理想のライフスタイルを考えることから逃げたら、コ◯ンとか金田◯の犯人になってしまう
僕は子供のころからコ◯ンや金田◯(少年の方)を読んできました。
といっても、大ファンというわけでは決してなく、ただ世代だっただけです(むしろYAI〇Aが好きで、その流れでコ〇ンを読んでたくらい…)
コ◯ンなんてもう10年以上、黒い人たちが出てくる話しか読んでません(ごめんなさい)
で、タイトルに戻りますが、僕はこれらのマンガを読むたび、常々感じていたことがあります。
犯行後、子供(高校生)に諭されて「うぅぅぅぅ……」となるような大人にはなりたくないなと。
その気づき、もっと前に気づくことができたんじゃないの?
それに気づけていたら、人生台無しにしなくてよかったんじゃないの?
そんな気づきのない人生を、何年も何十年も歩んできたなんて悲しすぎる!
こんなことを思っていました(笑)
でも、こんなコ◯ンや金田◯の犯人のような生き方になりかけている人、実は沢山いるんじゃないでしょうか?(もちろん、犯罪的な意味では全くないです)
真面目に、普通に、まっとうに、長年働いてきたのに、定年になってから
「こんな人生を歩みたかったんじゃない。うぅぅぅぅぅ……」
となるような人です。
僕は今のところ、そんな風になりそうで怖くて怖くて仕方がないです。
そうならないために、「理想のライフスタイルを考えること」が必要不可欠だと思うのです。
「理想のライフスタイルを考える」って実用性の低いフワフワしたものだと思っていた
理想のライフスタイルを考えよう!
こういうセリフは、自己啓発本で何度か目にしたことがあります。
言っていることはわからなくもないので、「うんうん、そうだよね!」と思いながらも、心の底では
「具体的なことは考えられないし、現実的じゃないから、そんなに今やるべきことじゃないよなぁ」
とも思っていました。
なので、過去にちょっと取り組んだことはありましたが、あんまり実になった感覚がありません。
でも、気がつけば35歳になり、子供が生まれ(現在8カ月)、2人目どうする?とか、車買い替えなきゃ!とか、家は購入する?とか悩み始める年齢になってようやく、「理想のライフスタイルを考えること」は必要不可欠かもしれない、と思うようになりました。
ワーママはるさんのVoicyや著書が背中を押してくれた
本格的に考えるきっかけをくれたのは、僕がよく聞いている尾石晴さん(ワーママはるさん)のVoicyで「子ども有休」を話していた回です。
「子どもにも、本人が望むなら有休をとらせたい!」という晴さんに対して
「子どもが急に言っても親は休めない!」と言い返す人。
その人たちに対して晴さんは「本当に大切だと思うなら、休めるような働き方をする、という覚悟をもつ」と強く話していて、背中を強く押された気がしました。
また、晴さんの著書の中で「やめる時間術」という本がありますが、その中で「理想のライフスタイルを考えること」の重要性を説いていました。
こんな背景があり、このGWの最中に一度しっかりと考えてみようと思いました。
すると、以前取り組んだときよりも、想像以上に重要性や緊急性を感じたので、このnoteを書いた次第です。
「理想のライフスタイルを考えること」って、実は重要度も緊急度も高い
つい先日、保育園に入園したばかりの娘が発熱したと連絡を受けたので、僕はすぐに会社を早退し、娘を迎えに行ったところ、僕も即座に風邪をもらいました(涙)
幸い?娘は翌日には概ね治ったのですが、僕は逆に重症化して、会社を計1週間休むほどに寝込んでしまいました。
その間、一番大変だったのは妻です。
妻もほぼフルタイムで働いていたので、自分が動けない中、ほぼ一人で頑張ってくれていました。本当に、本当に大変そうでした。
このとき僕は「あ、今の生活スタイルって綱渡りだ!」と気づきました。
別に、綱渡りな生き方したくてやっていたのではありません。カイジは読み物として好きですが、生き方は嫌いです(笑)
むしろ、どうすればリスクが下がるか、安全か、安定か、普通か、まともか、世間一般的か。そんなことばかり考えてきました。
それなのに、気が付いたら綱渡りな生活をしていたというのは、僕にとって驚きでした。
心に手をあてて考えてみると、自分が必要だと思うライフスタイルってちゃんとあったんです。
子どもが熱をだしたら仕事をすぐ休める働き方
子どもが長期間熱を出しても、仕事を簡単に調整できる働き方
子どもが小学生になったら、8時くらいにちゃんと送りだしてあげて、16時くらいにちゃんと迎えてあげられる働き方
妻が体調を崩したときに「大丈夫だよ」と安心させてあげられる働き方
親が大けがしたときに一時的に帰省してしばらくの間面倒を見てあげられる働き方
子どもが「学校行きたくない」と言い出したときに、ちゃんと時間をかけて向き合って、新しい道も提示してあげられる生き方
ちゃんとあるんです。
しかも、どれも重要度が高いし、緊急度も高い。
子どもの問題なんて「今」だし、親の話なんて確実に「10年以内」もしくは「5年以内」のことです。待ったなしです。
毎日どんな生活がしたいか?
「やめる時間術」では、理想のライフスタイルをもっとタイムスケジュールレベルで落とし込んで、具体的にすることを勧めていました。
僕もとりあえず取り組んでみることにしました。
正解はわからずとも、考えることから逃げてはいけないと思ったので。
まず、日常で理想とする生き方を書き出してみました。
毎日7~8時間は眠りたい(現状5~6時間)
毎日1時間、運動したい(現状ゼロ)
毎日1時間、読書したい(現状ほぼゼロ)
毎日0.5~1時間、畑作業をしたい
週2日は家族のためにたっぷり時間を使いたい
週1日は自分の好きなように時間を使いたい
年に1~2回は1ヶ月間くらい休んで旅行したい
これをスケジュールに落とし込むと、こんな感じになりました。
5:00 起床
5:00~6:00 朝の自分タイム。散歩、畑仕事
6:00~6:30 朝食
6:30~8:00 身支度、仕事準備
8:00~12:00 仕事(移動含む)
12:00~13:00 昼食
13:00~16:00 仕事(移動含む)
16:00~17:00 運動
17:00~18:00 夕食準備
18:00~19:00 みんなで夕食
19:00~20:30 のんびりタイム、お風呂
20:30~21:00 読書
21:00 就寝
これ見るとわかりますが、勤務時間が短いです(笑)
在宅勤務なら移動時間ゼロですが、それでも1日7時間。
8時間勤務+残業+移動時間なんて働き方をしていたら理想には到底近づかないことがよくわかりました。
住む場所については、夫婦で妙に理想が決まっていて、口にするのも恥ずかしいですが、こんな感じです。
場所:妻の実家から車で20~30分以内。
土地:200~300㎡(半分以上は畑にしたり木を植えたい)
家:100㎡の平屋
・カウンターキッチン必須
・キッチンとお風呂は広いこと
・断熱がしっかりしている
などなど、書けばきりがないのでこの辺で。
というか、書き始めると止まらなくなったというのが事実でした。
考えないと、書いてみないと、頭の中というのは自分自身ですらわからないもののようです。
今の生き方の延長線上に理想のライフスタイルはあるのか?
理想のライフスタイルを、夢見る少女のように描いているだけでは意味がありません。
大事なのは、理想と現実のギャップを知ることです。
現実の延長線上に理想があるのかを確認することです。
日々を頑張って生きていたとして、その頑張った先に、理想とするものがあるのかということです。
理想に向かっているつもりでも、根本的に、構造的に間違っているのであれば、それこそコ〇ンや金田〇の犯人のような状態になりかねません。
今を必死に生きて、それが20年30年40年と経って、定年を迎えたときに「理想の生き方に全く近づけていなかった。うぅぅぅぅぅぅ……….」となりかねません。
その時になって「道が違うことにもっと早く気づけていたら良かったのにね」とアドバイス(という名のとどめ)をされて後悔しても遅いのです。
で、僕の理想と現実のギャップですが、
少なくともわかることは
会社員勤めでは決して理想に近づけない(子どもの要望に応えられない、妻や親の大変なときに駆け付けられない)
会社員を頑張って、収入が100万200万300万上がったところで、理想は叶えられない(子どもとの時間、理想の家の購入)
時給労働的な働き方では、理想的な生き方はできない(休む=収入が下がる、のスタイルでは長期的に休めない。対応できない)
こんなこと、今まで学校も会社も、誰も教えてくれませんでした。
一つ一つは、人としてそれなりにまっとうな願いだと思っているのだけれど(世界征服がしたい!世界中に名をとどろかせたい!とかじゃない)、どうやら、そういう願いを持つ人は、(世間的に)普通の生き方をしていてはダメなようです。
ということで、今後はこのような働き方にシフトしないといけないことがわかりました。
会社員勤めからの脱却
➡フリーランス、自営業的働き方自分が動けなくても収入が得られる仕組み作り
➡コンテンツ制作(積みあがるもの)、自社サービス販売(外部への依存を減らす)遅くとも5年以内に実現する
➡娘が小学生になる、親が高齢になる前に実現できないと意味がない。
これだけ聞くと「なんだ、結局それかよ!」と思われるかもしれません。
いや、僕も思っていました(笑)
でも、それでも、理想のライフスタイルに近づくには、こっちに舵を切るしかないんです。
今のスタイルをどれだけ頑張っても、継続しても、その先には理想と離れたライフスタイルがあるだけ。
どうせ頑張るなら、頑張った分だけ理想に近づくような頑張り方をしたいと僕は思います。
といっても、速攻で会社を辞めたり、クライアントワークを完全無視するなんてことも非現実的です。
理想は理想。
そこに真っすぐ向かえたらベストですが、ぐるぐる回りながらでも近づければオールオッケーだと思います。
時には遠回りして、信頼を獲得することも、実績を得ることも大切。
何が縁になるかもわかりませんし。
とはいえ、「この選択は理想に近づいているのか」という判断軸を持つことはめちゃくちゃ大切で、それがこのnoteを書いた自分にとっての最大のメリットです。
あなたの理想のライフスタイルは何ですか?
今の生き方を続けると、理想のライフスタイルに近づけますか?
決して人に偉そうに聞ける立場ではなく、むしろこれから一緒に頑張っていくレベルですが、何かの気づきになったなら幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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