昔の猫と現在の猫、どちらの方が脳が大きい?!
こんにちは。げーしーです。
小さい頃は神奈川に住んでいたため、雪のイベントって珍しくて結構好きだったんですが、北海道に住み慣れてくると雪かきとかがだるくなってきて、そう思った時に「つまらない大人になったなぁ」と考えてしまいました。
楽しく雪かきできる方法があったら教えてください!!
今日は猫の脳みそ、飼い猫と野生の猫の違いについてです。
まさにどこにも使えない雑学とはこの事なのでふーん程度に聞いてもらえればと思います。
▲猫の今と昔
今回の調査は家猫の祖先と言われるヨーロッパヤマネコとリビアヤマネコと家猫の頭蓋骨の大きさを比較してそこから頭蓋内容積を比べた調査になります。
猫の家畜化が始まったのは今から1万前と言われておりその歴史は意外と長かったりします。
古代エジプトで王族のために建設されたピラミッドの中にも猫のミイラが祀られていたり、壁画でもクレオパトラと一緒に猫が描かれていたりと案外と人間の生活に溶け込んでいたと思われます。
また多くの地域では害獣駆除、対ネズミ用の使役動物としての役割がメインとされていました。
または守り神的な存在として伝承されている地域も多く存在しています。
今では愛玩動物としての役割が主ですよね。そんなペットして飼われている猫と野生の猫、どちらの方が脳みそは大きのでしょうか?
▲大きさの違いとその原因
調査の結果では野生の猫よりも家畜化された猫の方がかなり小さいという結果が得られました。
1960〜1970年にも羊や犬でも同様の調査が行われ、同じような結果が出ているのでそれと同等な結果と言えるでしょう。
それではなぜ家畜化された猫は野生の猫よりも頭が小さいのか?
一つの仮説として家畜化する事によって神経堤細胞の萎縮が起こり、それが原因で脳が小さくなっているというのが挙げられました。
神経堤細胞とは恐怖やストレスに関連している脳神経の細胞であり家畜化によってその反応が鈍くなってしまった事で、脳のサイズや体の構造の変化に影響を及ぼしているのではないかと提唱しています。
つまりは自然界にいる方が多くのストレス、緊張感に囲まれているのでその分脳が活性化することが多く、頭が大きくなると考えられます。
正直どちらが良いかは何とも言えないし頭が大きいから何だという話です。
こういってしまうと身もふたもないですが、逆に考えれば今の家猫ちゃん達はストレスが少なく安心して過ごせている、とも言えそうです。
では。♪(´ε` )