広島に本当にあった劇場の物語 2021年8月27日
広島市内にある繁華街、流川(ながれかわ)に
「広島第一劇場」というストリップ劇場がありました。
今年の5月20日に閉館。46年の歴史に幕を下ろしました。
数年前、劇場の存在を知ったとき、一度は行ってみたくて
ツアーを企画。メルマガ読者から参加者を募り
観に行きました(しかも、3回!)。
昭和が染みついた劇場のたたずまい、
ライトに照らされる踊り子さんたちの優美な姿、
ステージに注がれる熱い視線とアットホームな一体感。
リアルに現場を訪れなければ味わえない雰囲気を
懐かしく思い出します。
そんな劇場を軸にした、広島オールロケの映画が
「彼女は夢で踊る」です。
この度、amazonプライムでもラインアップされたので
紹介します。
夢のようなファンタジックなストーリーですが
作品に映し出される劇場も風景も
すべて今ある(少し前まであった)広島を伝えています。
劇場の表舞台とバックステージ
そこにかかわる人々の人間模様など
映画だから俯瞰でき、覗くことができるので、
ぜひ、ご覧になってください。
特に女性に観てほしいです!
▼参考記事
映画に登場する矢沢ようこさんは、現役の踊り子。
リアルに観た彼女のステージは「美」としか形容できない
他を圧倒するものがありました。
大げさでなく、踊り子の矜持を感じるというか。
映画では、その片鱗を感じられるかもしれません。
(2021年8月27日 VOL.3859 配信 メールマガジン あとがきより)