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#529 マッチング・ペーシングで「心と心の距離」を縮める

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。

音声はこちら。

今日はですね、いまから東京に向かいます。その理由としては講演ですね。午後からコンプライアンスとコミュニケーションに関する内容でお話をしてきます。

そういったこともあって、今日は雑談的な話になります。

服装で悩みました(笑)

今日ですね、どんな服装していこうか迷ったんですよね。なぜならば、今回は主に経営層の、ベテラン世代のみなさんに対してお話をするからです。

僕は普段、講演に行くとき、比較的ラフな格好で行くことが多いんですよ。さすがにジーンズとTシャツほどラフではありませんが、下はスリムなパンツに、上はジャケット、インナーはだいたい襟なしのシャツが多いんですけど、今日は、ネクタイはしませんが、襟付きのシャツにしました。

その理由としては、先にもお話したように、今日は経営層のみなさんにお話をするからです。

もちろん、普段のラフな格好を貫くこともできなくはないんです。なんなら、今日も最初は襟なしのシャツを着ましたから。

それにも関わらず、なぜ襟付きのシャツにしたのか? それは、「相手に合わせる」ためです。

相手に合わせて「心と心の距離」を縮める

というのも、見た目から拒否されると、その時点で心と心の距離が遠くなってしまうので、できるだけ見た目は近づこうと思って、襟付きのシャツを着ました。

相手と、見た目や態度、言葉遣いを合わせて、心と心の距離を縮める方法を、心理学では「マッチング」とか「ペーシング」と言います。つまり、相手に「合わせる」わけですね。そうすることで、相手との無意識の距離をできるだけ近づけます。

チャラチャラした格好ができなくもないけれど、拒否されては意味がないので。まずは、相手の間合いに入っていく感じですかね? なので、今日は相手に合わせた格好していきました。

あと、話す内容も相手に合わせています。たとえば、「あなたたちのこれが問題だから、こうせよ」というような上から目線の話し方だと、信頼関係を構築できません。

そこで、最初は相手の状況に合わせて「〇〇の状況って、悩みますよね。大変ですよね」と。「なかなか難しいですよね」という話から入っていき、最終的には「こういう風にしていく必要があると思います」のように、自分の意見にリードしていく……こういった話し方をするケースが多いです。

というわけで、今日お話するコンプライアンスやパワハラ・モラハラの内容が、経営層のみなさんに、どのように伝わるか分かりませんが、やや緊張しながらも、楽しみたいと思います。

じゃあ、今日はちょっと早いですが、これで終わりにします。

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