外地の三人姉妹(アーカイブ2020.12/17)
2020.12/17観劇
最後の最後まで不快、本当に胸糞悪い。
誰も幸せになれない世界観がチェーホフらしいなあと。
そもそも人間って所詮あんなもんだし他人の辛さって理解出来るものじゃないし私は理解したくもなくなった。
ラストはまさかと思ったらそのまさかの演出で凄く苛立ったのに何故か美しく感じた。
途中から日本の国旗を見るのも嫌になって日韓関係はこれからだって根底は変わらないままなんだろうと絶望した。
音響も耳を塞ぎたくなる程不快。
なのにというかだからというか、自分が演出する際取り入れたいと思ってしまった。
演劇って私は興奮するものが好きだけど、魂を吸い取られたような脱力感とか後味の悪さも魅力なんだよな。
形容出来ない感情になってる。
こんなにも不快感を与えられる演劇って偉大だ。(凄い殴り書き…)