
#686 泊まれるキャリア相談所「せんのみなと」さんがとてもよかった話
竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。
音声はこちら。
泊まれるキャリア相談所「せんのみなと」さんがとてもよかった話
今日は3連休の最後ですね。休日ということもあって、ちょっとゆるめな話をしてみようかなと思います。
今日の話を一言で言うと、「泊まれるキャリア相談所『せんのみなと』さんがとてもよかったよ!」という話です。
この「せんのみなと」については、リンクを貼っておきますね。一言で言えば、もうそのままですね。「泊まれるキャリア相談所」です。千葉県香取市にある、築100年の古民家です。
せんのみなとさんにうかがった理由
今回、なぜ「せんのみなと」さんにうかがおうと思ったか……というと、以前から興味はあったんですよね。
多分、僕がワーケーションの取り組みを始めた頃に、知人から聞いたことがあって。「キャリア相談所っていう形でやってるんだな、こういうやり方もあるんだな」と思って、拝見していたんです。
で、ワーケーションの活動には5年ほど関わっていて、5年というキリのいい数字でもあるので、一旦整理したいと思っていました。
整理……もあるのですが、もっと正確に言うと、一度、全部外に出し切りたかったんです。結構、大変なこともあったので。なんなら、ちょっとネガティブな感情とか、人には言いにくいこともあったりして。あ、ネガティブな感情というのは、ワーケーション以外のことがらのほうが多いんですけどね。
きっと皆さんも、仕事をしている中で、人に言いにくいことってありますよね。第三者だからこそ話せることってあると思います。
そんな感じで、今回訪れた目的のひとつは、そういった、自分の思考や感情を整理することでした。
民泊をやる前に、自分自身が体験する
もうひとつの目的は、以前このポッドキャストやノートでも話したんですけど、僕、民泊をやろうかなと思ってるんですよね。
ただ、いわゆる「普通の民泊」ではなくて、いろんな方々の話をじっくり聞けるような場にしたいと思っていて。宿泊してもらうことが目的というよりは、「1日1組限定で、じっくり話を聞く」とか、そういう形にしたいんです。
そんなことを考えていたときに、せんのみなとさんが、まさにそれをやられていると知って。「これは自分自身が体験しないとな」と思ったんです。
あとは、頭の中にある事業の構想を言語化したかったんですよね。漠然としたアイデアを、事業プランとして落とし込んでいくために。
だから、今まであまり話してこなかったことも言葉にしてみて、そこに対して質問を投げかけてもらいながら、さらに言語化を深める。そして、事業プランを明確にしていく。そのために訪れたというわけです。
せんのみなとさん、めちゃくちゃよかった!
ここまでの説明がちょっと長くなっちゃいましたが、一言で言うと…「めちゃくちゃよかった!」です。行って本当によかった。
せんのみなとさんを運営されている高崎澄香さんと長嶺将也さん。このお2人が、すごく安心感のある方で、もうそのまま受け入れてもらった感じでした。
なので、包み隠すことなく、普段なかなか言えないことを全部洗いざらい話しました。
2人で話を聞いてくれるからこそのよさ
僕自身、よくよく考えてみると、2人の方に話を聞いてもらう経験って、あまりなかったんですよね。
コーチングとかカウンセリングって、基本的に1対1が多いじゃないですか。でも、2人で聞いてもらうのって、すごくよくて。
何がよいかっていうと…言語化が難しいんですけど、まず偏らない。そして、いろんな視点がある。
例えば、1人に向かって話していると、ある程度話し切った後に行き詰まることもあるんですけど、別の視点が入ることで、また言語化が促される。
さらに、夜には一緒にご飯を食べながら、お酒を飲みつつ話をしたんですけど、1対1だとちょっと緊張する場面でも、2人いることで場が和むんですよね。これがすごく効果的だなと思いました。
自分のために時間を使う貴重な体験
今回は、自分へのご褒美じゃないけど、普段の仕事や日常から一度離れて、「自分のために時間を使おう」と思って過ごしました。
2日間まるまる、自分のために時間を使うことって、なかなかないじゃないですか。だからこそ、自分の状態をよりよく保ち、次に向かうために、とても貴重な時間になりました。
経営者にも、そうでない人にもおすすめ
経営者の方には特におすすめですし、経営者に限らず、「普段なかなか周囲に言えないことを整理したい」とか、「言語化して明確にしたい」という方にもすごくよいと思います。
高崎さんも長峰さんも、キャリアに関するコンサルティングやコーチング、カウンセリングのたしなみもよくわかっていらっしゃるので、安心して話せますし、まだ言語化されていないものを上手に引き出してもらえる。
だから、「自分は本当は何がしたいのか?」「どうありたいのか?」を見つめ直す時間として、とても有意義だと思います。
これから具現化していきます
この2日間で話したことを、これから具現化していこうと思っています。特に2日目に話した民泊的な構想について、明日から少しずつ言語化しながら、「こういうことをやりたいんだよね」って皆さんにお話ししていこうと思います。
では、今日はこのへんで。