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地方公務員→国家公務員【国家公務員試験】

大屋佳世子,『市役所から国交省へ転職。ふたつの役人を経験したからわかる、違いと共通点』,Volve株式会社,2023/9/15 18:00,https://note.com/volve/n/n160e9286c974,(アクセス日2024/9/9)

◻︎仕事
前職:京都市役所(15年)
現職:国家公務員(国交省、総合職)
◻︎業務内容
国交省で建設業のDXや働き方改革を進める
◻︎転職理由
"一つの組織の中にいて、経験すべきことをさせてもらっていましたが、成長カーブの傾きを高めていきたい、新しいステージに挑戦したいと思うようになっていました。"

https://note.com/volve/n/n160e9286c974

京都市役所から国土交通省と、地方公務員から国家公務員へ転職された平井さん。
「自分の筋を通して喋る」という言葉が印象に残りました。
日々仕事をしている中で、"分かった気でいる時"って、必ずと言っていいほどうまく説明できず、伝わらないことが多い気がします。

この記事の中で、国家公務員試験を2回受験した
・令和2年の人事院の募集
・国交省の直接転職
とのことで、今回は国家公務員試験について調べてみたいと思います。

国家公務員採用情報NAVI

人事院の国家公務員試験採用情報NAVIを見ると
・受験案内
・公募情報一覧
など様々な試験情報が掲載されています。
各省庁のWebサイトへのリンクも貼られていました。デジタル庁はnoteもやっているんですね。

総合職と一般職

受験案内には

●総合職
 政策の企画及び立案又は調査及び研究に関する事務をその職務とする係員
●一般職
 定型的な事務をその職務とする係員

と書いてありますが、漠然としていて結局何するのか分かりづらいですよね。
身近な料理で例えてみると、

総合職
①何を食べたいのか確認してメニューを企画する(仮に、和定食としましょう)
②和定食に必要なレシピ、材料、器、予算などを調査する(ご飯、味噌汁、焼き鮭、小鉢で900円)
③予算を確保する(※大事)
④レシピを書いて、配布する
一般職
⑤配布されたレシピを元に、材料を買い、器や調理器具など作れないものは業者に発注して、料理を時間内(主に年度内)に作り、提供する

採用する時から総合職の人には、主に①〜④の仕事をしてもらいますよ。一般職の人には、主に⑤の仕事をしてもらいますが、霞ヶ関に行ってもらうこともあります。みたいな感じでしょうか。省庁によって違いはあると思います。

中途採用

社会人経験後、国家公務員試験を受験するときにどの試験を受けたら良いのでしょうか?
受験資格と年齢、社会人経験年数によって受験できる試験を確認しましょう。
総合職・一般職の受験資格の年齢は21〜30才となっていますが、中途採用、無線従事者資格を持っている場合は年齢制限がない場合もあり、幅広くいろんな経歴の方を募集しているようです。
定期的に全ての、サイトを見に行くのが難しい場合はまとめサイトを活用するといいと思います。
わたしも大学生の時は活用させていただきました。

国家公務員になるのが目標ではなく、合格したその先でどのように働きたいか?が大事だと思います。
平井さんのように身近に国家公務員として働いていた方がいればイメージがつきやすいかもしれません。
大学の先輩に聞いたり、元国家公務員の方のnoteの記事などを読み理想とギャップの差をできるだけ埋めることで、自身にあった働き方が見つかるのではないでしょうか。

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