「テレビに7回出た唐揚げ」というキャッチフレーズの巧みさ

四国ならびに広島・山口に展開しているショッピングセンター「フジグラン」。
その店舗の一部に「とっぽ家」という焼鳥をメインに扱う惣菜の店が出店している。
ちなみにフジグランを出店しているフジ・リテイリングは愛媛の会社で、フジグランの店舗も四国4県で18店舗なのに対し広島9店舗・山口3店舗だがとっぽ家が出店しているのは広島と山口のみである。なぜだろうか。
ついでに言うととっぽ家を運営しているのは北九州の会社である。ややこしい。

それはそれとして、とっぽ家の看板メニューに「テレビに7回出た唐揚げ」というのがある。
この名前にいろいろとツッコミたい人もいるだろう。「なんでわざわざ出た数まで付けてアピールしてるのか」と。
しかし、この名前はなかなか巧みに付けられたものなのだ。

まず「テレビ番組で紹介された」ということ自体、しばしばPOPなどで使われることが示すように十分なアピールになる。
ただそれだけだと他でもやっているのだが、ここで「回数」をアピールしているのが独自性だ。
それだけ人気があるのだということをストレートに伝えてくる。
また番組名の入った「〇〇で紹介された~」というのをそのまま商品名にするにはテレビ局の許可を取らないといけないが、こちらはあくまで数字なのでそのまま使うことができる。

そんな「テレビに7回出た唐揚げ」だが、このたびyoutubeで紹介されたため「テレビに7回・youtubeに1回出た唐揚げ」ということになる。
さすがにyoutubeに出たからといって改名はしないだろうが

https://www.youtube.com/watch?v=7gTvsftm6YU

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