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 書いてなかったら忘れちゃう一分間

トイレをあけると人が入っていたとき、反射ですみません!と謝り扉を急いで閉めた後思う。

鍵閉めろよ!!

しかし謝りを入れたことに意味が無い訳ではないと思うのだ多分。

では何に対して私は謝ったのだろうか。

恐らく人間として無防備になっていた所にお邪魔しましたという思いで謝ったのではなかろうかと思う。

これは社会生活を営んできた賜物ではなかろうか。
私が猿だとしたら多分謝っていない。
腐っても人間なのだ。

こういう小さな出来事に出会う度に自分がどうしても人間なのだと呆然とする。

そして自分に戻っていく。
外に出ているだけで色んな事がある。

しかし…ある、とは…..?
考えはじめると止まらない。
やはり思っているだけで何もないのでは….
やばい、これはyabai…

私は私と思ってる私という記憶でしかないのでは
ええ?

だけど大丈夫。それでも大丈夫。
何もないことだけがあるらしいので、そこだけは安心してもよいという切り札を私は持っている。

生きるという三文字はこうして柔らかくなる。

だけれども….
氷が溶けて水になるのもよく考えるとやばい….
この世はやばい….

呼び鈴を押してコーヒーを頼む頃にはもう違うことを考えてるんだよな

今日も洗濯物を入れたり回したりするんだ〜

すごいな〜?⭐︎

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