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ポートフォリオのつくりかた⑦―これまでの略歴
竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。
いま、noteさんの #創作大賞2024 #ビジネス部門 という企画に参加しています。『「仕事っぽいシゴト」が社会の課題を解決する』というタイトルの本を作るイメージで毎日お話しています。1本目、目次はこちらです。
昨日は、「ポートフォリオのつくりかた⑥―そのほか、性格的な特徴」というお話でした。
なお、全体構成は、10の構成になっています。
わたしは「ひとことで何者か?」
プロフィール
関わっていること(与えられているもの:Having)
得意なこと・不得意なこと(スキル:Doing)
大切にしていること・得意ではないこと(あり方:Being)
そのほか、性格的な特徴
これまでの略歴
これまでの実績
これから実現したいこと
紹介用プロフィール・写真
今日は、「ポートフォリオのつくりかた⑦―これまでの略歴」についてのお話です。僕のポートフォリオといっしょにご覧ください。
音声はこちらです。
今日のお話は非常にシンプルです。
僕の「略歴の表現方法」
これまでの略歴を表現するなら、職務経歴書のような「これまで何をしてきたか」みたいなまとめ方もできると思いますが、僕は「モチベーションマップ」と表現して伝わるでしょうか。「人生マップ」みたいな言い方もできます。
よくテレビで、芸能人の方が「この年齢の時は、モチベーションが〇〇の状態だった」みたいな、人生を振り返る番組を観たことがある方もいらっしゃると思います。
モチベーションマップは、過去から現在、なんなら未来に至るまでの、自分の状態を折れ線グラフで表したものです。
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僕は、このこれまでの略歴について、モチベーションマップを使って「この時には〇〇がありました」みたいに表現しています。
略歴の、ほかの表現方法
もっとも、これまでの略歴は、必ずしもモチベーションマップでなくてもいいとは思います。
特に、専門的な領域のことを表現するのであれば、モチベーションマップよりも、「〇年~〇年 □□業務を担当」みたいな感じで表現することもできますよね。
僕、以前プログラマーだったのですが、転職したときに職務経歴書を書きました。その時に書いたのは、プログラマーとして「どんな経験・実績があるか」を書いていました。
たとえば、「〇年~〇年 □□システム開発 使用したプログラム言語:△△ データベース:××」のように、専門的な内容を書いていました。
「仕事っぽいシゴト」に合った略歴を考えるなら
一方で、いま、みなさんにお知らせしているポートフォリオは、この本のテーマである「仕事っぽいシゴト」でで社会の課題を解決すること。専門的な、いまの仕事の延長のことを表現するというよりも、「仕事っぽいシゴト」つまり、本業以外の活動という意味で、社会との接点をつくることです。
もちろん、本業と同じ内容の仕事で関わるのも、1つの方法ですが、その場合、いま、みなさんが所属していらっしゃる会社の、競合他社に対して関わる感じになりやすかったり、利益相反になりやすかったりする危険があります。
その場合、会社がOKを出さない場合も多々あるでしょう。
一方で、「仕事っぽいシゴト」の場合、本業のスキルを活かすような形でもいいですが、本業とは異なる仕事っぽい活動でもいいのではないかと思っています。
人は「人生の荒波をどう乗り越えて来たか」に信頼する
それよりも「いままで、こんな経験をしてきました」「こんなことがありました」「そこから、立ち上がってきたんです」みたいなものが表現されていた方が、人となりが現れるんじゃないかと思っています。
実際、僕はいろんなワークショップを行うことがあります。特に、新しいチームをつくるときに、おたがいを「よく知る」という意味で、モチベーションマップを使って、これまでの人生を振り返りながら自己紹介していただくと、比較的早いタイミングでおたがいを知り合うことができます。
また、僕の場合、ポートフォリオに「この年齢のときに、〇〇があった」ということを書いています。
それを一つひとつnoteなり、Podcast で話してしまうとキリがないので、具体的な内容については僕のポートフォリオを見ていただきたいと思いますが、18 歳から52歳までのことを書いてあります。
ポートフォリオを毎年更新することで、成長を感じる
僕、毎年、この「この年は〇〇があった」を更新してるんですよね。そうすると、「この年にはこんなことあったな~」とか、「あの時、つらかったけど頑張ったよな~」のように、自分を振り返ったり、成長を感じたりすることになります。これは、略歴を書くメリットだと思っています。
もちろん、ポートフォリオは自分自身を対外的に説明するツールでもありますが、自分自身にとっての、生きてきたプロセスを振り返ることにもなります。
必ずしも、書くこと奨めるわけではありませんが「こういうまとめ方もありますよ」という意味で、お伝えしてみました。
今日の話はこれで終わりにします。