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「格好良い詩吟」を意識すべき理由

こんにちは、heyheyです。
今日は「詩吟に格好良さを意識しよう」というテーマについてお話します。

詩吟を練習する上で、「格好良さ」を意識することについて、私の考えを率直にお伝えしたいと思います。
これは必ずしも全ての人に当てはまる話ではありませんが、詩吟の上達に一つのヒントになるかと思っています。


1. 格好良さを求めるようになった背景

私は小さい頃から詩吟をやってきました。
当時の僕は、正直なところ、友達や知り合いに「ダサい」と思われたくないという気持ちがありました(笑)

洋服を買う時に格好良いものを選びたいのと同じように、詩吟も格好良く吟じたいという思いがあったんです。

小学校、中学校、高校と詩吟を続けてきた中で、
「これって本当に格好良いのかな」
「こうしたらもっと格好良くなるんじゃないか」
といつも考えていました。

2. 格好良さを意識することの意味

ただし、年配になってから詩吟を始めた方は、あまりこういうことを意識しないかもしれません。

また、「格好良さ」を追求することが、必ずしも素晴らしい詩吟につながるわけではないことも理解しています。

でも、私はこう考えています。
素晴らしい詩吟を目指す気持ちが10あるとすれば、その中に「格好良さ」を求める気持ちが1くらいはあっていいんじゃないかと。

なぜなら、この「格好良さ」を意識することは、自分の詩吟を客観的に聞く視点を持つことにつながるからです。

知り合いや詩吟を知らない人が聞いたときに、「この詩吟、いいな」と思ってもらえるかどうか。そういう視点を持つことは大切だと思うんです。

3. バランスの取れた詩吟

詩吟の先生から教わることは大切です。
でも、教わったことを100%そのまま受け入れるだけでなく、自分なりの美意識とのバランスを取ることで、より早く良い詩吟に近づけるんじゃないかと思います。

例えば、先生からアクセントや間(ま)の取り方を教わります。
そして、上手く真似できるようになってきたら、今度は緩急をつけてみましょうと言われます。
でも、「緩急って何だろう?」とわからないから、また先生に教わります。

こういう風に、全て受け身の姿勢で学んでいくと、自分で考える機会が少なくなってしまいます。

でも、「格好良さ」を意識することで
「この技術の本質的な意味は何だろう?」
「もっと自然な形でやるにはどうしたらいいだろう?」
と主体的に考えるきっかけになるんです。

4. 格好良さを求める時の注意点

ただし、気をつけなければいけないのは、自分の美意識だけに頼りすぎないことです。

基本的な技術(骨組み)ができていない段階で感情だけが先走ると、ガタガタな詩吟になってしまいます。

まずは基本的な技術をしっかり身につけることが大切です。
そして、ある程度形ができてきたら、自分が感じる素晴らしい詩吟、他の人の詩吟を聞いて「格好良い!」「素晴らしい!!」と感動した詩吟を思い出し、少しずつそれに近づけていく努力をするのです。

5. 詩吟の魅力を広める

さらに、「格好良い」と思える詩吟をすることは、詩吟業界全体にとっても大切だと思います。

新しく何かを始める人、興味を持つ人、それが格好良いものかどうかを気にするからです。

自分でも格好良いと思っていないものを、他の人が格好良いと思ってくれるのは難しいものです。

だからこそ、人前で表現するときは、聞いてくれる人が「これいいな」「素晴らしいな」「格好良いな」と思ってくれるように意識することが大切です。

まとめ

「格好良さ」を意識することは、詩吟の技術の10分の1くらいの比重でいいと思います。
でも、それを意識することで、より正解に近づきやすくなるし、周りの人にも詩吟の魅力を感じてもらいやすくなるんじゃないでしょうか。

ただし、これはあくまで私の考えです。
年齢や経験によって、この考え方は変わるかもしれません。
でも、26年間詩吟を続けてきた中で、ずっと意識し続けてきたことでもあります。

詩吟をされている皆さんも、「格好良さ」をほんの少し意識してみると、詩吟が良い方向に変わるかもしれません。ぜひ、試してみてください!😆


今回の内容は以下のYouTubeからでも聴けます。
後半では実際に私が日替わりで漢詩を選んで吟じているので、良ければチャンネル登録お願いします♪

本日は以上となります。
今後も一緒に、コツコツと吟道を歩んでいきましょう!

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