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AIに仕事をさせる② 生成AIの直近6カ年(~2030)ロードマップ

生成AIはどこまで進化するのか?
かつてシンギュラリティとか言われたけど、それが起こって
社会が破滅するとしてももはやこの流れは止められない気がする。
『技術による地球環境の悪化』を『技術で何とかする』……のと同様に、
AIが人類を滅ぼすことを“AIの進化で止める”しかない のではないか?

………ということで、
ビジネスコンサル出身の筆者として、技術そのものよりもアプリケーションやユースケースに重きをおいた技術ロードマップを作成してみた。
例によって生成AI GPT-o3miniとの壁打ちで作成している。

筆者が考える、ここから5年の生成AIトピック

その1
既存の技術の延長にある短期的・順当な進化

  • UX&テンプレート・ノーコード・ルール付与

    • UXの変更

    • テンプレート化・ノーコード化

    • デザイン生成やコード生成の精度向上

    • トークンコスト削減・省コスト化

  • マルチモーダル&RPA化

    • マルチモーダル化・音声化・画像・動画Mix化

    • RPAの付与・追加

  • 発話&音声

    • 話者分離の精緻化

    • ストリーミング認識化

  • RAG精度向上

    • 高度検索との融合・グラフRAGや高度RAG化

    • 質問・ヒアリング化

    • マルチ言語の通訳

その2
新技術&新サービス開発要素

こちらはグループ化していない……代わりに市場やユースケースとの対応をチャート化してみた(後述)。

  • 対話特化・傾聴と水向け・促し

  • 非発話文脈推測型

  • バイタルセンシング付与

  • 表情読み取り

  • 脳波検知と視線検知・行動・動作検知

  • 物理ロボットへの搭載

  • 行動意図と思考推定

  • 知識以外のパーソナル特徴・メンタリティ・思考パタン学習

  • しぐさでの意思伝達

  • マルチ言語での比喩的変換・文化や習慣の変換

  • AIのOS化

  • 季節・気温・場所・時間帯・体調で変化するAI

  • 自己経験拡張制御・自己研鑽・自己ルーティング・プログラム型

  • 子孫を生むAI・ウィルス型AI・寄生するAI

  • ワンカンパニーAI(AIの会社化)

AI単体というより、XR技術やセンサー統合やロボテクス統合へとクロステックが進むという推定だ。あとは人間をクローンする“PAI”発想が進むという推定もある。
これらのトピックを生成AI GPT-o3 Miniに投げて、
それぞれのトピックの推定実現年度と実現するために必要な社会的前提(基盤技術確立や法律、制度の整備)をAIに考えさせてみた。
ちなみに生成AIに投げたプロンプトは以下である。

2030年までのAI技術の進展で、以下の各技術項目がどの年次に技術実現されるかを予測して、年表化してください。
実現技術トピック
(上で起案したトピックにAIが分かるような説明を付記した箇条書き)
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これらの実現年を 縦軸に2025~1年刻みで表を作成し、
そこに上記のトピック項目を入れていってください。
かつトピック項目を入れたひとつ右の列に、『その技術が実現する前提として必要なこと(支える技術や法律整備やビジネスTopicなど)』
を入れてください。

アウトプットは『テキスト』で戻ってきたが、これを僕のほうで図式に起こしたのが以下。

2030年までのAI技術の進展予測

さらに追記しておくと、この各技術がどんな市場に適用されそうか、ユースケースが生まれそうか?マッピングしたのが以下、
こちらはGPT-o3 Miniの力は借りずに自分で作成した。

AI技術 × 市場タイプ マッピングチャート

いかがだったろうか?

AIに絡むディープテックの幅はとんでもなく広いので
全ての技術を俯瞰できたとは思っていない。しかし、様々なAIに質問したり、AI業界のリードテックエンジニアと話しても、あながちはずしてはいない感はある。

この劇的な変化・成長市場の中で、自分はどう生き残っていこうか?
考え始めている………(笑)。