【大声不要】吟じなくてもできる詩吟トレーニング5選
こんにちは、heyheyです。今日は吟じること以外でできる詩吟のトレーニング5つについてお話します。
日々吟じて練習できれば理想的ですが、なかなかうまくいかない時もあります。そんな時でも、以下のトレーニングを行うことで、詩吟の技術を磨くことができます。
これらのトレーニングは、詩吟にとって重要な要素を含んでいます。休暇中や忙しい時期でも、少なくとも1つか2つは実践できるはずです。
1. 表情筋のトレーニング
詩吟では、発音を良くするために口をしっかりと動かす必要があります。
また、滑舌を良くするためには、口の動きを素早くすることが大切です。
つまるところ、口回りを含めて表情筋を鍛えることは、詩吟に大いに役立つのです。
おすすめのトレーニング方法:
「あ・え・い・う・お・あ・お」の順で母音を発声する
各母音で口を最大限に開ける
声を出す必要はなく、口の動きに集中する
「あ」:顎をガクッと開く(痛みを感じない範囲で)
「い」:横に大きく引っ張る
「う」:唇を突き出す
「え」:上に引っ張る
「お」:縦に細く
このサイクルを5〜10セット繰り返す
舌回しトレーニング
歯と唇の間をなぞるように動かす
口の中で舌を時計回りに5〜10周回す
反時計回りにも5〜10周回す
これらのトレーニングは、普段の会話では使わない筋肉を鍛えるため、かなりきついです。特に舌回しトレーニングの後は、しばらく話すのが難しくなるほど疲れます。本当に(苦笑)
2. 呼吸のトレーニング
呼吸は詩吟の基本中の基本です。以前の配信でも触れましたが、全力で呼吸する練習は非常に重要です。
トレーニング方法:
8拍かけて息を吐ききる
さらに2〜4拍、限界突破の枠を設ける
全力で吸い込む(4〜8拍かけて)
吸い込む順序:背中 → 丹田 → へそ回り → 胸
このサイクルを3〜5回繰り返す
注意点:
やりすぎるとくらくらする可能性があるので、注意!運転中とかダメ!!
余裕がある人は20拍くらいかけて吐ききるなど、さらに長く行うのも良い
このトレーニングは声を出さずにできるので、仕事中や外出先でも実践可能です。
3. 素読
素読は、声を出すものの吟じるほどではない練習方法です。小さい声でもいいので、口をしっかり動かしながら、また詩文を1文字1文字味わいながら読みましょう。
効果:
滑舌の向上
発音の改善
アクセントの丁寧さの向上
1日5回か10回程度、コツコツと継続的に行うことで、自分の声に対する解像度が上がっていきます。
本当に大事なのですが、僕もあまりできていないので頑張ります!!
4. 過去の自分の吟を聞く
イヤホンなどを使って、過去に録音した自分の吟を聞いてみましょう。最近の録音と比較してみるのも良いでしょう。
確認ポイント:
過去と比べて上達した点
まだ改善できていない点
自分の昔の吟を聞く機会は意外と少ないものです。この機会に自分なりの考察をしてみましょう。きっと大きく成長できているハズです!😆
5. 過去にもらったアドバイスを見直す
詩吟の教室で書いたノートや、YouTube詩吟教室の過去動画を見返してみましょう。
確認ポイント:
過去に指摘されたこと
既に改善できている点
現在の吟にも通じる点
今の吟で特に気をつけるべき点
過去のアドバイスを振り返ることで、自分の成長と今後の課題が見えてきます。
まとめ
今回紹介した5つのトレーニングをもう一度おさらいしましょう:
表情筋のトレーニング
呼吸のトレーニング
素読
過去の自分の吟を聞く
過去にもらったアドバイスを見直す
これらのトレーニングは、直接吟じなくても詩吟の技術向上に役立ちます。休暇中や忙しい時期でも、これらのトレーニングを取り入れることで、詩吟の基礎力を維持・向上させることができます。
私自身も、吟じる時間が取れない時期には、これらのトレーニングを心がけています。特に表情筋のトレーニングと呼吸のトレーニングは、短時間で効果的に行えるので、おすすめです。
みなさんも、日々の生活の中で、これらのトレーニングを少しずつ取り入れてみてください。継続的に行うことで、きっと詩吟の技術向上につながるはずです。
今回の内容は以下のYouTubeからでも聴けます。
後半では実際に私が日替わりで漢詩を選んで吟じているので、良ければチャンネル登録お願いします♪
本日は以上となります。
今後も一緒に、コツコツと吟道を歩んでいきましょう!