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厚生労働省は分割を
「厚生」と「労働」
この大きなふたつを抱きあわせ、果たして正しく機能するのでしょうか?
若い人は知らないと思いますが、この二つは元々別々の省庁でした。これが、平成11年のいわゆる「省庁再編」で統合されたという経緯があります。しかしこの統合には、「国民生活の保障・向上」と「経済の発展」を目指すために、とあります。
「経済の発展」とは、厚生にとっては一番遠い所にないといけないのではないでしょうか? それこそ、同じ合併組の「経済産業省」に任せればよろしい。
元々は「内務省衛生局」です。衛生は、いつ失くされたのでしょうか? 「衛生」は、もっと我々に近い所にあるものです。
少しズレますが、地理学で言うと、地名の安易な変更は、その元々の姿を分かりにくくさせます。合併による聞こえの良い新しい地名は、その自然発生的な地名が語る様々な情報と本質をかき消してしまいます。水害など、特に地名が示唆してくれることがたくさんあります。
さて、厚生労働省です。
最も私たち市民の暮らしに関係する省庁が、果たして現在健全に機能しているのかどうか、甚だ疑問です。いわんやコロナ行政です。
厚生労働省を分割し、職員の数を増やし、官僚(役人)がしっかり思考判断出来る環境(余裕)を整えることが、人々の健康と生活を守ることに繋がるのではないでしょうか。有能で志ある若い人が、真面目に親切に仕事が出来る環境が、実は中央省庁にこそ必要なのではないでしょうか。私たちは、投げかけ、試す余裕がないといけないと思います。
製薬会社にお金を向けるのは、間違いです。