猫がクリスマスツリーを破壊するときの5つの対処法!注意点も解説
クリスマスになればクリスマスツリーを飾って、雰囲気を楽しむ飼い主さんも多いでしょう。しかし好奇心旺盛な猫がいると、クリスマスツリーを壊してしまうことがあります。「せっかく飾り付けしたのに」など落胆してしまったなんてことありませんか?
そこで今回は、猫にクリスマスツリーを破壊されないための5つのアイデアと注意点を紹介します。猫と暮らす人必見の内容です。
1.猫はなぜクリスマスツリーを破壊するのか
猫がクリスマスツリーを破壊する理由は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
1.1好奇心や遊び心
猫は好奇心旺盛な動物です。そしてクリスマスツリーは、猫にとって魅力的な「ぶら下がっているおもちゃ」・光・音などがあり、さまざまな刺激を与えてくれる存在です。
そのため猫はクリスマスツリーに興味をもち、登ったり、倒したり、飾りつけを壊したりして、好奇心や遊び心を満たそうとします。
1.2縄張り意識
猫は縄張り意識の強い動物です。そしてクリスマスツリーは、猫にとって魅力的で大きな存在であるため、猫はクリスマスツリーを自分の縄張りとしようとします。
そのため自分のテリトリーを守るために、定期的にクリスマスツリーの見回りをするのですが、そのさいにツリーを破壊してしまうこともあるそうです。
1.3ストレス解消
猫はストレスを感じると破壊行為を起こすことがあるのですが、刺激的な存在であるクリスマスツリーはその猫の標的になりやすいのです…。
ツリーを標的にロックオンすると、猫はストレス解消のためクリスマスツリーを破壊する行動をとります。
2.猫にクリスマスツリーを壊されないための5つの対策
2.1クリスマスツリーをケージで囲む
猫はある程度の高さなら登ってしまいますが、ケージで囲むことで猫の行動をある程度制限できます。またツリーの転倒も防ぐのにも効果的です。
ただし、ケージは簡単に飛び越えられることがあるため、十分な高さと安定性があるものを選ぶのがベター。
2.2猫が嫌がるものをクリスマスツリーに飾る
猫の嫌いなものをクリスマスツリーに飾ってみるのも良いでしょう。要は、クリスマスツリーを嫌悪の対象にするということです。
猫にとって何が怖いのかはその個体によって異なりますが、
・苦手とされる掃除機の近くに飾ってみる
・猫の天敵である蛇の人形を置いてみる
・お化けや化け物のオーナメントを飾ってみる
など、さまざまなアイディアでクリスマスツリーを守っている飼い主さんもいるようです。
2.3猫が入らない部屋にクリスマスツリーを飾る
もし猫がはいらない部屋があるなら、その部屋に飾るのが一番安全でしょう。
というのも猫がクリスマスツリーを倒すと猫や周りの人をケガさせたり、ツリーやほかの家具を破損してしまうこともあります。
そのため可能であれば、猫がクリスマスツリーに接触できない環境を整えるのがベストです。
2.4クリスマス当日だけツリーを飾る
クリスマスツリーをずっと置いていたら何度も猫の標的となって破壊されてしまいます。
そのためクリスマスツリーは当日だけセットするというのもおすすめ。そうすることで、猫によるツリーの被害を最小限に抑えることができます
2.5壁掛けタイプのクリスマスツリーを飾る
最近では置き型だけでなく、壁にかけるタイプのクリスマスツリーも流行っています。場所も取らず収納時もかさばらないという理由で人気があるようです。
もし「愛猫からクリスマスツリーを守れない」という人は、壁掛けタイプも検討してみて下さい。
置き型にひけをとらない、可愛い飾りや光るLEDライトも取り付けられるおしゃれな商品もありますよ♪
3.猫にクリスマスツリーが破壊されるときの注意点
3.1有毒な植物は飾らない
クリスマスツリーと一緒にポインセチアなどの花を飾る人もいますが、猫にとって有毒な植物は飾らないようにしましょう。
ポインセチアは美しい色と「ザ・クリスマス」を連想させる花ですが、猫にとっては中毒の原因になるものです。
たとえ少量でも重症化になることもあるため、万が一猫が食べてしまったらすぐに動物病院へ連れていきましょう。
3.2オーナメントを誤食させない
クリスマスツリーと猫の組合せで恐ろしいのが「オーナメントの誤食」です。
ツリーのオーナメントは猫にとっては魅力的なおもちゃ。そのため好奇心で飾りやLEDライトを口にしてしまうことがあります。
とはいえオーナメントを飾らないと寂しいクリスマスツリーになってしまうので、接着剤でツリーとオーナメントをしっかりくっつけたり、猫が嫌いなにおい(柑橘系など)をぬったり対策をするようにしましょう。
そして猫がオーナメントを誤飲してしまったときは、自分で吐かせようとはせずに動物病院で適切な処置を受けるようにしましょう。
4.まとめ
猫のクリスマスツリー破壊は、猫の習性や欲求から起こる自然な行動ともいえます。飼い主からしたらたまったもんじゃありませんが、しっかり対策をすることである程度破壊を防ぐことができます。
今回紹介した対策・注意点を参考に、愛猫と一緒に穏やかなクリスマスを過ごせるように準備しましょう。
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