#240 苦手な経理の仕事をして痛感「地方の中小企業こそ、DXが必要な理由」
竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点で、ゆるゆると話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったら、フォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。
今日は苦手な(笑)経理の仕事をしました
今日はですね、2023年12月3日、日曜日です。午前中は、家の用事などを済ませて、午後から、苦手なお金とか、経理のやり残してたことをやりました。まだ終わっていないんですけどね(笑)。でも、8割・9割がたは終わったかな。
僕、お金とか、経理とか、会計のことがあんまり得意じゃなくて、いつも後回し、後回しになっちゃうんですよね。お恥ずかしながら。なので、ある程度溜まってからやる感じになっちゃうんです。
特に、これから年の終わりで、確定申告をはじめいろんな締めの作業が発生するじゃないですか。最近、「やらなきゃ、やらなきゃ」みたいに未完了感がずっとあって、気持ち悪かったので、今日は「やっちゃおう!」と思ってやりました。
すべてを電子化することで、インボイスは思ったよりも大変じゃなかった
僕が使っている会計のシステムは、freeeというクラウドのサービスを使っています。
この10月からインボイス制度が始まって、手間が増えたっていう方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。あと、電子帳簿保存法もはじまる……といった話もありますが、インボイスが始まってから、freeeのシステムも、以前のものと比較すると結構変わりました。
freeeの使い方自体、それほど詳しいわけではないので、あまり詳細の話はできないんですけど、いままで手で入力していた領収書などを、全部スキャナーで読み込ませてから、データを登録しています。
ちなみに、領収書を読み込ませるのは、ScanSnapというのを使っています。
ScanSnapで領収書を読み込ませると、登録しようとする前に、インボイス番号や、使ったお金の金額などは、ほとんどfreeeが自動で読み込んでくれます。精度は8~9割って感じで、ほとんど修正しなくてもいい状態まで読み込んでくれます。
インボイス自体は手間かもしませんが、すべてを電子化することで、思ったよりも大変じゃなかったかな……っていう印象です。
中小企業ほど、DXが必要なんじゃないか
さて、今日の話なんですけど、「小さな企業ほど、DXを進めていく必要があるよね」というお話をしたいと思います。
僕が経営しているしごとのみらいは、小さな法人なので、会計の専任者がいるわけじゃないんですよね。自分でやれるところは、自分でやるっていう感じです。
僕はITが比較的得意っていうのもあって、できるだけ手間がかからないように、できるだけ紙での処理はしないようにすることで、だいぶ労力が減っていると思っています。
インボイスがはじまったいま、クラウドのシステムを使わずに全部手で入力してたりしたら、挫折しちゃうと思うんですよね。
中小企業って、人的にも、時間的にも、リソースが少ないじゃないですか、特に地方の企業とかね。
加えて、今後、人口減少によってどんどん人が減っていきますよね。人手不足になります。
だからこそ、本当は小さな企業ほど、地方の企業ほど、DXをすすめていった方がいいと思うんですよね。効率化できるところはしていかないと、結構しんどいと思うんです。
「知っているか」「知らないか」の差は、結構大きい
ちょっと話ずれちゃうんですけど、この間、知人の会社に呼ばれて、パソコンの相談に乗ったんですよね。その会社さんは、2人とか3人でやってる会社さんなのかな。
その会社さんでは、請求書などお金まわりの管理をExcelでやっていたんですよね。クラウドのようなシステムを使うと、すごく楽になるんですよ。
ただ、「こんなやり方じゃダメですよ」とはなかなか言えないので、今回はあまり踏み込まなかったんですけど、その状況を見て思ったんです。「きっと、多くの中小企業は感じなんだろうな」と。
便利なツールの使い方をちょっと知っているだけで、「だいぶ楽になんじゃないかな?」と思うんですけどね。この「知っている」と「知らない」の差は大きいなと思いました。
僕自身、周囲の企業に、DXの必要性を知らせないといけないなと思っています。今後の課題です。
また、いろんなツールを使うこと自体は、そんなに高度な技術が必要なわけではないんですよね。ちょっと知っていればいい……ぐらいで。なので、都市部に限らず、地域外で、ITが得意な人たちなどが、「こうやればできますよ」みたいな形で、協力し合えると、全然違うと思うんです。
なので、地域の企業と、複業人材のようなと関わりを作りたいんですよね。
というわけで、今日の話はこれで終わりにしたいと思います。じゃあね、バイバ~イ!