豊かなLIFE STYLEとは
思い返すと、大学を選ぶとき、将来豊かな人生を送れるようになりたいと思い、一流企業に就職するために、とにかく良い大学に進学することが、その近道だと思い、上智大学外国語学部に入学。そして、就職先としては、努力すればそれなりのリターンを狙える外資金融に入社しました。
金融の知識もなく、経済の知識も薄いまま、とにかく金融の世界に飛び込みました。周りは優秀な人ばかり。自分のできなさに劣等感を感じながら、当時できたことは朝早くから出社して、任された仕事をやり抜くこと。週末になると、ぐったりで、寝ること、何もしないことが幸せと感じる日々でした。
20代前半で結婚し、20代後半で2人の子供にも恵まれて、そこで産休が取れて、職種の変更(営業→マーケティング)もできたことで、13年間継続して同じ会社で働くことができたのだと思います。主人も大手メーカーに勤務していたことから、ダブルインカムだったので、ある程度自由に旅行をしたり、食事に行ったり、マイホームを購入することもできました。経済的にはゆとりがある生活ができていたと今振り返ると思います。
ただ、30代を超えてからどうしても同じ会社で定年まで勤め上げることをイメージできない、どうしても仕事での充実感を感じることができない・・・ただ、足元の収入を手放すことができない・・・。と5年間悶々とした日々が続きました。
35歳の時、知人からのお誘いで、ベンチャーの世界に飛び込むことになりました。大手企業での経験とのギャップが大きく、また入社したての時以上に働く日々で、また疲れ果ててしまいました。新しいことにチャレンジしたことで、新しい方との出会いがあったり、学びも多かったのですが、自分の身の丈、志向、人生の方向性とは合わないとわかり、独立することを決断し、2019年5月に地元長野に戻り起業しました。
東京のベンチャー企業で働いた最後の半年は、週3日での勤務にして頂き、長野(志賀高原)と東京の半々のライフスタイルを試しました。東京では、人・情報・モノ全てが集まっており、ビジネスも合理的に動くのでビジネスをするのであればやはり東京だと思いました。一方で、情報過多になりがちだったり、昼夜を問わず働いてしまう傾向もあり、疲れ果ててしまう傾向にあると思います。
一方で、長野(志賀高原)での生活は、360度の自然に囲まれて、一切人工物がない。空を眺めていると、雲が流れていく。ドライブをすれば、白樺が輝いている。心が洗われるような気持ちになり、マインドがリセットされて、自分自身を見つめ直す時間も取れて、また東京で頑張ろうという気持ちになれました。
この経験から、都内に住んでいる多くの方が、2拠点生活(東京と地方)を取り入れることで、健康にもなりながら、ビジネスも進めて行けるのではないかと思いました。コロナの影響で、ワーケーションや2拠点居住は世の中のトレンドになるのではと思っています。メジャーになるには、まだまだ時間がかかると思いますが、カッコイイ生き方として、2拠点生活が浸透し、より豊かなライフスタイルを送れる人が増えるとイイなと思っています。
2019年5月に立ち上げた合同会社SPARK OUTLANDSの代表として、会社のビジョンの「新しいライフスタイルの提案、今までにないワクワクする新たな体験を多くの方に提供し続けることで、人々が豊かで充実した人生を送るサポートをします」を達成するための活動をして行きます。
このnoteでは、個人的な考えをつらつらと書いていきますので、よろしければお付き合いください:)