#335 3/8 「新潟ワーケーションサミットin渋谷」と「僕が地域に関わる理由」
竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった。あるいは参考になったら、フォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。
今日は、3/8 渋谷で行われるイベントについてのお話
今日はですね、明日3月8日、渋谷で行われるイベントについてお話をしたいと思います。
昨日の話はですね。確定申告と会計の話をしました。
今日は、その続きを話そうと思っていたんですけど、「そういえば、イベントの話をしていなかったな」と思ったので、前日になりますが、今日は、明日3/8、渋谷で開催されるイベントの話をします。
これを収録しているのが、3月7日 19時45分ぐらいなんですけど、現時点で、チケットはまだお申し込みいただけるので、ぜひ、機会があればおいでいただければと思います。
イベントの内容
まず、タイトルですが、『新潟ワーケーションサミットin東京渋谷 新潟の暮らしやワーケーションをまるごと知れる! 〜妙高市と周辺3市(上越・糸魚川・佐渡)から新潟県内のプレーヤーが集結!〜』となっています。
主催は、新潟県妙高市。運営協力として、一般社団法人日本ワーケーション協会が行うイベントです。
スケジュールですけども、最初にですね。いまお話した妙高市、上越市、糸魚川氏、佐渡市の、各地域の中で活動しているプレイヤーのみなさんが、それぞれの地域の話をします。
その後、妙高の方からワーケーション体験者の話があり、そして、パネルディスカッション……という流れになっています。
明日の登壇者
明日、地域の中で、実際にさまざまな取り組みをしている方をご紹介します。
妙高市:NPO法人しごとのみらい 代表 竹内 義晴
上越市:株式会社北信越地域資源研究所 取締役 横田 孝宜さん
糸魚川市:株式会社イールー 代表取締役 伊藤 薫さん
佐渡市:HOSTEL perch 代表 伊藤 渉さん
この4名でおしゃべりします。
今日の話は「僕が地域に関わる理由」
今日の話なんですけど、明日お話する内容を話しても、あまり意味がないかなと思うので、明日の話は、オンラインの参加も可能なのでぜひご参加いただければと思いますが、そもそも、こういったイベントごとは、話す内容を「バチッ!」と決めて話すわけじゃなくて。
なので、明日は明日の風が吹く……という感じです(笑)
そんな中、今日、お話してみたいと思ったのは、「なぜ、僕が地域の取り組みをしているのか?」ということについてです。それには、背景があって……
地域に関わる理由を一言で言えば……
僕が地域の取り組みをする理由。それを一言で言えば「課題感」です。
課題感とは、これは地域だけじゃなくて、日本の課題感でもあるんでしょうけど、今後、少子高齢化に伴って、人口がどんどん減っていき、高齢者がすごく増えて、子どもたちが減っていきます。
その中で「地域をどう維持するか?」というような課題感が、基本的な僕の行動の動機であり、使命感です。
課題感というのは、「目の前に課題がある。だから、何とかしなくちゃいけない」ということだと思いますが、言葉を、ポジティブに言い換えても、いいといえばいんですけどね。
課題をポジティブに言い換えると……
たとえば、「この街をよくしたい」とか、「もっと多くの人に来てほしい」とか。あるいは、直接来なくてもいいんですけど、何か困りごとがあった時に「いっしょに協力し合えるような仲間がいるといいな」とか。
このように、ポジティブな言い方をすることもできるんですが、僕の基本的な行動原理・原則、行動の動機、モチベーションは課題感です。
その理由は簡単で、僕は新潟の妙高市というところの、小さな集落に住んでいて。
以前は、子どもが結構いたし、僕自身、自分ごととしては、それほど「地域がどうの」って考えてなかったし、ぶっちゃけ、あまり興味なかった方が強いんですよね。
だけど、僕がいま、住んでいるのは地元なんですけど、いち住民として、ちょっと俯瞰して、客観的に見た時に「このままじゃまずいよね」っていうのが、明らかな事実としてあります。
「いまのままだと、もたないな」
さらに、ちょっと広めに捉えた時に、人がどんどん減っていく。すると、今後、おそらく観光もそうでしょうし、企業もそうでしょうし、さまざまな商いや生活に関することを想像した時、「いまのままだと、もたないな」という感じがしています。
これは、そんなに遠い未来じゃなくて、5年後、10年後の未来です。
その課題を「どう解決するか?」というのが、僕の基本的な行動原理・原則です。なので、根っこにあるのは課題感です。
ですが、ただ「課題だ! 課題だ!」って言っていても面白くないし、人がそこに集うためには、やはり何らかの「面白そうなこと」とか、「あそこに行けば、こんな出会いがある」とか、「あそこに行けば、こんな経験ができる」みたいな。
そういったことを「どのように形にするか?」と思って取り組んでいます。なので、すべてが「自分ごと」です。
だから、単に「儲ければいい」とか、「評判になればいい」とか、「自分たちだけ良ければいいじゃん」みたいなのだと、面白くないんですよね。一過性で「これ、流行っているから、これやろうぜ!」みたいなこととか、「これで、ウハウハ儲けようぜ!」みたいなことも……もちろん大事かもしれないですけど、個人的には、そっちにはあまり興味がありません。
いかに地域を維持できるようにするか? 仕組み化するか?
「どのような形で、地域を維持できるようにするか」「仕組み化するか」ということに、強い関心があります。
なので、このようなことに興味がある方と集えたら嬉しいなと思うし、そういうみなさんと議論を重ねてみたいし、何か「コト」を起こしてみたい。それが商いだったら楽しそうだし……
そんな感じで考えているタイプです。
明日は、ここまで根掘り葉掘り話さない、話せないと思うんですけど、「そういうタイプの人間が関わっている」というか、「勝手にやっている」という感じなので、明日、もし渋谷で、あるいはオンラインでお会いできたり、お話できたりしたら嬉しいなと思います。
今日の話はこれで終わりにします。じゃあね、バイバ~イ!