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詩吟が上達しやすい人は大会本番で〇〇している

こんにちは、heyheyです。
今日は詩吟が上達する人の大会本番での行動についてお話します。


1. 結論:本番の吟詠を録音する

詩吟の上達には様々な要素がありますが、意外と見落とされがちな重要なポイントがあります。それは、大会本番での自分の吟詠を録音することです。

多くの人は、本番が終わると「頑張ったからもういいや」と何もしないか、有名な先生の吟のみを録音して終わりにしてしまいがちです。

しかし、上達する人は違います。彼らは自分の本番の吟詠こそ録音して聞き返すのです。

2. なぜ本番の吟詠を録音することが重要なのか

本番は、自分のありのままの実力が出る場面です。うまくいったか、いかなかったか、調子が良かったか悪かったか、全てを含めた実力が本番で現れます。

練習の吟詠と本番の吟詠には、往々にして大きな差があります。本番では様々なことが起こるため、自分では気づかないような問題が生じることがあるのです。

例えば:

  • 悪い癖がたくさん出ている

  • 音程がずれている

  • 息の音が入っている

  • 舞い上がって自己満足の吟詠になっている

  • マイクから離れすぎて聞こえづらくなっている 等々

これらの問題点は、本番直後の高揚した状態では気づきにくいものです。だからこそ、録音して後で冷静に聞き直すことが非常に重要になるのです。

3. 録音の方法

録音が難しいと感じる人もいるかもしれません。しかし、工夫次第でなんとかなるものです。例えば:

  1. 自分の席でスマートフォンを使って録音する(盗難に要注意!)

  2. 控え室や階段の近くなど、人に気づかれにくい場所に録音機器を置く

  3. 友人や家族に録音を頼む

工夫すれば録音は何とかなります。
むしろ、何とかしてでも録音してください。
それほどに、自分の本番の吟詠は貴重な記録なのです。

4. 録音を聞き返すことの効果

録音した吟詠を聞き返すことで、自分の実力を客観的に把握することができます。「ここはうまくできたけど、ここは改善が必要だな」といった具体的な反省点が見えてきます。

これらの気づきは、次の練習や本番に確実につながっていきます。自分の弱点を知り、それを克服するための練習を重ねることで、着実に上達していくことができるのです。

また、本番の録音を聞き返すことで、自分の成長も実感できます。前回の大会と比べて、どこが良くなったか、まだ課題は何かを明確に把握できるのです。

5. 注意点

もちろんの話ではありますが、録音は個人の目的の範囲内で行い、他の参加者の迷惑にならないようにしましょう。
また、録音した音源を無断で公開することは避けましょう。

まとめ

  1. 詩吟が上達する人は大会本番で自分の吟詠を録音している

  2. 本番の吟詠は自分の真の実力が現れる貴重な機会

  3. 録音した吟詠を後で聞き返すことで、客観的に自分の実力を把握できる

  4. 録音の方法は工夫次第でなんとかなる

  5. 本番の吟詠を録音することで、次の成長につながる確実な反省材料が得られる


今回の内容は以下のYouTubeからでも聴けます。
後半では実際に私が日替わりで漢詩を選んで吟じているので、良ければチャンネル登録お願いします♪

本日は以上となります。
今後も一緒に、コツコツと吟道を歩んでいきましょう!

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