⑬翻訳をして意味を創り、価値を再定義する
「翻訳して意味をつくり、価値を再定義する」ということの理解が深まるような事例をいくつか紹介します。
「年賀状は贈り物だと思う」
日本郵便が2008年に展開した年賀状のキャンペーンのメッセージのキャッチコピー
年賀状(はがき)
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自分の気持ちを、自分自身を1年が始まる日に届けることができる贈り物
「やがて、いのちに変わるもの。」
ミツカングループのグループビジョンスローガン
食べもの
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いのちに変わるもの
「いいウエディングには小さな奇跡が溢れている」
テイクアンドギヴ・ニーズが当時掲げていたハウスウエディングのブランドメッセージ
結婚式
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絆が深まる奇跡が起こる日
「The hardest job is the best job in the world」
P&Gが2012年のロンドンオリンピックの際に展開した「Thank You, Mom」キャンペーンのメッセージ
お母さん
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世界で一番大変で、世界で一番すばらしい仕事をしている人
「ファブリーズで洗おう。」
P&Gが展開したファブリーズのキャンペーンのキャッチコピー
お部屋の臭いを消す消臭剤
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洗えないものを洗う(ように除菌・消臭する)もの
「その営みを信用につなげる銀行」
住信SBIネット銀行 法人口座の展開のタグライン
AIで与信判断をするトランザクションレンディングサービスのある銀行法人口座
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経営者の営みを信用につなげる銀行
「その服とずっと心地良くいられる、心のインフラ」
希望通りの時間帯に洗濯ものを取りに来てくれて、そして、届けに来てくれる、スマホ完結型の宅配クリーニングを展開するリネットが掲げるサービスステートメントのキャッチコピー
クリーニング
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気持ちを上げてくれる服と自分の心地よい関係を長く続けていくためのもの
「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」
プレスリリース配信プラットホームPR TIMESを運営する株式会社PR TIMESのコーポレートミッション
プレスリリース
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新商品・新サービス・新規事業などを創るために一生懸命頑張った人=行動者の不断の営みから生まれた情報。
参考図書を3冊
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