私はグルメ系のお仕事は断っています。
理由は、食文化が貧しいから。子どもの頃から美味しいモノを食べてこなかったからです。貧しい家庭だったので、生きるための食事しかしてきませんでした。味や見た目を楽しむゆとりなどなかったからですね。
そのため、食材や料理に関する知識があまりに乏しい。その意味では原始人です。いや、原始人の方が自然の食材に関する知識は豊富だったかも。
なので、仕事で「海藻」や「魚介類」といった用語を使うことはまずありません。
が、今日、ある記事を読んでいて、「はて、海草サラダって書いてあるけど、海藻サラダでは?」「魚貝類ってかいてあるけど魚介類では?」と疑問に思ったのです。
そういえば、これらの違いについて知らないやん。
ということで、共同通信社の『記者ハンドブック』で確認すると――。
ふんふん。なんとなく食べられるのは「海藻」の方やね。
時事通信社の『用字用語ブック』もほぼ同じ内容でした。
で、「魚介類」は、『記者ハンドブック』も『用字用語ブック』も「魚介類」を使うようにと書かれているだけでした。
で、NHKではどのように使っているのかを見つけたので引用します。
とのこと。
なので、グルメ記事を書いている人の場合は、まず「海藻」と「魚介類」と表記しておけば問題なさそうですね。