#78 とってもうれしかったこと
竹内義晴です。この番組は、組織作りやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー・コメントなどいただけるとうれしいです。
ボクの休み事情
今日は6月17日土曜日ですね。今週末、この土日は久しぶりに何もないというか、厳密に言うとやらなければならないことも若干あるんですけど、今週末は何もしないでおこうかなと思っています。
まったく個人的な話なんですけど、月末はですね、連載させていただいている原稿の入稿とかですね、いくつかあって、月末になると大体ちょっと押し迫る感じがあるんですよね(笑)。なので、週末も原稿を書いていたりすることが多くて。
月初になって、ちょっと落ち着くんですけど、月初になっても、連載ものが一番最後に終わるのが大体10日ぐらいで、その後、ちょうどいまの時期か、ちょっとリラックスできる感じなんです。
でも、来週になると、また「次の原稿が……」という感じになってくるので、いま、この時期は休もうか、休むまいか、みたいな葛藤があります。
ただ、あまり仕事ばかりしていてもね。休むことも大事だなと思うので、今週末はできるだけ何もしないでおこうという感じでございます。
配信に関する、これからのお話
今回から、雑談的なお話をしていこうと思っています。連載的な内容をお話することもあるかもしれませんが、とりいそぎ、その時々で、思っていること、感じていることをお話していこうかなと思っています。
ただ、単に雑談でもいいのですが、ボクの関心事としたら、いろいろやってはいるんですけど、それでも、あえて一言で言えば、一人ひとりが、年齢とか、住んでいる場所とか関係なく、それこそ、自分の個性や強みを生かして働くことができたらいいし、必ずしも、強みとか個性みたいに言わなくても、日常的に働きやすい環境で働いて、ちゃんとお金を稼ぎ、いや、そんなに稼がなくていいんですけど、ちゃんと給与をいただき、毎日安心して楽しく働くっていうことができれば、それでいいんじゃないかなって思うことも多分にあります。
ぶっちゃけ言うとですね。その、当たり前のことができないケースが多くて。それは、組織の問題であるとか、あるいは、人間関係といった問題であるとか、あるいは、急にキャリアを切られてしまう……という問題であるとか。
また、これからもうちょっと先になっていくと、これまでも何度も話してきましたが、人手不足をはじめとした社会的な課題によって、いろんな影響が出てくるとは思うんです。
ただ、個人的に、もしも「これさえ叶えばOKだな」っていうことがあるとするならば、一人ひとりが、それぞれの環境で、楽しく働くことができれば、それでいいんじゃないかなってぶっちゃけ思っています。
今日お話したかった「うれしかった話」
さて、今日はですね、ちょっとうれしいことがあったので、そのお話をしようと思います。
「うれしい」っていうのは、この話は以前もお話したことがあるんですけど、ボク、新潟の上越エリアっていうところに住んでるんですよね。妙高市というところです。
「上越エリア」っていうと、妙高市、上越市、糸魚川市……ざっくり言うとそんな感じですかね。あと、柏崎市も含まれます。
そういったエリア感の中で、去年の1月ぐらいから、これまでずっとお話してきた、複業の取り組みですね。地域の企業は、これからおそらく人材不足になっていきます。いや、もうすでに業界によってはなっているんですけど、このような人手不足、人材不足っていう問題の、ちょっと先を見据えたとき、そもそも人がいなくなっていく問題があります。
そういった観点で考えると、地域の企業がこれからも続けていくためには、地域の外とつながって仕事をしていく。あるいは、フルタイムの雇用ではないけれども、いろんな経験値がある人たちとの関係性をゆるくつなぎながらですね、おたがいさまの精神で、みんなで協力しあって仕事をしていけば、すべてを救うことはできないかもしれないけど、でも、急に「もうダメだ」って手を挙げる前に、 なんかできることがいろいろあるんじゃないかなと思っていて。その1つが、地域外の人たちが複業をするっていう形なんですよね。
この形については、個人的には2017年、ボクがサイボウズで、フルリモートで複業し始めた時から、なんとなく描いていたものですが、ことことについて、うれしい話があったんですよ。
この、うれしい話が何かっていうと、いま、上越エリアの中で、これまでお話してきたような課題感や、これからの仕事に対する課題感に関して、有志でですね、毎月1回話し合っているんですよね。
2018年に、サイボウズ式で、「これからは移住ではなくて、地方複業みたいなものをやっていくといいんじゃないかな」ってことを書いたんです。
その時に、これって今後必要になるんじゃないかって、共感してくれた池田さんという方がいらっしゃるんですけど、その方が書かれた記事があるんですよね。
書かれた記事については、Standfmとnoteに貼っておきたいと思うんですけど、その書かれていることが、これから起こってくるであろう課題感であるとか、あとは、だからこういう取り組みを今後していかなければいけないんですよね、っていうようなことであるとか、その辺りがご自身の言葉で書かれていて。
2017年に地域複業、地方複業みたいに言い始めた時って、なんとなく言っていることは確かにそうだけど、どんな形でそれを実現するのか、みたいなのって、ボクの中では全くありませんでした。
いま、他の地域では、複業マッチングみたいな感じで取り組み始めているところもあるんですけど、ただボク自身は、地域の中でそういった形を作り込むことがなかなかできなくて、「どうしたらいいのかな」って、悩む時間がすごく多かったんです。
そんな折、池田さんの記事を拝見して思ったのは、その2017年、18年くらいに「複業のような形をつくっていけばいいんじゃないか」って思った。それに対して池田さんは共感をしてくださった。
だけど、こういったものはすぐに「これをやれば、こうなる」みたいな類のものではないし、地域の企業の理解がなければ、なかなか進みません。
というより、そもそも複業って今までは「ダメ」と言われていましたしね。
その、ダメって言われてたものが、池田さんという媒介を通して、ご自身の言葉で言語化されて、次の発信につながってきているっていうのを見て、なんだか、今までいろいろやってきてうまくいかなかったこともたくさんあるけど、でもそれでも「何か、ちょっと前に進んだのかもな」っていう感じがして、個人的にはちょっとうれしかったんです。
というわけで、今日はただ、「うれしかった」という話をしただけですけど、こんな感じでこれからもその時々で思ったり感じたりしていることとか、あとこれからはちょっと言ってはいけないこととか、言いにくいこともちょっと言ってみようかなって思っているところもあるので、これからもよろしくお願いします。