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#81 わたくし、ウソをつきました。ごめんなさい。

竹内義晴です。この番組は組織作りやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー、コメントなどいただけると嬉しいです。

えっと、今日は6月20日、火曜日ですね。6月も、もう3分の2が過ぎてしまいました。

今日はですね、何の話をしようかなって思ってるんですけど、今日は、みなさんに、「わたくし、ウソをつきました。ごめんなさい」というお話をしようかなと思います。

何のウソをついて、何がごめんなさいなのかについて、結論から言うと……

この前の番組か、その前の時に「いままで、連載的な話をしてきた」と。「その、連載的な話をやめようかな」と思って、「その時々で思ったり、感じたりしたことを話していきます」というお話をしたんですよ。

だけど、また連載的な話になるかもしれません(笑)という話です。

なぜ、また連載になるのか?

なぜ、また連載的な話になるのか? と言うとですね……。

昨日ですね、「人口減少の深刻さ。最初に影響を受ける企業は?」という話をしました。

これから人口がどんどん減っていくけれども、一番最初に影響を受ける企業は、もっとも弱いところ。それは地方とか、あるいは、小さな中小企業から、人材不足の影響を受け始めるんじゃないか? というお話をしたんです。

あと、その他にも、業種的には、もう人手不足と言われている業種いっぱいありますよね。あえて挙げませんが、どちらかというと、人の支援しなければならないような、社会的なインフラとなりうるような仕事という部分では、もう、人手不足が起こり始めています。

なので、そのあたり「何とかしないといけないよね」っていう話です。

昨日は、社会派ブロガーのちきりんさんのVoicyを紹介して、「人口減少、結構深刻だよ」という話をしたんです。

いままで、ずっと連載を続けてきた

この話をした後……つまり今日ですね。「次に、何を話そうかな?」と思ったときに……。

ボクが、この収録を始めたのが、今年の4月1日なんですよね。それから連載的なことをお話してきたんですよ。最初の方は「ボクの人となりを知ってもらおう」と思って、幼少期からの生い立ちから、現在の働き方までをお話してきました。

それから、ボクがこの連載を毎日配信しようと思ったきっかけについてのお話ですね。

ボクは、社会の課題を解決したいんだよなと思ってるんです。

「社会の課題」というのは、人口が減少し、近い将来人手不足になる地域の企業を「何とかしなくちゃいけないな」と思っているのが1つ。

あと、ボクはいま50代で、世代で言うと「団塊ジュニア」とよばれる世代です。ちなみに、人口の多さで言うと、一番多いのは「団塊世代」っていう、いま75歳ぐらい以上の人たち。次に人口が多いのが、その子ども世代。つまり「団塊ジュニア」世代なんですけど、これから、団塊ジュニアの人たちが、徐々に定年退職を迎えて、社会にリリースされていくタイミングなんですよね。ボクも含めて。

青い部分の、50歳前後が「団塊ジュニア世代」。今後、この世代が会社を離れ、社会に出ていく。

社会にリリースされていくのであれば、何かしら準備をして、いままで生かしてきたキャリアを「社会の困りごとを解決するために、生かせたらいいな」って思うんです。

※テキストのみ:ちなみに、キャリア形成は、できるだけ早い段階から未来を見据えたほうがよいので、今後のキャリア形成については、ベテラン世代だけではなく、若いうちから考えていくのが吉だと思います。

そうすれば、人手が足りなくて困っているところに、知識を持っている人が、いままでの経験やスキルを生かすことができたら、おたがいの困りごとが解決できて、いいよなって思うので、「地域複業」と「これからのキャリア形成」という観点で、これまでは「地域複業とは〇〇だよ」という話や、「キャリアを形成するためには、まず自分を言語化していかないといけないよね」みたいな形で、10分間コーチングみたいに話してきたんです。

それは分かったけど「どうすればできるの?」

ここまで話してきた時に「分かった」と。じゃあ、企業の方で、複業のような形の受け入れを「始めようかな?」と思った方が、ひょっとしたらいるかもしれない。一人でもいてくれたらうれしいなと思うんですけど。

あるいは、これからのキャリアを「もうちょっと考えたほうがいいな」って思った時に、「よし、わかった」と。複業のような形で、次のキャリア形成をして「セカンド、サードステージいきたいな」って思った方もいるかもしれない。

だけど、ふと振り返った時に、「じゃあ、地方の企業が、地域の企業が、複業人材を受け入れを検討しよう」となった時、具体的に「何を始めたらいいのか?」ということが、「分かんないな」って思ったんですよ。多分、分かんないと思うんですよ。

なぜならば、いままで複業の人を採用したことなどないから。受け入れたことがないから。だから、「分かんないかもしれないな」と思ったこと。

あとは、複業をしようと思う人が、「分かった」と。「じゃあ、複業を始めよう」となった時に、「何をしたらいいのか」っていうのは、多分「分かんないな」って思っちゃったんですよね。

複業をしたい人がする方法っていうのは、ひょっとしたらネットとかにいろいろ情報が出てるかもしれないんですけど、受け入れる側が、どんな準備をしたらいいのか、どんな契約形態で契約したらいいのか、どんなふうに関わったらいいのか、みたいな話って、あまりないかもしれなくて。

なので、これからは「受け入れてみよう」と思った会社が、「何をすればいいのか?」という話をしてみようと思うんです。

社会課題を解決するために

いまですね、こういった「複業マッチング」みたいなサービスっていっぱいあるので、そういったところに依頼するっていうのも1つの方法だとは思うんです。でも、これ、ボクの個人的な意見なんですけどね。こういう世界って、儲ける/儲けないみたいな世界じゃないと思っていて。

社会の問題を「どう解決するか?」という観点に立たないといけない。そうしたときに、地域側は地域側で、本当は取り組んでいったほうがいいんじゃないかなって思っていて。

ある会社の利益のためだけではなく、「課題だな」と思っている人たちが、自分たちの地域の中で、いろいろ動いたり、交流したりしながら、自分たちで解決していく必要もあるんじゃないかって思うんです。

そういったことを考えたときに、やっぱり、複業は「いままでにない働き方」だから、ある程度、情報って必要なんじゃないかな」思ったんですよね。

これまで、いろんな働き方をしてきた。実務の情報を伝えたい

ボクはいままで、いろんな働き方の経験をしてきました。会社員の時代もあるし、個人事業主になった時もあるし、経営者になったこともあるし。だから、いろんなパターンを知ってます。

また、自分で複業をしている側としては、「どういう契約形態で、どういう働き方をしたか」みたいなことも知っています。いろんなパターンを知っているので、企業が複業をはじめる上で大切なことを体系的に出していくことで、複業を受け入れる側のみなさんの「あ、なるほど! こうやったらいいのか!」というのが、わかっていただけたらいいなと思って。

というわけで、これから、また「連載みたいになっちゃうんだろうな」って思うと、昨日「その時々で思ったことを話していこう」って言ったのに、また連載っぽくなっちゃって。「ウソついちゃったな」って思って。「ウソついちゃって、ごめんなさい」っていう話でした

今日の話はこれぐらいにしたいと思いますが、また良ければ聞いてください。

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