猫の性格、あなたの猫はどんな性格!?
こんにちは。げーしーです。
なんだか凄く久しぶりに記事を書く気がします😓
最近少しサボり気味でしたからね〜😭
という事なのでまたどうぞよろしくお願いします!!
今日は【猫の性格】についてです。
猫を飼われている方はご自身の猫がどういった性格かは理解していますか??
参考論文↓↓
Reliability and Validity of Seven Feline Behavior and Personality Traits
▲猫の性格の調査
猫は犬よりも性格的に気難しく実験室と自宅とでは全く違う性格になってしまうためこういった調査が難しいとされてきました。
よく「猫をかぶる」とう言葉もありますしね。
今回はフィンランドで約4300もの猫の飼い主にアンケートを実施して猫の性格をより細かく分類する統計を行いました。
まず、飼い主に80項目以上あるアンケートに一定の期間を置いて2回、回答してもらいました。
以下の7個の性格に絞り調査を実施しました。
1、活動的・遊び好き
2、恐怖心が強い
3、人間への攻撃性
4、人間への社交性
5、他の猫への社会性
6、トイレの問題
7、過度なグルーミング体質
1つの質問の回答の強度で各性格にポイントが振り分けられるよう設定します。これにより各家庭の猫ちゃんが上記の7つの性格のうちどの性格にたくさんポイントが振り分けられたかを合計して、調査をしました。
▲格性格の品種毎の結果
1、活動的・遊び好き
→ベンガルやアビシニアンでは得点が高く、ラグドールやペルシャ&エキゾチックでは低かった
2、恐怖心が強い
→ロシアンブルーが得点が高く、アビシニアン、バーミーズでは低かった
3、人間への攻撃性
→ターキッシュバンでは得点が高く、アメリカンカールでは低かった
4、人への社交性
→シャム&バリで得点が高く、ペルシャ&エキゾチックでは低かった
5、他の猫への社交性
→オリエンタルやバーミーズで高く、ソマリ、ターキッシュバンでは低かった
6、トイレ問題
→ノルウェージャンで得点が高く、コラットでは低かった
7、過度のグルーミング
→シャム&バリとラグドールでは得点が高く、アメリカンカールでは低かった
以上のことから
・ロシアンブルーは怖がりな子が多い。
・大胆な行動を示すのがアビシニアンやベンガル
・活動的に動くのはベンガル
・人間や他の猫に攻撃的なのはターキッシュバン
・社交的な猫はオリエンタルでよく見られる
・シャム&バリは人懐っこい子が多い
などが言えるみたいです。
ある程度種類で性格が決まりそうですね。
また年齢でも性格の変化が出てくることも証明され、年をとっている猫の方が活発具合が欠けていたり、トイレの問題が多く報告され、また社交性も低点数を示す割合が高かったようです。
その他にも多頭飼育の猫の方が人への攻撃性が低い傾向があるようです。
以前の記事で犬の性格を紹介したのですが、今回は猫verで記事を書いてみました。
前回の記事はこちら↓↓
こうやってみると猫種によって大きく性格が変わるのも面白いですね。
初心者にはロシアンブルーとかは少し難しいのかもとか、ベンガルとかの方がよく遊んでくれそうなど、飼育の目安になりそう。
ただ本当に猫それぞれでまるっきし性格が違うので全部が全部そうではないことだけ念頭に置いてみる方が良いと思います。
実際に診察室でゴロゴロ甘えてくるロシアンブルーもいますしね!
では。♪(´ε` )