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#596 「本質から考える」世代間ギャップとエイジダイバーシティ
竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。
音声はこちら。
大阪のあたたかさと新潟の寒さ
今ですね、大阪に来ております。大阪、あったかいですね! 今朝、新潟を出たんですけど、昨夜は寒くてですね、ちょっと寝不足だったんですよ。寒すぎて、夜ヒーターを入れて寝たんですけど。
で、大阪に来たら、暑い! コートを着ていなくても暑いくらいです。もう12月になるんですけどね。
エイジダイバーシティの講演
それはさておき。今日、大阪に来ているのは、いつものごとくエイジダイバーシティの講演のためです。テーマは「世代間ギャップから考えるエイジダイバーシティ」。
エイジダイバーシティとは、職場や社会において、さまざまな世代が共存し、それぞれの価値観や能力を活かすことを目指す考え方です。
今回の講演では、世代間ギャップに焦点を当て、その課題や解決策についてお話ししました。
対人関係の本質を考える
このテーマに関連してよくお話しするのが、「人と人との関係性をどう構築するか」ということです。
世の中には、「こう言えばこうなる」みたいなテクニックが書かれた本って、たくさんありますよね。
例えば、「女を口説くなんとか」とか、「男心をくすぐるほにゃらら」みたいな、そういう対人関係に関するノウハウの本です。
こういったものも、うまくいくことがあるんでしょうけど、個人的にはあんまりうまくいった経験がないんですよね。むしろ、そういう本を鵜呑みにして、ある言葉を発した結果、人を傷つけてしまったこともあります。
なので、対人関係は「こう言えばこうなる」っていうものじゃないな、と感じるんです。これが、人と人との関係性の本質なんじゃないかなと思います。
本質的なことの重要性
じゃあ、「大事なことは何か?」というと、結局、本質的なことなんですよね。ここでいう「本質的なこと」とは、「聞けば当たり前だよね」って思うようなことのような気がします。
例えば、「相手の話をよく聞こう」とか。これは誰もが知っていることです。でも、もしこれが本当にできれば、多くの人間関係がもっと良くなると思うんです。けれど、実際にはできていないことも多い。
あとは、「わからなければ質問しよう」とかもそうですね。これも当たり前のことですけれど、実際には質問する前に、「いや、こっちの方がいいんじゃない?」とか、「それは違うよ」って、つい自分の考えを述べてしまう。そういうこと、あります。
こういった本質的なことが大事だと言われ続けているのは、やっぱり本質的に大事だからなんだと思います。当たり前だけど、本質的だから、ずっと語り続けられている。
学ぶべきこと
スキルとかテクニックも、場合によっては役に立つこともありますけど、当たり前の本質的なところは、どんな状況でもブレがないんですよね。なので、学ぶんだったら、そういうことを学んだ方がいいんじゃないかな、と思います。
ということで、今日の話はこれで終わりにします。