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楽琴書以消憂 布字

  琴書を楽しみ以って憂いを消す
琴や読書を楽しんでいれば心の憂いは晴れよう
 陶潜(陶淵明)の「歸去來兮辭」
不勉強で全く読めないですが、とても長い漢詩の一節です。

前後の詩は省いての意味ですが、琴(弦楽器でも琴ではない楽器ですが)や本に救われる事は多いです。

この字は金文で中国の殷・周時代のもので青銅器に鋳込まれた物です。
甲骨文の後の古い文字だそうです。
楽の字はどの時代のも面白くて好きな文字の1つです。
憂の字は金文だけが矢印のような形が入っていて一目惚れでした。
以の字は下書きで風船みたいに丸く書いてとても気に入っていたのですが、先生に却下されました。
残念!
初心者なので、文の意味と字の形とが選ぶ基準になってしまいますね。
布字なので、反転したのが正しい文字です。
どんな出来上がりになるのか。
7.5×7.5cm

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