい未来を想像できないし、そこにどんな意味があるかさえわからない。

少し前のこと、裏切られたかのような体験をし、本来の自分を理解されていない、居場所がないと感じ鬱々としていたことがある。行動することで自分を奮い立たせてきたポジティブ人間の私が、行動できない。気持ちがついていかず、心が拒否する。人生であまりない、谷の底でうずくまって身動きが取れない状況だった。

コーチやまわりのサポート、カウンセリングまで通って、やっと自信を取り戻したと思ったら、不安になったり、何度も行ったり来たりが続いた。

コミュニケーションの課題は、放っておくと、どんどん不信感が募り、相手や組織を全否定することになり、気づいた時には手遅れになることがある。本当は話せば理解し合えることだってあるのに、ちょっとしたねじれが根深い問題へ発展する。

結局、自分に素直になることが大事で、つらいと自己開示して、弱さをさらけ出すこと。仲間を頼って、甘えてみること。孤独に戦っていたのではなく、なんだみんな同じように思ってたなんてことはよくある。まわりを巻き込んで、一人の行動が大きなうねりになっていく。腹割って話すというシンプルな解決策が近道だった。

今回良かったのは、谷底の自分を切り捨てず、負の感情そのまま辛抱強く付き合い続け、客観的に受けとめて前を向く、この一連のプロセスを、環境を変えるのでなく同じ場所で経験できたこと。今うまくいっているかいないか、短期的な結果や視点になりがちだけど、中長期的に物事を考えられた。今はできていなくても、必ず這い上がれると自分を信じられたこと。もう一度、希望を持てた。そして現場のリアルな課題を、実体験を通して痛感できて本当によかった。お金を払ってもできない貴重な経験ができて感謝しかない。

相手や組織を変えようと、課題を突き付けていても仕方ない。そんなこと求められていないし、アプローチ方法を変えなきゃ。自分が何とかしないとという使命感や執着をやめると、どうでもよくなり、その先には愛おしさが待っている。とにかく目の前のことにまっすぐに向き合い、正直な思いを大切にすること。でも、そこで情が湧いても、冷静に。これも大きな成長。過去の失敗から、陥りがちな傾向やパターンを学び、同じことが起きた時に「あー、またこれね。この感覚知ってるぞ。」と別の対処をする、この繰り返しが成長だと思う。そして学びが終わったら、心から感謝して、次へ。私の愛やエッセンスが、間接的に届いていて本当に嬉しい。あとは、頑張ってねの応援スタンス。どの場所が自分のステージか、自分で選ぶから。愛すべき仲間と、愛すべき旅を。

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30代、ようこそ新しい私。どんどん自分を解放し、本来の自分を取り戻そう。

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