目標を探す 〜マインドマップ〜
2024年、初投稿となりますが。
はじめに能登半島地震により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
今年も、自身の学びを深めつつ自律神経的観点も交えたヨガ的生活の工夫をお伝えしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
新たな年を迎え、一年の目標を定める方も多いかと思います。
ただ、意外と自分自身についてはどのような目標が適切なのかわからなかったりしませんか?
今回はそんな時に役立つ、思考の整理術であるマインドマップについてお伝えしたいと思います。
Q.マインドマップってどんな時に使うの?
A. マインドマップは理解を深めたいテーマについて考える際の絶好のツールです。
・目標設定のための思考整理
(セラピストは臨床上でクライアントについての思考整理にも有効)
・モヤモヤした気持ちの原因を明らかにして反芻思考を予防
・学習時に物事の関連性を視覚化して記憶定着の手助けに
・ビジネスモデルを考える
アイディア次第で様々な場面で活用できるものです。
準備物
・スケッチブックやA4程度の紙
(どんどん思考を広げていけるように大きめの紙がおすすめです)
・カラーペン(カテゴリー数の色数)
マインドマップの書き方
① 真ん中に考えたいテーマのイメージ(概念)を書きます(ex.2024年の私)。
② テーマの周囲に4〜6本程度の中枢部のブランチ(枝)を太めに・色分けして書きます。
③中枢部ブランチの上にテーマを考える上でのざっくりしたカテゴリー名を書きます。(ex.仕事・健康・生活・子育て・遊び)
④各カテゴリーのブランチから複数のブランチを脳内シナプスのように枝分けし、各ブランチの上部に連想的に浮かんだキーワードを書き加えていく。
マインドマップを書く時のポイント
・キーワードはできるだけ簡潔な単語で書く
→キーワードを限定しすぎないことで、その後の派生の幅を広げることができる。
・キーワードの横にわかりやすいイラストを添えて描くのも良い
→脳内で一旦情報をイメージ化する工程が省けるため、より瞬間的にキーワードを捉えることができる。
・小テーマごとに色分けをする
→視覚的に各テーマがわかりやすくなり、またそのイメージに合う色の選択で、より脳内にインプットしやすくなる。
・小ブランチは出来るだけ考え込まずにその場でパッと浮かんだ単語を書き込む
※昔流行った『マジカルバナナ』方式で(『バナナ』と言ったら『黄色』、『黄色』と言ったら『レモン』と言ったら『酸っぱい』というように楽しんで)
→自覚できていなかった自分を見つけることができる。
・ブランチは放射状に書いていく
→思考の広がりを得られると共に、深掘りしていくためにも役立つ。
今回は一年の目標を立てるためのマインドマップ作成ですが、目的によっては以下についても意識して書いていくことも有効です。
○5W1H
When いつ
Where どこで
Who 誰が
What 何を
Why なぜ
How どのように
○5感方式
・視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚・(+第6感・インスピレーションも)
私の場合のマインドマップ作成後の感想
・様々な場面で書いていくと、より有益なキーワードが書けるようになりそう。
・マインドマップなしで目標設定するよりも包括的な設定をすることができた。
・視覚的に可愛いので、目に見える場所に貼って何度も目にしたいと思う。
いかがだったでしょうか。
ちなみに私は社会人になってから作業療法士になりましたが、それまで感覚に任せて生きてきていたため、臨床に入って数年はセラピスト特有の論理的思考を獲得するために苦労しました。
けれど、思考を整理する術をうまく活用することでゆっくりでも論理的思考は育てることが出来ます。
物事の処理スピードは若者に劣りますが、知能は経験を積むことで高齢になってからも発達し続けると言われていますよね。
人生においては様々な出来事が起こりますが、知的好奇心を大切に、逆境もバネに出来る強さを持って生きていきたいですね。
今回は、目標設定のために思考を整理する術としてマインドマップのご紹介をしました。
次回は、目標を潜在意識に定着させ実現に向かうためのツールであるビジョンマップについてお伝えしたいと思います。
最後まで読んでいただき有難うございます。
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