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【実際の価値】丹田を意識した発声のメリット10選

こんにちは、heyheyです。今日は丹田を意識した発声によって得られるメリット10選という内容でお話します。

というのも、昔の僕は丹田を意識するのが非常に苦手で、会得するまでにめちゃくちゃ時間もかかっていたので、「丹田なんて使わなくても大丈夫なんじゃない?」と思っていたからです(苦笑)

できるようになった今から当時を振り返ると「大変だったけど、本当に身に付けられて良かった!」と言ってあげたい一方で「もっと価値を伝えてあげればよかった」とも思うのです。

ということで今回は、丹田を意識した発声方法の険しい道のりを諦めないでほしい!!という思いを込めて、丹田を使えることで得られる様々なメリットについて、具体的にお話ししていきます。


1. 喉の負担が軽くなる

丹田を意識することで、声の力点を喉から丹田に移すことができます。喉は比較的空気を通すだけの役割になり、負担が大幅に軽減されます。

完全にゼロになるわけではありませんが、100%喉を使っていたのが50~30%程度まで下がるイメージです。これにより、喉への負担が大きく減少します。

2. 喉のダメージがあっても声が出せる

丹田を使うことで、喉に多少のダメージがあっても声を出すことができます。普段の会話では声がガサガサでも、吟詠の際には異なる部分を使うため、ある程度声を出すことができるんです。

喉の調子は上下したとしても、お腹は喉よりは安定していたりします。つまりはパフォーマンスの安定性に寄与します。

3. 声を押し出せるようになる

丹田を意識すると、声に奥行きが生まれます。喉だけで声を出そうとすると、ただ声量を上げるだけの平面的な声になりがちです。

しかし、丹田を使うと、声を突き刺すように、あるいはところてんを押し出すように(笑)、声を力強く押し出すことができるようになります。

4. 声量が大きくなる

丹田を使うことで、体全体の呼吸をより効率的に使えるようになり、自然と声量が大きくなります。

声量はシンプルですが、やはり大事なことです。

5. 声のぶれを抑えられる

喉だけで声を出すと、無意識にビブラートがかかりやすくなります。丹田を意識することで、声のぶれを抑え、安定した声を出すことができるようになります。

詩吟の基礎表現として、また、詩情表現としてとっても大事です(僕も「ビブラートをもっと減らして!!」と先生にいまだに注意されます)

6. 音程が安定する

声のぶれが少なくなることで、音程も安定します。さらに、丹田を使うことで音程の微調整がしやすくなります。

今までは感覚的に音程を取っていたのが、丹田を使うことでより精密な調整ができるようになるんです。

7. 声にブレーキをかけられる

丹田を意識することで、声に適切なブレーキをかけられるようになります。出たがっている声を引っ張り、コントロールすることができるんです。

これにより、より重厚な表現や丁寧な吟詠が可能になります。

8. 音程の急激な変化に対応できる

詩吟では、低音から高音へ急激に音程が変わる場面がよくあります。丹田を使えるようになると、このような急激な音程の変化にも安定して対応できるようになります。

9. 出だしを丁寧に吟じられる

吟詠の出だしは第一印象を決める重要な部分です。丹田を使うことで、出だしを丁寧に、コントロールされた形で吟じることができるようになります。

10. 言葉を明確に発音できる

丹田を使うことで、通常は潰れがちな言葉も明確に発音できるようになります。これにより、吟詠全体の質が向上します。

まとめ

  1. 喉の負担が軽くなる

  2. 喉のダメージがあっても声が出せる

  3. 声を押し出せるようになる

  4. 声量が大きくなる

  5. 声のぶれを抑えられる

  6. 音程が安定する

  7. 声にブレーキをかけられる

  8. 音程の急激な変化に対応できる

  9. 出だしを丁寧に吟じられる

  10. 言葉を明確に発音できる

今回の内容は以下のYouTubeからでも聴けます。
後半では実際に私が日替わりで漢詩を選んで吟じているので、良ければチャンネル登録お願いします♪

本日は以上となります。
今後も一緒に、コツコツと吟道を歩んでいきましょう!

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