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#614 越境学習・キャリアオーナーシップで大切な「課題の自分ごと化と自律心」

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。

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越境学習と自律心

今日はですね、越境学習と自分ごと化、あるいは越境学習と自律心についてお話をしてみたいと思います。

ここ数日ですね、ちょっと嬉しいことがありました。嬉しいことというのは、僕が関わっている「ローカルプレイヤーズ」という取り組みに関連しています。

「ローカルプレイヤーズ」というのは、必ずしも起業するわけではないんですけれども、「地域の役に立ちたい」とか、「何かをしていきたい」という気持ちを持った人たちが、自分たちに何ができるかを考え、自分たちから行動していく力を身につける取り組みです。

ローカルプレイヤーズの活動

この「ローカルプレイヤーズ」の中では、「2番手」という言い方をしています。1番手になってリーダーシップを発揮し、先頭に立って走るわけではないけれども、自分のできる範囲で自発的に地域と関わっていくという活動です。

具体的には、僕は「妙高チーム」というグループで、11月29日から30日にかけて行われた越境学習のイベントに取り組みました。この活動を通じて、多くの人が自分の役割を見つけ、それぞれの方法で地域課題に向き合いました。

実際の行動が持つ意味

先日、妙高での越境学習イベントに参加してくれた「しーちゃん」という女性が、4日間にわたるイベントのレポートを書いてくれました。

このレポートは、誰かに求められたわけでもなく、義務もなかったにもかかわらず、彼女が自主的に書いたものです。これを見て、僕は改めて「自分ごと化」と「自律心」の重要性を感じました。

キャリアオーナーシップと行動

近年「キャリアオーナーシップ」という言葉をよく耳にします。人生100年時代と言われる中で、「自分のキャリアに責任を持ち、自律することが大事だ」と。

しかし、「キャリアオーナーシップが大事だ」と口にするのは簡単ですが、実際に行動している人はどれほどいるでしょうか?

越境学習も同様です。会社の枠を飛び出して、新しい環境で学びを得ることは素晴らしいことです。くわえて、もっとも大切なのは、それを実行に移すことなのではないか、と。

自発的な行動の大切さ

越境学習や地域の取り組み、さらには日常の業務においても、自分から行動すること。自分が置かれた環境の中で、何ができるかを考え、小さなことから実践してみること。

例えば、課題を見つけたら、それについて調べたり、情報を共有したりする。これらの小さな行動が積み重なって、大きな変化につながるのだと思います。

最近は、流行語のように「キャリアオーナーシップだ」「越境学習だ」と言われることが増えています。

しかし、重要なのは言葉だけではなく、実際の行動です。キャリアオーナーシップや越境学習も、ただの言葉ではなく、行動を伴って初めて価値があるのです。

まとめ

そんなわけで、今日の話をまとめると、越境学習やキャリアオーナーシップにおいて最も重要なのは、環境の中で自分が何を考え、何を実行できるかを見極め、実際に行動に移すことです。行動そのものが、小さくても積み重なれば大きな成果につながります。

今日の話はこれで終わりにします。

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