頭の使い方で思うこと
こんばんは！自称マインドマッパーこと、松本翔馬です。
先日、友人と話していた時に友人が自転車に乗っていたら、アイディアを思いついたという話をしていました。
この話を受けて、今日は頭の使い方について考えてることを書きたいと思います。
頭の使い方といっても、こういう風に考えていけば効率がいいよとか、こういう風に使ったらいいアイディアが出るよといった類の具体的なアドバイスみたいなものではありません。
そもそも僕にそんなアドバイスできませんｗ
頭の使い方というより使われ方について、見知った情報を自分なりの解釈としてまとめてみます。
別段、新しい話ではないとですが、（というか、いつもそうなのですが）
ご興味あれば続きをどうぞ。
マインドフルネスとは
マインドフルネスって聞いたことありますか？
瞑想なんかその一種ですね。同じように捉えてる方もいるかもしれません。
このマインドフルネスはもうちょっと抽象的な概念で”今あるありのままに集中する”ことという風な言われ方をします。
瞑想なんかでは呼吸に意識を向けます。いろいろなやり方があると思いますが、例えば5秒間息を吸って、2秒間止めて、8秒間吐くといったような呼吸をしながら、その呼吸に集中するといった感じ。
今、これを読むのをやめて2分間、この呼吸法で呼吸に集中してみてください。姿勢をよくして楽に座り、2分間呼吸だけに集中する。
余計なことを考えずに、呼吸のみに集中します。呼吸の音、空気が入ってくる唇の感覚、気道の感覚、肺の感覚、特に体感覚に意識を集中するとやりやすいんじゃないかと思います。専門家ではないので詳しく知らないんですが。
なにか雑念がよぎってもそれはそれで受け入れ、また呼吸へと意識を戻していきます。ではどうぞ。
いかがでしょう？
おそらく、ちょっと頭がすっきりしたような感覚になると思います。
これがマインドフルネスの効果です。
デフォルトモードネットワークとは
話を一旦変えます。
安心してください。ちゃんと戻ります。
マインドフルネスは一旦おいておき、デフォルトモードネットワークという言葉を聞いたことがありますか？
脳の働き方の一つの状態をそう言うんだそうですが、この状態は簡単に言うならぼーっとしてるときの脳の状態です。
そしてこのぼーっとしているときというのは、意識的には何も考えてない状態だと僕は解釈しています。
この状態は何も考えてないんだから、頭は使ってないと思いがちですが、研究によると、この状態の方が何かを意識的に考えているときより、頭の消費エネルギーが多いらしいんです。
移ろう雑念を無意識に考えたり、潜在意識でいろんな情報を処理したり、頭の中でわちゃわちゃやってるせいか、実際は脳で処理している情報量がかなり多いんだと思います。
この時、頭はあんまり休まっていません。ぼーっとしてるのに頭は使われているんです。消費されるエネルギーが多いことがそれを物語っています。
ぼーっとすることと集中することの違い
話を戻します。
マインドフルネスも意識的に何も考えないという点ではボーっとしているときと同じという風にも見えます。
ですが、マインドフルネスを行った時は明らかに頭がすっきりするし、一方でボーっとしてるだけの時には同じような感覚は得られません。
この辺、詳しく勉強してみようかなと思ってるんですが、現段階での思い付きで書いていきます。
両者、意識的に何も考えてないという点では同じですが、違いは消費されるエネルギーです。
マインドフルネスは体感覚に集中します。これは脳を使っているようですが、見方を変えれば、一つのことに集中することで、余計な情報を排除しているとも言えます。
つまり、情報の取捨選択をしていて、脳のエネルギーはボーっとしているよりも少なくて、むしろコスパがいんですね！多分w
逆にボーっとしてる場合は、集中してないから否応なしに目から入る情報、耳から入る情報、いろんな情報を一色単に無意識化で処理してるがゆえ、脳的にはエネルギーをいっぱい使ってるんだと思います。
何も考えていないようで雑念なんかが出てきたら、それに関してついつい考えちゃいますしね。
フロー状態はどんな状態？
マインドフルネスとボーっとしてるときの違いは集中してるかしてないかでした。
では、よく耳にするフロー状態とはどういう状態でしょうか。
現段階の自分の考えではこれはマインドフルネスに該当すると思ってます。なぜなら、フロー状態は忘我の境地であり、超集中状態であるからです。ゾーンに入ってるともいわれるあの無双状態です。
この辺を踏まえ、自分の中ではマインドフルネスは以下の3つに分類されます。
①意識集中
②運動集中
③単純思考集中
①は記事の最初で行った呼吸法や瞑想といった類でイメージが付きやすいと思います。先ほど試されたなら頭のすっきり感を味わったはずです。
②はスポーツや歌など運動している時、絵を描いているときも該当するかもしれません。直観的には右脳系が優位になっている状態でいずれにしても、各々の活動自体に集中している状態です。こんな活動をしている時に頭がすっきりした経験はあると思います。
スポーツなど筋肉を動かすことは副次的なストレス発散効果などもあるかもしれないので、一概に言えませんが、絵を描くこと、塗り絵をするなど、激しい筋肉の動作がないものでもその効果はあると思っています。
一昔前に流行った”大人の塗り絵”などマインドフルネス効果が本質じゃないかと思います。
③は思考と書いていますが、考えてはいるもののほとんど脊髄反射に近いような単純な処理のみに集中しており、エネルギー的にはほとんど使っていないようなイメージです。単純なゲームを集中してプレイしている状態ともいえるでしょう。
尾原のオンラインサロンハックというサロンの中で、尾原さんが小橋賢児さんとの対談でテトリスエフェクトというゲームの話をされていたんですが、それがこの③に当てはまる内容だと思います。
僕もサロンに入らせていただいてますが、本当に学びが多い！学習欲がある人は特におススメです！
つまり、マインドフルネスとは何かに集中していて脳のコスパがいい状態。そしてフローやゾーン状態とはいろんな活動において、余計な思考がない状態までスキルが高まり、ある目的に対して超集中しているハイパフォーマンス状態だという風に考えています。
パフォーマンスの良さとクリエイティビティは違う
このフローやゾーンと言われる状態は脳のエネルギーのコスパもよく、なおかつ活動の結果のパフォーマンスも高くなります。
ことパフォーマンスでいうなら、できるかぎりこの状態に入ることが、エネルギーロスに対しての生産性が高く、素晴らしいことだと思います。
ですが、ここで言いたいのはパフォーマンスの良さとクリエイティビティは違うということです。
クリエイティビティ、つまり創造性も生産性の枠に入ると思いますが、この場合はパフォーマンスを上げることでは高まりません。
創造というのはいろんな着想から生み出されるもので、エネルギー的に考えればとてつもないエネルギーを使うはずです。
だから、アイディアが生まれるときは脳のエネルギーはかなり使われているはず。
いろんな知識からの着想や深層心理での繋がりなど非常に情報量が多い状態からポッ出てくるものだと思います。
そしてこの状態がボーっとした状態、つまりデフォルトモードネットワークの状態です。エネルギーをすごく使うという意味でも合致しますよね。
そして、昔からアイディアが生まれるのは馬上、枕上、厠上（ばじょう、ちんじょう、しじょう）と言われます。
今風にいうと、馬上は移動中でバスや自転車などに乗っているときで、その他は字面通り、ベッドで寝ているときとトイレに座っているときです。
こういう状態は大抵ボーっと何かを考えてたりしますよね。今回、事の発端の友人も自転車に乗っているときにアイディアが降ってきました。
まとめ
今日のまとめです。見知った内容をまとめつつ、あまり勉強してない中で、自分の思いつくままに書いてますが、勝手な考察のひとつだと思ってゆるーく受け止めてくださいｗ
マインドフルネスは何かに集中することで行える。そのときの脳の消費エネルギーは比較的小さくて、頭はすっきり
フローやゾーンと呼ばれる現象はマインドフルネスと同じ状態でエネルギーの消費効率もよく、パフォーマンスもいい！ただし、目的に全集中するため余計な思考をしなくていいくらい単純作業か、作業自体が反射的にできるレベルのスキルが必要
パフォーマンスがいいこととクリエイティビティは違う。パフォーマンスが最高の状態は比較的消費エネルギーが少ないが、創造性が発揮されるときは消費エネルギーがかなり多い。そしてこの状態がデフォルトモードネットワーク状態
言いたいのはこの3点ですね。もしかしたら、もう言われつくした話かもしれないし、全然お門違いな話かもしれませんが、これが現時点で直観的に感じている内容です。
僕は頭をすっきりさせたいけど、瞑想なんかやってる時間がないと思ってしまうような生き急ぎ人間なので、何かにできる限り集中するよう心がけることで少しでもマインドフルネス効果を得ようとしてますｗ
ご飯を食べてるときにその行為のみに集中するなどですね。
後はフローやゾーン、デフォルトモードネットワークを意識的に使いこなしてパフォーマンスとクリエイティビティの両立を果たせたらいいなぁなんて思ってますｗ
リアルタイムマッピング（講座や対談などリアルタイムにマップを作成）でもフロー状態を目指していきます✨
まぁ、いずれにしても努力あるのみですね！みなさんの考察の参考に少しでもなればです。
では今日はこれで！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
今日のマインドマップ
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