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【知らなかった】着物を着て吟じることの本当の効能

こんにちは、heyheyです。
今日は着物を着て詩吟を吟じることの魅力と効果についてお話します。

詩吟の発表会や大会で、皆さんは着物を着ていますか?私は正直めんどくさいなと思うタイプなのですが、重要な大会では着るようにしています。

その理由の一つは、子供の頃からの思い出があるからです。
今は亡き祖母が、私の詩吟の頑張りを見て、立派な着物を仕立ててくれたんです。家紋入りの袴とセットでプレゼントしてくれました。
今までもらった中で一番高価なプレゼントだったと思います。

「これはなんとしても着れるようにならなければ!」と思い、必死にインターネットで着方を調べました。
折り紙の折り方のように、手順を追って覚えていきました。
姉と一緒に試行錯誤し、最後は着付けのプロの先生に仕上げを教えてもらいました。

何とか学べたやり方を、帰宅してから数回練習して、それを1週間繰り返すことで、ようやくそこそこスムーズに着れるようになりました。
人間、反復すれば何とかなるものです(笑)

とはいえ、着物を着るのは本当に大変です。
着るだけで15分から20分もかかりますし、たたむのに30分くらいかかります(汗)クリーニング代も1回で1万円以上かかるという世界です(恐怖)


着物を着ることの効果

このような面倒くさい着物ですが、着ることで感じた効能を3つご紹介したいと思います。

1. 姿勢の改善

まず、姿勢が良くなります。着物は猫背で胸元がだらんとしていたり、崩れた姿勢だとすぐに分かってしまいます。この姿勢への意識は、詩吟を吟じる際にはもちろんプラスに働きます。

2. 精神的な集中力

次に、精神的に集中できる、ピリッとした感じになります。普段着ない立派な服を着ることで、自然と立ち振る舞いや集中力が変わってきます。

3. 詩吟への思い入れ

さらに、詩吟の舞台は通常2分程度と短いのですが、その2分間にどれだけの労力をかけてきたかを実感できます。
「祖母が買ってくれた高価な着物を着て、時間をかけて準備して、この2分間に挑もうとしているんだ」と思うと、この2分間をより集中して頑張ろうという気持ちになります。

ただし、気をつけるべき点もあります。思い入れが強くなりすぎて、力みすぎたり感情が込みすぎたりする可能性があります。バランスが大切です。


とはいえ、冒頭でも言いましたが、着物は維持管理が大変なので、全ての機会で着る必要はありません。要所要所で着るのがいいでしょう。

逆に、普段から当たり前のように着物を着ている人を見ると、私には不思議でなりません。「普通に着れるってどういうこと?凄すぎる!!!」って思うようになりました(笑)。
維持管理の大変さを考えると、その凄さをもっと認識されてもいいと思います!!

まとめ

着物を着て吟じることは、外見的にもメンタル的にも効果があります。普段とは違う自分を作り出し、その瞬間に集中するためのサポートになります。

機会があれば、レンタルしてみるのもいいでしょう。自分では難しいと思う方も、今はYouTubeなどで着方を簡単に学べる時代です。また、詩吟業界には着付けができる人も山ほどいます(凄い事です)。これらを活用して、自分自身で着られるようになることも大切だと思います。


今回の内容は以下のYouTubeからでも聴けます。
後半では実際に私が日替わりで漢詩を選んで吟じているので、良ければチャンネル登録お願いします♪

本日は以上となります。
今後も一緒に、コツコツと吟道を歩んでいきましょう!

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