日本のペット先進国としての立ち位置は?
こんにちは!げーしーです。
久々に夜が暑苦しく、少し寝不足です。
今回は日本のペットについてのあり方、みんなの捉え方と自分の捉え方について少し書いてみようかなと思います。
今回、INUNAVIのデータで面白いアンケートが実施されました。
アンケートの内容は以下の通りです。
Q1:わんちゃんを飼っている状況を教えてください
Q2:日本はペットに対してどんな国だと思いますか?
Q3:日本はペット先進国になりつつあると感じますか?
Q4:海外のペット先進国では犬を飼うと年に1度「犬税」を納めることや、飼育する上での規則があり、守らなければ罰則・罰金が課せられますが、それらをどう思いますか?
Q5:ペットショップやブリーダーでの生態販売をどう思いますか?
Q6:犬の殺処分の現状を調べたことはありますか?
Q7:犬の殺処分問題をどう思いますか?
Q8:愛犬と一緒に利用できたら良いなと思う施設・サービスがあれば教えてください
詳しく知りたい方はこちらのコラムをぜひ読んでみて下さい。
基本的には日本のペット先進国の実情と生体販売並びに殺処分に関する内容が書かれている内容になってます。
▲ペット先進国とは
こちらで書かれているペット先進国の定義は以下のようになります。
■ペット先進国とは
わんちゃんはペットというよりも家族の一員や、生活の中にいて当たり前の存在という考えで、動物愛護や動物福祉に力を入れている国を指します。販売されているフードは、使用される原材料から製造過程に至るまで人間同様の厳しい規制があり、わんちゃんに対する法律も細かく定められています。また、室内飼育や一緒に出掛けるのが当たり前といった認識で、ペット同伴で利用できる施設やサービスも充実しているのが特徴です。
人並みの基準が設けられているのがペット先進国と言われます。
特にドイツなんかは犬税があり年間10000円くらい納める義務があります。それによってペットとの公共機関の利用が広く認められ、またティアハイムといった保護施設も立派で綺麗なものが多いです。
日本では犬税もなければ公共期間の利用も介助犬に限定されていることが多く、保護施設も何箇所もある訳でもなく、あってもボランティアの方が身を削ってお世話をしている状況です。譲渡会も頻繁に行われていますが、幼体はすぐに里親が見つかる中、年をとった子は里親が見つからず、そのまま保護施設で暮らし治療費もかかります。
また生体販売においてもペット先進国と言われる国ではショーケース越しでの生体販売を禁じている場所も多く根底にある動物の価値観が違うように思えます。
▲日本はどこまで遅れている?
ここまでは結構マイナスの部分を言いましたが本当に実際どのくらい酷いのでしょうか?
実際殺処分の数は日本は以下の通りになります。
ここ15年で犬では約1/30に猫では約1/10まで減っています。
それでも3万頭近くが殺処分されているのが現実です。ただ減っては来ています。ドイツやスイスは行政の殺処分がないと言いますが野良化した猫、犬などは害獣に当たる場合も多く、そういった場合はハンターによって射殺されたり、特定の危険種の犬は飼えなくなった時点で安楽死を行うなど、安楽死のハードルが低かったりなど日本よりも割り切ることが多い印象があります。特に他人を噛んだりすると法的に安楽死になることもあるくらい躾に厳しく、公的な安楽死は日本以上に存在するかなって感じもします。
▲ではどうするのが1番?
ここからは意見が分かれ難しいところです。
めちゃくちゃナイーブなところと明確な答えを持ち合わせていないというのが本音なのですがとりあえず思った事を述べていきます。
”生体販売の禁止”
これは割と賛成な気もします。
ペットショップで売れ残った犬や猫は悲惨です。これは絶対に避けたいところです。今はインターネットでいろんな所に簡単にアクセスできる時代です。直接の購入でも良いんじゃないかと思います。
”1人あたりが飼育可能な頭数の制限”
これも実際に動き出している法律であり、1人あたりの頭数を制限するというものです。
これにより多頭飼育による飼育崩壊の予防を期待しての法律でしょう。
もちろんこれも概ね賛成ですが、どこまで適応されるかが微妙です。
悪徳ブリーダーや悪徳保護施設なら良いですが、管理が行き届いている保護施設などは適応されるのか?割と全部が全部悪とは言い難いので微妙なラインです。
”年収による飼い主の選定”
極端ですがこれも有効だと思うんですよね。こんな事を言うと貧乏人はペットを飼ってはいけないのか!?と言われるのですが、厳しめに言うとそうなりますね。動物病院にいると「お金がないからそんな治療できない」とか経済的理由で飼えなくなったなどの相談は結構あります。中には生活保護を受けているにも関わらずペットを飼い、治療費を払わずそのまま帰る人もたまにいます。(後日電話しても繋がらず、そのままドロンしています😫)
とにかく計画的にペットを飼って欲しいと言うのが一番です。
そして最後まで看取る覚悟を持ってほしいです。
”飼い主の年齢による選定”
これが割りと難しいところ。お年寄りの方は寂しくてペットを飼うこともあり、本当に大切にしていらっしゃる飼い主が多いのです。ただ、自分が先に亡くなってしまう場合に身寄りがない犬や猫は自動的に保護動物扱いになります。実はこれってかなり多い事例なんですよね。
ですのでここに年齢による基準を設けようと言う話なのですが、実際にペットを飼うことで生きがいとし、飼い主さん自身も散歩などをすることで健康面で効果的という部分もあるので一概には禁止に出来ない気もします。
如何でしょうか?
この問題って意外と複雑な問題が絡んでいるので何とも言えないですね。
動物の殺処分がなくなれば良いと思っているのはアンケートを見ても一目瞭然なのでなくなるようなんとかしたいですよね。
保護団体の方達も懸命に活動していますが、場所や人手、さらには資金の問題など課題は山積みです。
殺処分も僕らの税金から出ていると思うと何ともやりきれないですし😓
まずは事実、現状を色んな人に知ってもらうこと、そして考えてもらうことが何よりも効果的になるのではないかなと思います。
ですのでこのnoteを見て少しでも気にして考えてもらえれば嬉しいなと思います。
では♪(´ε` )
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