犬は言語を聞き分けらる!?
こんにちは。げーしーです。
先週思いっきり転けて後頭部を強打してから何となく調子が悪いですが、
ここ最近はやっと首の痛みもなくなり調子を取り戻しつつあります。
また今日からしっかりnoteを更新していこうと思います😤
今日は犬の聴覚シリーズ!
犬はどこまで人の言語の違いを認識できる?という内容です。
▲違う言語も理解可能!?
以前、犬の記憶力という記事を書かせてもらったように人間が扱う言葉においての記憶力、理解力というのは結構あるというのは解明されつつあります。まだ読んでない人はこちら↓↓
今回の実験者はハンガリーの神経生物学者のローラ・クアヤ氏のふとした疑問から研究へと発展しました。
クアヤ氏は最近になり、愛犬の”クンクン”と共にメキシコからハンガリーへと移住してきました。
ハンガリーの人達は友好的であり、”クンクン”にもとても親切に接してくれたそうです。その時に疑問に思ったのです。
「犬は言語の違いを理解しているのだろうか??」
そこで今回の研究が発足しました。
Speech naturalness detection and language representation in the dog brain
18頭の多種多様な犬種に協力してもらい実験を実施しました。
内容は・・・。
1、聞き慣れている言語
2、聞き慣れていない言語
3、人工的に作った非言語
をそれぞれ聞いてもらい、リスニングしている時にMRIを実施して脳にどのような変化が起きるのかを測定しました。
聞かせる内容としては聞き慣れている言語(ハンガリー語)の”星の王子さま”の朗読を用意しました。聞き慣れていない言語としてはスペイン語で星の王子さまの朗読を聞いてもらいました。
すると非言語と言語を聞き分けるのはもちろんのこと、違う言語の場合でも脳の活性化する部位に違いがみられました。
この違いは主に脳の活性化する部位により証明されたとのことです。
言語と非言語の場合は脳の一次聴覚野という部分で処理され活性化している反応がみられました。対して言語の違いを聴かせた場合は一次聴覚野では変わらず二次聴覚野の部分で異なる反応が見られました。
また実験では高齢の犬の方が二次聴覚野の活性が盛んであり、つまりは知っている言語と知らない言語の違いを区別する能力が長けているのではないかというのが研究結果からわかりました。
クアヤ氏は「人間は犬の賢さを過小評価しているかも知れない。犬は私達が思っている以上に周囲の変化に敏感で物事を理解している可能性がある」と述べています。
おそらく引っ越してきた愛犬の”クンクン”ちゃんも言語の違いで少し困惑したのかも知れませんね。
他国に引っ越すというのがないかも知れませんが、そういった場合はゆっくりその国の言語にならさせてあげた方が犬も落ち着くかも知れません。
では。♪(´ε` )
もし良ければサポートしてください! これを生かしてより良い記事を作っていきます!!!