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ミセス・クライン感想(アーカイブ2020.12/14)
2020.12/14観劇
ずっとこの作品を待っていたのではないか、そんな気がしてくる。私は自分の痛みや大切な人と向き合う事を無意識に避けてた。それを思い知った。
どこまでも人間臭くて、汚くて、素直で、皮肉。気付けば抜けられなくなってる泥沼の空気感に「こんな演劇知らない!」って驚いているのに、自分を見ているみたいでどこか冷静だった。
良くも悪くも人間の鑑のようで、感情を爆発させても必死に自分を保とうとする姿や目を背け続けてきた傷と向き合う姿を観るのが苦しかった。
兎に角「話して」ってぶつかって来てくれる存在って、どんなに嫌いな人だろうが貴重。私にはそんな人いるかしら。
やっぱり私にとって演劇はセラピーなのかも。"演劇を好きでいて良かった"、私も今日強くそう思えた。
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