見出し画像

#627 最近取材した/書いた記事3つ

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。

音声はこちら。


今日は、最近取材した/書いた記事について紹介します。

神戸大学・吉田満梨さんと、サイボウズ ソーシャルデザインラボ・中村龍太さんの「エフェクチュエーションの話」

まずはサイボウズ式。書籍『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』の共著者、神戸大学・吉田満梨さんと、サイボウズ ソーシャルデザインラボ・中村龍太さんにお話を伺いました。

このままだと「普通の大企業」になっていく? エフェクチュエーションで読み解く、サイボウズの現在地──神戸大学・吉田満梨×サイボウズ・中村龍太

エフェクチュエーションとは、どうやって進めていけばいいのかよくわからない、不確実性の高い取り組みについて、「どのようにコントロールしていくか?」という思考様式です。

書籍『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』はAmazonでも多くの評価がついている名著です。

僕も読みました。

ビジネス向けの実務書ですが、僕にとっては「癒しの書」です。「正解がいない取り組みを、どのように前に進めていくか?」という点で、メンタルが落ちそうになったときに、「そうか。こういうメンタリティで進めていけばいいのか!」という、心が折れそうになったときに読むと元気になります。

僕は、この本の著者の一人である中村龍太さんと、サイボウズのソーシャルデザインラボというチームで一緒に仕事をしています。心の底から尊敬している先達です。

あるとき、ふと思いました。「『エフェクチュエーション~』はとってもいい本で、龍太さんも身近にいるのに、そういえば、この本についてちゃんとお話を伺ったことがなかったな」と。

また、この本についていろいろと調べてみると、もう一人の著者である神戸大学の吉田満梨さんと、龍太さんの対談はほとんど見かけませんでした。そこで、「ぜひ、お話を伺ってみたい!」と思い、企画しました。

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)登 大遊さんの「大きな組織でやりたいことを実現し、熱量高く働くにはどうすればいいか?」

次もサイボウズ式。情報処理推進機構の登 大遊さんのお話。

日本型組織は、人材・資源・体制を技術研究に活かせば、余裕で米国・中国 企業を超えるデジタル技術を生み出せる──IPA 登 大遊

登さんは、情報処理推進機構(IPA)産業サイバーセキュリティセンター サイバー技術研究室室長で、コロナ禍にはNTT東日本や筑波大学など複数組織と連携し、無償で利用できるシンクライアント型VPN「シン・テレワークシステム」をわずか2週間で開発した「天才プログラマー」。

過去には、多くのメディアにも取り上げられています。

僕も元エンジニアなので、技術的な話も興味はあったのですが、それよりも、「大きな組織でやりたいことを実現し、熱量高く働くにはどうすればいいか?」ということに興味がありました。

そこで、技術的なことではなく、大きな組織における働き方についてお話を伺いました。編集は大変でしたが、とても前向きな、いい記事になったのではないかと思います。

キャリア自律するための「問いの立て方」

アイティメディア @IT 自分戦略研究所で連載している「仕事が『つまんない』ままでいいの?」の、キャリア自律に関する記事です。

「私に期待していることは何ですか?」を超えて――キャリア自律するための問いの立て方

近年、「キャリア自律」とか、「キャリアオーナーシップ」といった言葉を聞くようになりました。つまり、「会社に依存しているのではなく、自律しよう」ということですよね。

でも、個人的には、「キャリア自律っていうのは簡単だけど、実際は、そんなに簡単じゃないんじゃないの?」って思っていて。

キャリア自律について、最初に行うべきなのは「マインドを変えること」なんじゃないかと思います。そのための「問いの立て方」について書いてみました。

以上、今日は最近取材した/書いた記事についてでした!

いいなと思ったら応援しよう!