犬の記憶力

　こんにちは。げーしーです。
あっという間に今年も終わりそうですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか？今年も色々とあって激動の1年でありながらも無事に年末を迎えられる事に安堵しています😊

今日は犬の単語の記憶力に対する論文の紹介をしたいと思います。

▲犬ってどのくらい言葉を覚えているの？
　ご自身で飼っているわんちゃんは人間の言葉を理解していると感じることはありますか？
感じることがあるよっていう人、結構多いのではないでしょうか。例えばわんちゃん自身の名前。呼びかけるとちゃんと振り向きますよね。あとは「ご飯」とか「散歩」とか何かアクションを起こす前に必ずかける言葉とかは割と反応すると思います。
では実際に人間の言葉はどのくらい理解しているのでしょうか？

　カナダのダルハウジー大学では165匹の犬の飼い主にアンケート調査を行い、どのくらいの言葉に対して理解、反応するかを確かめてもらいました。
各単語を言った後に犬のリアクションに対して５段階の評価をしてもらいどのくらいの反応強度と反応率を調べました。
今回の調査では訓練犬（警察犬や介助犬など）も含まれていました。

　全体の結果では、平均で約89単語を記憶していることがわかりました。
訓練犬ではなくても中央値でとると70単語ほどを記憶している可能性があるという結果が出ました。
こと訓練犬だけで見ると一般の家庭犬よりも約１.５倍ほど多い単語を記憶しているみたいです。

犬種で言うとシェパードやコリー、キャバリアやチワワなどは相対的に単語の記憶力がよく、逆に記憶力が良くないのはビーグルやウィペット、ボクサーなどはそこまで記憶力が良くないと言う結果になりました。

ちなみに過去に実験をしていたボーダーコリーのリコちゃんはおよそ200個の単語を覚え、それに該当するおもちゃを持って来れるような実践データがあるらしいです。
その他にも単語として名詞だけを覚えるのではなく、動詞との組み合わせも理解する犬も多くみられたとのことなので意外と人間の言葉に対して多くの言葉を理解している可能性があると示唆されています。

　ふと「この子はどのくらい自分の言うことを理解しているのだろう？」と考えたことはあってそれについて色々と調べていたのですが、今回の実験をみて意外と多くの言葉を理解しているんだなと思いました。

　飼われているわんちゃんはどのくらい飼い主さんの言ったことを理解していますか？一度試してみても良いかも知れませんね！

では・♪(´ε｀ )